ALPINE H701/H800 DSP デジタルサウンドプロセッサーの調整 サウンドセッティング 音調整

他店で取り付けたカーオーディオの,音調整のみのご依頼で入庫のSAI。

カーオーディオプロショップにて取付の,ALPINE H701 DSP デジタルサウンドプロセッサーの調整 

ずーと、あーでもない,こーでもない、と,取り付けショップのスタッフはもちろん,知り合いのアルパインの社員さんとまで、いろいろ設定をいじってきたそうですが,

どうにもおかしいなー、とずーと思っていたそうで,

今回ついに本気でサウンドセッティングをする気になったそうです。

 

カーオーディオの,サウンドセッティング 音調整

 

デジタルプロセッサーの調整は,

クロスオーバー,タイムアライメント,グラフィックイコライザーがメインになりますが,その他にも色々と設定があります。

音調整と言うより,基本設定がそもそも,めちゃくちゃだったので,調整を始めることができませんでした。(>_<)

(なんと,左のツイーターから,左のミッドの音が出てました・・・)

がんばって,基本設定を直して、最初の1日目は終了。(汗)

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で,

プロセッサーのサウンドセッティングをやる前に,

お約束の位相チェック!

スピーカーの位相って何?

簡単に言いますと,スピーカーのプラス/マイナスの端子が正しく配線されているかを確認する作業です。

スピーカーのプラス/マイナスは,まちがえて逆に接続しても、実は壊れませんし,普通に音も出ます。

ただ,スピーカーの動きが全く逆になるのです。

これを逆相と言います。(スピーカーを裏返して聞いている状態です。)

 

人間の耳や目では判断できませんので、位相チェッカーという機械を使用します。

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意外と良くある事なのですが、

このクルマは、運転席のドアのスピーカー,助手席側のツイーター,リアの左スピーカーのプラス/マイナスが逆に接続されていました・・・。

スピーカーを外して,配線を直すよりも,パワーアンプの出力のところで配線を直すことにしました。

理由は,今回はパワーアンプ2台のゲイン調整も依頼されていますので,どのみちアンプの配線をバラしますので。

 

カバーで隠されたアンプを外してみました。

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アンプの固定はなんと,両面テープ。

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直しておきました・・・。

 

 

次!

パワーアンプのゲイン合わせです。

ゲイン調整も人間が耳で聞いても不可能ですので、オシロスコープとデジタルテスターで測定して,パワーアンプのゲインを調整します。

ゲイン上げすぎでハンパない信号の歪み方です・・・。

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アンプのゲインを上げすぎて,音楽信号がクリップすると,普通はこんな波形になるのですが,

 th_IMG_7272 

このアルパインのPDXアンプは,小型でハイパワーを優先したクラスDアンプなので,ほんのちょっとでもゲインを上げすぎると,

こんな感じで、ひどい歪み方をします。

なので、クラスDアンプは、ゲインのセッティングが特にシビアなアンプと言えます。

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今回、特にご希望の,タイムアライメントの調整です。

「ボーカルがダッシュボードのセンター,フロントガラス付け根あたりで完璧にフォーカスして欲しい」と,

この、斜め下に向いて取付けてあるツイーターの取り付けでは,ちょっと無理があるのですが・・・

できるだけガンバリます。

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わたしが,ガジェット好きなだけではありませんよ!

ミリ単位で,正確に距離を測る為には,これは必需品なのです!th_IMG_2193 

レーザーで距離を測る,レーザー距離計?th_IMG_2194

レーザーポインターとしても使えそうですね。

th_IMG_2186  

こんな感じで,スピーカーにレーザーをあてて,距離を測ります。

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完璧に正確な距離が測れます。

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 th_IMG_2421   

計測した数値を元に,最終的には聴感で微調整します。

 

 

続いて、グラフィックイコライザーの調整。

アルパインのH700プロセッサーもサウンドナビプレミや、H800 と同様に,左右独立で,31バンドのグラフィックイコライザーの調整が可能です。

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右と左のスピーカーを別々にイコライザー調整するわけです。

もちろん最後には,すべてをブレンドしたセッティングを出して完成になります。

長時間,大音量のピンクノイズにさらされながら,RTAのサウンドセッティングをしますので、聴覚保護の為のヘッドセットは必需品です。

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 いつも通り、運転席にマイクを立てて,リアルタイムアナライザーで計測しながら,イコライザー調整をします。

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このくらいが,限界でした。

超高域と、超低域は,どうがんばっても,画面に表示されませんでした・・・

マイクで拾えないほど出ていないのです。
(つまり聴こえない)

ツイーターの取り付け角度を直す事で、高音域は改善できそうです。

トランク内のサブウーハーがほとんど車内に聞こえてこないのが原因と思われます。

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だいぶ裏技も使って,ねばって、ここまで,セッティングしました。(^_^;)

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続きはまた後日のブログで!

 

カーオーディオの音調整は,ホットワイヤードまでお気軽にご用命下さい!

デジタルサウンドプロセッサーの調整一式:35000円〜

ご予約はメールにて承っております。

 

 

 

 

 

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