601STUDIO レコーディングスタジオ訪問・ハイエンドカーオーディオでの原音再生/音質向上

カーオーディオ屋的な視点からお勉強するために、レコーディングスタジオの視察に行ってきました。

名古屋の「601STUDIO」様。http://601.joysound.com/

 STUDIO601 レコーディングスタジオ HOT WIRED 名古屋 ホットワイヤード

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カーオーディオでもホームオーディオでも、「良い音」の一つの定義として、「原音再生」という言葉をよく聞きます。

じゃあその「原音」を知ってないと、そもそも「良い音」の判断基準を知らないのに良い音を再現できるのか? という事になってしまいます。

じゃあ「原音」ってどれ? 

てな訳ですが、ライブやコンサートも参考になるとは思いますし、楽器自体の音も原音ではありますが、作る側のミュージシャンではなく、我々リスナー(一般消費者)にとっての「原音」とは、楽器の生音でも、生の歌声でもなく、商品として作り込まれて「レコーディングスタジオで録音された音」ということだと思っています。

そして、その「レコーディングスタジオで録音された音」を、出来るだけ「正確に正しく再生すること」が良い音のカーオーディオだと考えています。

少なくとも、ハイファイとか音質系と言われる種類のカーオーディオの「良い音の定義」はこれだと考えています。

※低音ドッカンドッカンも、高音キンキンも、自分の好きなように鳴らせるのもカーオーディオの醍醐味です。(^^)

 

ホットワイヤードが積極的に参加している、ヨーロッパ規格のハイエンドカーオディオコンテスト、EMMA (European Moble Media Association) の審査用CDは、スタジオでマイクを2本立てて、専用の音源を録音して作られています。

EMMAの審査用CDのライナーノーツには、録音時のスタジオ内での楽器の位置や、演奏空間の大きさなどが明記されていて、どのように録音されたのか? どのように演奏されているのかを明確に公開した上で、カーオーディオシステムの空間の再現能力、楽器やボーカルの位置関係の再現、サウンドステージの幅、高さ、奥行きなどの正確な再現能力を競っています。

(審査員の好みとか機材の性能を審査しているわけじゃないんですよ!)

 

 

というわけで、カーオーディオプロショップが、「良い音」を再現/再生するための「原音」の確認/お勉強をさせていただきました。(^^)

 

プロが使うレコーディングスタジオの設備は圧巻です。

STUDIO601 レコーディングスタジオ HOT WIRED 名古屋 ホットワイヤードSTUDIO601 レコーディングスタジオ HOT WIRED 名古屋 ホットワイヤード

STUDIO601 レコーディングスタジオ HOT WIRED 名古屋

「正しい音」を聴くためのスタジオモニタースピーカー。

すごく「良い音」です。(^^)

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STUDIO601 レコーディングスタジオ HOT WIRED 名古屋 ホットワイヤード
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カーオーディオで「良い音」=「正しい音」の再現に精進したいと思います。(^^)

プリウス ハイレゾ AUDISON MERCURY HOT WIRED プリウス カーオーディオ ハイレゾ AUDISON MERCURY HOT WIRED プリウス ハイレゾ カーオーディオ  AUDISON MERCURY HOT WIREDプリウス PRIUS ハイレゾカーオーディオ  AUDISON MERCURY HOT WIRED

 

 

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カーオーディオのゲイン調整/アンプのゲイン合わせの正しいやり方・正しい音調整の方法

カーオーディオのゲイン調整・アンプのゲイン合わせの正しいやり方

カーオーディオのゲイン調整は、音質を決定づける最も基本的かつ最も重要なサウンドセッティングです。

しかし、アンプのゲイン調整というと、なぜか耳で聞いて適当にやる方法しか紹介されていないのが不思議です。

カーオーディオ雑誌などで、聴感でゲイン合わせをやる方法を紹介していたりしますが、それらはあくまでも、何の機材も持たない素人が他にやりようがないから、とりあえずざっくり合わせる時の方法であり、プロがお客様の車に施工するための正しい方法ではありません。

 

スピーカーの位相の確認や、アンプのゲイン合わせは、本来は音を出す前の段階で実施する、最も基本的な設定・音調整なのですが、

プロショップならみんな普通に正しくやっているのだろうと思っていましたが、測定機器すら持っておらず、耳で聞いて適当にやっている事例が多いことに驚いています。

スピーカーの位相、オーディオ機器のゲイン調整/ゲイン合わせは、聴感では不可能です。

CDプレーヤー、ナビヘッド、プロセッサー、パワーアンプ、プリアンプ、ラインドライバー、クロスオーバー、など、システムに組み込まれているオーディオ機器全てを正しくゲイン調整・ゲイン合わせをして、「最大出力で設定&全ての機器を同調」する必要があります。

※DAPやiPhoneなどのポータブルプレーヤーを使用したカーオーディオも、ゲイン合わせが必要です。

https://www.youtube.com/watch?v=_HJOTtpgelE

 

 

プリウスphv オーディオカスタム ハイレゾ プリウスphv ハイレゾオーディオカスタム

 

とりあえず音は出ますので、ゲイン調整や位相調整の重要性をわかっていいない方が多いようですが、

ゲイン調整は、カーオーディオの音質に決定的な音調整です!

どんなに高価なアンプを取り付けても、正しいゲイン調整やらなければ、正しく性能を発揮することはできません。

調子の悪いエンジンの車みたいな感じです。
(とりあえずは走ってるから、鈍感な人/こだわっていない人はそんなもんだと思って乗っている)

スピーカーの位相は、さらに基本的で、決定的な音調整です。

正相か逆相かを耳で聞き分けることはほぼ不可能で、どこかのスピーカーが、逆に動いている状態なのですが、とりあえずは音は出てしまうから、これまた鈍感な人・こだわらない人はこんなもんかな?と思って聴いている。

耳の良い人だと、なんかグニャとして気持ち悪い音だと感じます。

ハイエンドカーオーディオってのはね、フルボリュームでも歪みがなく、高音質で、大音量かつ静寂感があり、クリアでスピード感のある中高音と地を這うような重低音がガッツリ鳴るはずなんですよ!

「大音量で静かなカーオーディオ」って意味わかりますか?(笑)

 

パワーアンプのゲイン調整・ゲイン合わせには、オシロスコープ、デジタルテスター、ディストーションディテクターなどの測定機器が必要です。(耳ではできません。)

スピーカーの位相調整は、フェイズディテクターが必要です。(耳ではできません。)

パワーアンプのゲイン調整・ゲイン合わせ パワーアンプのゲイン調整・ゲイン合わせの方法 カーオーディオ 

 

カーオーディオの正しいサウンドセッティングのやり方:http://www.hotwired.co.jp/blog/?cat=1438

パワーアンプの正しいゲイン調整のやり方:
http://www.hotwired.co.jp/blog/?p=13289

 

特にマルチシステム、マルチアンプのシステムですと、ゲイン調整がはさらに重要で、聴感で適当にやるレベルでは、ゲイン調整箇所が多い分、さらに激しくバラバラになってしまいます。
左右の音量すら整いません。

ゲイン調整とマルチアンプの出力の同調設定:https://www.youtube.com/watch?v=J0m9OJbkV8Q

このゲイン調整、出力の同調作業は、経験やスキルが必要な地味に大変な作業ですが、

調整機器を正しく使用して、正しくゲイン調整をやっていないカーオーディオシステムでは、高音質は望めません。

 

カーオーディオのサウンドセッティング・音調整
パワーアンプのゲイン調整・ゲイン合わせ
プロセッサーのサウンドセッティング・音調整

正しいカーオーディオのサウンドチューニングは、ホットワイヤードまでお問い合わせください。

ご予約はメールにて承っております。

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SMDのDISTORTION DITEXTOR DD-1などのカーオーディオ調整機器は、HOT WIREDにて販売しております。

 

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EMMA JAPAN FINAL 2018/ACG FINAL 2018 in お台場 サウンドコンテストのリザルトと優勝車両のご紹介

2018年11月25日、お台場にて、EMMA JAPAN FINAL 2018が開催されました。

日本では唯一の、国際標準の世界共通ルールで審査する、ハイエンドカーオーディオのコンテストです。

余談ですが、バイク用のプロテクターやヘルメットもCE規格というヨーロッパの規格が最も信頼できる世界基準の安全規格として認知されています。(SG規格じゃ死にますよ(笑))
バイクや自動車などの工業製品の安全基準や自動車の排ガス/環境基準も、ヨーロッパの規格がもっとも厳格かつハイスペックな性能を要求する規格として事実上の世界標準になっていて、日本はヨーロッパからそれらの規格を押し付けられる形で渋々基準を上げている感じですね。日本製のバイクは、ヨーロッパの規格をパスできないために2016-2018年で生産中止になった人気車種がたくさんあります。(セローやSRなど)

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EMMAのカテゴリーは、エントリー、スキル、マスター、エキスパートの4クラス。

ホットワイヤードのお客様からは、2台がエントリーしていただきました。

SKILLの金額無制限クラスに、シトロエン C4 と、MASTERの金額無制限クラスに、プリウスPHV。

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ずらりと並んだトロフィー。(^^)

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すっ飛ばしていきなり結果発表。

シトロエン C4 が優勝しました。(^^)

先週やっと音が出た、できたてほやほやのプリウスは、惜しくも2位でした。(^^)
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EMMA JAPAN 2018, SKILL CLASS 優勝車両のシトロエンC4と、優勝トロフィーを手に、夕日のお台場、フジテレビをバックに黄昏れるオーナー様。(^^)

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実はこのシトロエンは、純正CDデッキ+iPhoneをソースユニットにしています。

ホットワイヤードが得意の、純正ナビ+DSPで高音質を実現するカーオーディオです。

しかもiPhone5SE とか言う古いiPhoneに、EMMAのコンテスト用CD音源を入れて、金額無制限クラスの高級カーオーディオ搭載車両に挑みました。(^^)

正しく調整されたDSPは、正しいイメージングや定位、正しいスペクトラムバランス、音の正確性をハイレベルに再生する事が出来き、結果的に高音質なカーオーディオを実現できる事を見事に証明した形になりました。

高級機器を取り付けるだけでは正しい音は出てこないのです。

シトロエン純正CDプレーヤー+iPhone

 

「良い音のカーオーディオ」 の定義は、「正しい音を再生できるカーオーディオ」なのです。

高級オーディオ機器そのものの音質を競っているのではなく、また、誰か特定の人物の好みに合わせる事を競う訳でもなく、

EMMA や IASCA の世界基準の音質コンテストでは、高音/中音/低音/重低音が正しく再生できるかはもちろんの事、ステージの高さ、幅、奥行き、楽器やボーカルの位置関係などが正しく再生できるかどうかを客観的に採点して行きます。

料理で例えれば、高級食材そのものの味を競っているのではなく、
正しく調理された料理の味と出来栄えを競っているのです。

 

 

こちらのシトロエン C4は、2019年最初の「カーオーディオマガジン」で大きく紹介される予定です。

カーオーディオマガジンは、1月30日発売です!

 

 

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50プリウス正しいドアのデッドニングのやり方/専用アルパインスピーカー STP ホットワイヤード

50プリウスのカーオーディオの音質向上の方法のご紹介です。

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50プリウスの正しいドアのデッドニングのやり方:

https://youtu.be/Yqj4iDt9Aq8

 

ナビは大画面のALPINEフローティングBIG-X

イコライザーやタイムアライメントなどの音調整機能も内蔵しています。

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フロントスピーカーも、アルパインのプリウス専用 セパレート3ウェイスピーカー

X2-25TW-PR :標準小売価格 ¥45,000(税別)

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そして、音質向上にもっとも重要なのはドアのデッドニング。

スピーカーを換えても、デッドニングをしないと、スピーカーの性能を発揮することができません。

特にエコカーは、鉄板が非常に薄くて弱いので、デッドニング材で補強することも重要なのです。

引き締まった、スピード感ある音を再生できるようになります。(^^)

カーオーディオの音質向上と同時に、「車が静かになる」、「エアコンの効きが良くなる」などの良い副作用があります。

今回のドアのデッドンングは、HOT WIREDの標準コース:6万円(税別)です。

こだわりの一枚張り。

できるだけ強度を上げるため、材料はできるだけカットしないで一枚張りで継ぎ目無く、干渉する部分だけを最小限にくり抜いて、できるだけ鉄板に密着するように丁寧に圧着することがポイントです。

 

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50プリウスの音質向上、車内の静音化、スピーカー交換、デッドンングのご予約は、メールにて承っております。

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50 プリウス 新型サイバーナビの音調整の方法/サイバーナビのサウンドセッティング/アンプのゲイン調整

名古屋のカーオーディオ専門店、ホットワイヤードは、他店にてお取付けのカーオーディオ、ナビ、DSP、プロセッサーの、「音調整」だけのご依頼も大歓迎です。(^^)

カーナビ/カーオーディオの音調整で、遠方からお越しいただくお客様が増えています。
おクルマをお預かりして、最寄駅までの送迎もできます。JR名古屋駅まで15分くらいです。
代車もご用意できます。

 AVIC-CL901-M、AVIC-CW901-M、AVIC-CZ901-M、パイオニアの新型サイバーナビは、三菱サウンドナビのようなサウンドセッティング機能が増えて、より音質指向な調整が可能になりました。

マルチシステム、31バンドのグラフィックイコライザー、タイムアライメント、クロスオーバーなどのDSP(デジタルサウンドプロセッサー)を内蔵しています。

 サイバーナビのDSP音調整/サウンドセッティング一式:35000円

作業時間:1〜3時間くらい

ご予約は、メールにて承っております。 information@hotwired.co.jp

 

50 プリウス のサイバーナビの音調整のご依頼です。
お打ち合わせしながら作業を進めさせていただきましたが、その日のうちに仕上がりました。(^^)

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50 プリウスに、新型サイバーナビと JL AUDIO の ZRシリーズの2wayセパレートスピーカー&JL AUDIO 4CH.パワーアンプ。

「プロセッサーの音調整でもう少し音が良くなるのではないか?」

というご相談です。

良くなると思いますよ!(^^)

 

お客様からのヒアリング内容:

*プロセッサーの音調整はやってあるのだが、イマイチな感じ。
*過去に何度も音調整はやっているので、今度もあまり変らない程度の結果だったらイヤだな。
*ホットワイヤードの音調整で本当に今より音が良くなるのでしょうか?
*もっとツヤのある音が好きだから、その様な音に仕上げる事は可能なのか?
*JL AUDIOのZR650-CSi はアルミドームツイーターだから高音がキンキンして音が良くないのでしょうか?

 

カーオーディオの音調整/サウンドセッティングの内容の説明:

サイバーナビに限らず、カーオーディオのDSP(デジタルサウンドプロセッサー)の音調整は、イコライザー/クロスオーバー/タイムアライメントなどのセッティングが主な機能ですが、

これらの機能は、「自分の好みの音」などの特定の音を作り出す事を目的にしている機能ではありません。

「ショップ独自の音作り」とかでもないのです。

作品として完成している音源に対して、

「正しく設定した機器で、正しい音を再生できる様にする」機能がDSPです。
音調整でなにか音づくりをしたり、色を付けたりする事はありません。

ホットワイヤードのサウンドセッティングの第一目標は、まずは教科書通りの正しい状態に設定する事を目指します。

特定の好みの音などについては、その後でお打ち合わせしましょう。

まずは正しく調整して、音源通りの正しい音が再生できる様にします。

※コレjをすっ飛ばして、色々トッピングして味付けを足していくと、どんどんグチャグチャの音になって、調整機能が多ければ多いほど、別けがわからなくなるのです。

同時に、今ご使用のオーディオ機器の最大のパフォーマンスを発揮できる様にセッティングします。(^^)

詳細は、HOT WIREDの他のブログ記事でも詳しく紹介していますので、参照してください。

 

 

今回実際におこなったサイバーナビのサウンドセッティングの方法をご紹介します。

オーナー様にも少しお手伝い頂きました、ありがとうございました。m(__)m

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新型サイバーナビのサウンドセッティングは、カットオフ/スロープ、タイムアライメント、イコライザーのセッティングが重要です。

プロセッサーのサウンドセッティングのコツ その1:

バランス/フェーダーは真ん中、各メーカー独自のエフェクト/音響効果などはすべてオフにする。

クロスオーバーの設定は、スピーカー付属のパッシブネットワークやメーカーの推奨値を知っておく事も重要です。

タイムアライメントは、各スピーカーまでの距離を正確に計る事が基本です。

 

タイムアライメント調整のプロのコツ①:
左のスピーカーは、左の耳からの距離を、右のスピーカーは、右の耳からの距離を、測定して、入力します。 

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レーザーで正確に距離を測ります。

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タイムアライメント調整のプロのコツ②:
聴感での微調整が重要なタイムアライメントの設定では、頭を動かさなくても、調整画面をタッチできる様に工夫する事が重要です。
HOT WIRED特製の伸び〜るタッチペン。(^^)

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カーオーディオのイコライザーの調整方法。

正しいイコライザー調整の方法①:
運転席にマイクを設置して、ピンクノイズと呼ばれる、専用のテスト信号を再生して、アナライザーで周波数特性を測定しながら、リアルタイムで調整します。

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こちらが、入庫時のイコライザー調整前の車内の周波数バランス。

ディップやピークが激しく、重低音と超高音域は、表示されていない=出ていない。

重低音が無いのに80ヘルツくらいがブーミーな音で、高音が無いので、全体に曇った音で、情報量が欠落していて、ボリュームを上げるほど聴き疲れする音と推測できる。

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こちらが、イコライザー調整後の周波数バランス。

全域でスムーズな周波数特性に調整できました。(^^)

ほぼ理想的な車内の周波数特性になっているのが目で見てわかります。
この状態を作る為の左右独立31バンドのイコライザーなのです。

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重低域がストンと落ちてなくなっているのは、お手軽パワードウーハーなので、致し方ありません。

できない機械に対して、出ない音域を無理にブーストすると逆効果になりますので、うまくバランスをとるのも音調整のコツです。

今のシステムにサブウーハーの追加で、かなりの音質向上が期待できます。

 

 

サイバーナビのボリュームが15くらいですでに音量が大きく、また歪み感の多い音質だったので、パワーアンプのゲインをあげすぎている事が容易に推測できました。

なので、サイバーナビの最大出力/最大ボリューム値の測定と設定、パワーアンプのゲイン調整(無歪み時の最大出力の設定)、スピーカーの位相の確認、をお勧めいたしました。

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アンプのゲインとボリュームの違い。

カーオーディオのパワーアンプのゲイン調整の正しいやり方。

JL AUDIO のパワーアンプ、HD600/4

パワーアンプのゲインを上げすぎていると、

「ナビのボリュームに関係なく、全域で歪んで荒れた音楽信号を聴くゲイン設定」

になります。

パワーアンプのゲインが低すぎると、

「いくらボリュームを上げても、全域で情報量の欠落したうすい音楽を聴くゲイン設定」

になります。 

 

 

と、その前に、サイバーナビのゲイン調整が必要です。

パワーアンプのゲイン調整の前に、ヘッドユニットのゲイン調整をやります。

サイバーナビの無歪み時最大出力は、1.4805Vでした。
音楽信号がまったくクリップしない、とても優秀なヘッドユニットである事もオシロスコープの波形で見て取れます。

今回は、最大出力をボリュームの37で設定しました。
サイバーナビは、ほんの少しのボリュームの違いで、出力が大きく減りますので、注意が必要です。

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コレで、サイバーナビの最大のパフォーマンスを引き出したわけです。

次に、JL AUDIO のパワーアンプのゲイン調整をやります。

オシロスコープの波形で、音楽信号がクリップしているが見て取れます。

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アンプのゲイン調整は、クリップする直前のギリギリの最大出力で設定するのがコツです。

そもそも、パワーアンプのゲイン調整ってなに? なぜ必要?

車のエンジンに例えると、
自分の車のエンジンの最大出力/最大トルク発生する回転数をきちんと調べて、その回転数に運転方法をぴったりあわせる作業です。

例えば、6800回転/320馬力のエンジンなら、6800回転回さないと最大の馬力がでてませんし、回しすぎのオーバーレブでは逆に出力が下がりますし、機械を損傷します。

カーオーディオのパワーアンプのフルパワーを出せる様にセッティングするわけです。

人間の耳とカンだけでセッティングするのはほぼ不可能です。

アンプのゲイン調整は、地味ですが、非常に重要なサウンドセッティングなのです。

料理に例えると:
ゲイン調整前:
情報量が少なくて、歪んだ音=(元々薄いダシをさらに薄めて作った料理)

ゲイン調整後:
情報量が多く、太くてツヤのある、リアルで透明感があり、フルボリュームの大音量でも歪まない、キレイな音:(元々濃いダシを使って、さらに増幅した料理)

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JL AUDIO のパワーアンプは、まったくクリップしない様にゲイン調整して、最大出力が約26Vでした。

これで、フルボリュームでガンガン鳴らしても壊れないし、歪みが無く、音が割れしないので大音量でもやかましくない、JL AUDIO らしい、パワーハイファイなカーオーディオになりました。(^^)

 

ゲイン調整時に、各OUT PUT チャンネルの出力を揃える作業も同時にやります。

左右独立のゲインがあるアンプは要注意です。
ゲイン調整で、0.1V単位でゲインを揃えないと、左右の音量が永久に揃わず、正しいステレオ再生が不可能なシステムになってしまいます。

 

サウンドセッティングを完了して、オーナー様に試聴していただきました。

「スゴく良くなった」 と喜んでいただきました。

それぞれの調整での違いを実感していただけたので良かったです。

ありがとうございました。

 

 

 

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