BUELL XB12s フロントフォーク オーバーホール オイル交換+シール交換 リアショックのオーバーホール 

BUELL XB12s フロントフォークのオーバーホール( オイル交換+シール交換)と リアショックのオーバーホールのご紹介です。

BUELLのフロントフォークのシール交換・オイル交換を動画でもご紹介@HOTWIREDCHANNEL
https://www.youtube.com/watch?v=ePDl9bnZfqg
https://www.youtube.com/shorts/8un8iqnaFNE
https://www.youtube.com/watch?v=a0fWLm4QlD8

buell xb12s LEDヘッドライトbuell xb12s フロントフォーク オーバーホール シール交換 リアショック オイル交換 スプリング交換 オイルシール

 

フロントフォークのオーバーホールはいつもの通りサクサクと進めます。

カラーなどは再利用して、フォークオイルを交換することと、オイルシール、ダストシールを新品に交換する。

HDのEか、10G を入れます。
S,R,SSの油面は、117mm。

BUELLのフォークシールは、SKFの緑色のヤツに交換します。

 

ビューエルのフロントフォークのオーバーホール、フォークオイル交換、フォークシール交換の詳細は、以下のページをご参照願います。
http://www.hotwired.co.jp/blog/?p=15369

th_O3VtMJKKR324gnd%mYyV8A_thumb_72716 th_kXkPsFKSTZKRQv4smKNqKQ_thumb_72714 th_VAmqva1mRkKpH6wlZrmx1Q_thumb_7270b th_dns4UufGS0+lTIZFU6lb5w_thumb_7270d th_zOAKZ5IVQV+Pe6Vb%+CfEA_thumb_72711 th_UNADJUSTEDNONRAW_thumb_72707 th_4HPHWBchQUK+9wx3c1KLYQ_thumb_72710th_uz7gQP2lQYyqmgP1dkgKRQ_thumb_7270cbuell xb12s skf フロントフォーク オーバーホール シール交換 リアショック オイル交換 スプリング交換 オイルシールbuell xb12s skf フロントフォーク オーバーホール シール交換 リアショック オイル交換 スプリング交換 オイルシール

 

BUELLのモデル別のリアショックを色々と比較してみる。

どうやらほとんどのモデルで、スプリングの色が違うだけでほぼ全く同じもののようである。
(スプリングレートとか詳しいかた教えてください。)

SS、ユリシーズなどのロングモデルとその他のモデルは互換性はなく、そのまま取り付けることはできない。

青いスプリング:S、R
白:STT
黄:Scg、9S(黄色のスプリングだけ短い)
黒:SS
シルバー:ULYSIS

 

buell xb12s フロントフォーク オーバーホール シール交換 リアショック オイル交換 スプリング交換 オイルシールth_IMG_7053

 

こちらはハイパープロのスプリング。
プログレッシブ

一巻き多いようにも見えます。

間隔の狭い部分と間隔の広い部分でバネレートが違うのが、プログレッシブスプリングだ。

間隔の狭い部分が柔らかく、街乗りの乗り心地を良くして、間隔の狭い部分のバネが硬く、負荷の高い走行にも対応するという、イイとこ取りを目指したスプリングな訳だが、純正サスのスプリングもプログレッシブになっているものが多い。

ハイパープロのスプリングに交換したリアサスで、実際に数ヶ月くらい乗ってみた感じは、

『全く変化が体感できません』 でした。(>_<)

そんなわけねーと、食い下がって色々試しましたが、純正比較して、良くも悪くもなく、私の鈍感なケツでは、全く何の変化もメリットも感じられませんでした。

buell xb12s フロントフォーク オーバーホール シール交換 リアショック オイル交換 スプリング交換 オイルシールbuell xb12s フロントフォーク オーバーホール シール交換 リアショック オイル交換 スプリング交換 オイルシールbuell xb12s フロントフォーク オーバーホール シール交換 リアショック オイル交換 スプリング交換 オイルシールbuell xb12s フロントフォーク オーバーホール シール交換 リアショック オイル交換 スプリング交換 オイルシール

 

 

とにかく乗り心地の悪いビューエル。

リアショックが抜けてくるとさらに乗り心地が悪化してくる。

どんなに新しい個体でも、すでに10年以上前の旧車のビューエルですから、
どんなに状態の良い個体であっても、サスペンションがへたってないわけがない。
大抵の個体はサスが抜けきっていますが、多くのオーナーがこんなもんかなと思って乗っています。(T_T)

BUELLの抜ききったダンパーの動画(恐)

ダンパーが抜けてくると、サスが柔らかくなるような気がするのだが、ダンパーが効かなくなった結果、バネだけで乗っているような、グラグラして不安定かつ、ゴツゴツ硬くて、常に激しい突き上げを食らう状態になってしまい、さらに乗り心地が悪くなっていくのだ。

buell xb12s フロントフォーク オーバーホール シール交換 リアショック オイル交換 スプリング交換 オイルシールbuell xb12s フロントフォーク オーバーホール シール交換 リアショック オイル交換 スプリング交換 オイルシール ビューエル

BUELLは色々な消耗部品の消耗が早いようです。
フォークオイルの交換やホイールベアリング交換くらいは車検毎くらいでやらないとベストコンディションを維持できないようです。

 

お問い合わせは、必要事項を記載の上、「メールにて」お問い合わせ願います。
information@hotwired.co.jp

 

 

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BUELL XB12S ノッキング/スパークプラグ交換/オイル交換/プライマリーオイル交換

BUELL XB12S ノッキングが発生するようになった。

ミスファイヤ、バックファイアも多い。

高めのギアでアクセル開けて、エンジンに負荷がかかる感じで運転すると、カリカリ音がするような気がする。

感触もなんか変・・・。

そういえばファンもよく回るようになった気がする。(真冬でもすぐに回り出す)

スロットルボディーとインテークを掃除しようと思って、キャブクリーン的なケミカルをスプレーしたら余計調子悪くなった・・・。

 

 

※CHROMEで画像が表示されていない場合は、他のブラウザーやスマホモードでお試しください。

 

 

エンジンオイル交換とスパークプラグ交換をすることにした。

早速近所のハーレー中川さんへオイルとプラグを買いに。
ホットワイヤードから徒歩圏内にハーレーディーラーがあるのですよ。v(^^)v

BUELL オイル交換の方法 スパークプラグ交換の方法 ホットワイヤード 名古屋BUELL オイル交換 スパークプラグ交換の方法 ホットワイヤード 名古屋BUELL オイル交換 スパークプラグ交換の方法 ホットワイヤード 名古屋 SYN3BUELL オイル交換 スパークプラグ交換の方法 ホットワイヤード 名古屋

メカニックさんと相談して、今回は超高級品のSYN3を入れてみることにした。
1ガロン:18000円くらい。
ミッションオイルも兼ねているのは楽で良いね。

スパークプラグは、HD純正品が意外と安くて、1本:1300円くらい。

BUELL  ハーレ純正 スパークプラグ交換の方法 ホットワイヤード 名古屋

BUELL用のスパークプラグの品番は、10R12X

10R12Aは普通のハーレー用だからダメです。
XRとBUELLだけが、10R12X指定で、少し熱に強いタイプのようです。

 

ご存知の方も多かと思いますが、BUELLのスパークプラグの交換は、「大変困難」です。
工具が揃ってないと「不可能」です。

この狭い隙間から奥のスパークプラグを外すのです。(汗)

BUELL オイル交換 スパークプラグ交換の方法 ホットワイヤード 名古屋BUELL オイル交換 スパークプラグ交換の方法 ホットワイヤード 名古屋

 

 

BUELL純正工具。(^^)

BUELL オイル交換 スパークプラグ交換の方法 ホットワイヤード 名古屋BUELL オイル交換 スパークプラグ交換の方法 ホットワイヤード 名古屋BUELL オイル交換 スパークプラグ交換の方法 ホットワイヤード 名古屋 BUELL オイル交換 スパークプラグ交換の方法 ホットワイヤード 名古屋

出てきたスパークプラグはちょっとかぶり気味。
本来は焼け過ぎくらい真っ白になっているはずなんです。
BUELL オイル交換 スパークプラグ交換の方法 ホットワイヤード 名古屋

 

エンジンオイルとプライマリーオイルの交換はいつも通り。
特に異常も変化もなし。

BUELL オイル交換 ギアオイル交換 ミッションオイル交換 プライマリーオイル交換th_IMG_6973

ちょっとわかりにくいのは、ミッションオイルの規定量。

ディップスティックはないので、だいたいこのくらい入れます。(笑) 

BUELL オイル交換 ギアオイル交換 ミッションオイル交換 プライマリーオイル交換BUELL オイル交換 ギアオイル交換 ミッションオイル交換 プライマリーオイル交換

 

 

追伸:

スパークプラグは結果的に間違えでした。
10R12X は、08以降(だったかな?)のみ。
私の07は、10R12Aが適合で、後日交換した時は真っ黒でした・・・。

また、高級オイルのSYN3は、エンジンオイルとしては可もなく不可もなくですが、ミッションオイルとしては、私個人は2度と使うことはないと思います。
ミッションの感触はあまり良くなく、ギアの入りも悪く、ガリッとした感触でイヤでしたので、結局ミッション用オイルにか交換しました。

 

 

 

BUELL走行中の排気音のムービーはこちら!
https://youtu.be/uV7Uyb74ZLk

 

 

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BUELL専用 エンジンオイル交換/ミッションオイル交換/プライマリーチェーン遊び調整

BUELL XB12S エンジンオイル交換/ミッションオイル交換/プライマリーチェーン遊び調整

今回は、BUELL専用オイルを入れました。(^^)

滅多に売っていないビューエル専用エンジンオイルは、ホットワイヤードで取り寄せできます。

エンジンオイル 10W-50  3リットル   定価税抜き10500円。
プライマリーオイル 70W-90 1リットル 定価税抜き3000円。
フォークオイル 1.1リットル       定価税抜き3000円。

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エンジンオイルは3L、ギアオイルは1Lで、BUELL XB系にピッタリの量になっているのもビューエル乗りにはうれしいポイント。(^^)

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買っておいたガスケット。

ミッション用のガスケットは去年歩いて行けるほど近所にできたハーレー中川さんで取り寄せてもらいました。(^^)

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こちらは昔カナダで買った、プライマリーチェーンをチェックをする為の窓のフタのパッキン。なぜか無駄に5枚入りで、11年かかってまだ3枚残っている。(^_^;)

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ドレンボルトのサイズは、3/8インチだったかな?

スイングアームがオイルタンクなっていて、アルミ製のため、斜めにねじ込んだり、トルクをかけすぎたりで、ドレンボルトを破損したり、ねじ切ってしまう事例が多いので注意してください。

ドレンボルトに白いシールテープを貼るのはたいへん危険です。

何度もやってますが、スイングアームごと交換するか、リコイルして直して、少々のオイル漏れは我慢するという事になります。(>_<)

※HOT WIREDでオイル交換を承る場合は、ドレンボルト破損はクレーム対象外とさせていただいております。

 

 

 

ついでにプライマリーチェーンのあそびの調整もやってみました。

ロックナットが7/8インチ、ヘキサゴンが1/4インチ。

9.5mm~12mm。

緩んでいる様子はまったく無く、調整の必要はまったく無かったのでちょっと残念。
しかし、押し具合で、0.5mmくらい動きますから。チェーンの張りの0.5mmをどうやって見極めるのかわかりません。

th_CIMG9895

 

RISE HAMMER

BUELL専用オイルの、オイル自体の感触は、意外とサラサラでした。

五月晴れに軽く名古屋港まで走ってみた感じでは、

エンジン軽く回る感じかな。

ちょっとばらついていたアイドリングが安定した。

空冷エンジンにも軽く回る柔らかめのオイルが好きな人にはいいかも。

ちなみに前に入れていたエンジンオイルは、YACCO の結構高いヤツ。

 

 

追伸:

後日気づいたのだが、バイクが静かになった。

アイドリングで暖気しているときのエンジン音がものすごく静かになっている。

マフラーの排気音が変ったのか? いや、エンジン自体からのメカノイズがかなり静かになったような気がする。

走り出してしまえば、わからないが、信号待ちやアイドリングで停車中はあきらかにバイクが静かである。

うるさいマフラーのバイクに乗ってカッコいいと思っているダサいおっさんと思われるのがイヤで、BUELL純正レースマフラーを外してノーマルマフラーに戻している自分としては、エンジン自体のメカノイズの変化がわかりやすいのかもしれない。

暖気中にバイクが静かになったのはうれしい。

 

th_CIMG9778

 

ハンドルアップスペーサーでポジションを改善してから、たいへん乗りやすくなりました。(^^) 

http://www.hotwired.co.jp/blog/?p=9737

ビューエルのハンドルのポジションに悩んでいる方はおすすめです。

 

 

備忘録:

一人乗りの街乗りでサスセッティングをやり直してみた。

乗り心地の悪いビューエル、まずは全抜き/最弱でスタート。

全抜きではクタクタ/フラフラして怖い。

フロント:

プリロード:全抜きから+2本目

COMP:+半回転

REB:+1回転

リア:

プリロード:最弱

COMP:+1/4回転+

REB:+半回転

ベストとは言えないが、だいぶ良くなった。

街乗り、一人乗り、できるだけ柔らかめ。

サスセッティングは、シーズンはじめとか、ときどきリセットしてやり直してみる方が良い気がする。

 

 

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Buell XB12ss リミッター解除/全開抑制装置/排気バルブ 解除 オイル交換&スパークプラグ交換

スピードリミッター解除でご相談頂きました、Buell XB12ss です。

ミッションオイル交換&スパークプラグ交換

 th_IMG_2356th_IMG_2319

 

通常の運転では特に違和感は感じていないのですが、「160kmくらいから伸びが悪く、180kmで頭打ちしてしまう。」との事です。

来週の富士スピードウェイのサーキット走行会までリミッター解除をしたい。

 th_IMG_2361

ビューエルのリミッター解除や、全開抑制装置の解除については、こちらもご参照ください。

http://www.hotwired.co.jp/blog/?p=7540

 

ハーレーだし、国産SS並に走るわけないので、ツインのバイクだし、「こんなもんかなー」と思って気づかずに乗っている人が意外と多いようですが、

そんなもんじゃないですよ!

ノーマルのビューエルの最高速は240キロです。

それも、ジワーと240キロになるわけではなく、加速して行くと、メーター読みで250キロくらいまでストレス無く加速して行き、240キロくらいで落ち着きます。

タコメーターのレブに当たって、240kmまでしか出ませんが、ずっと240キロで走っても大丈夫です。壊れません。

富士や鈴鹿サーキットなら、ストレートではサクッと最高速240キロ出ます。

ちなみに、ビューエルのストレートの高速走行でさえ、「なんか怖い」と感じるようでしたら、サスやベアリングなどの足回りに問題ありかもです。(私はコレでものスゴく悩まされました。)

詳しくは、こちら。

 

 

と、言うわけで、なんかおかしいんじゃないかという事で、お預かりしました。

ビューエルのリミッター解除をしました。

 

th_P1180558

このゴッツイ機械がアクチュエーターでワイヤーを引っ張っています。

これが排気側の全開抑制装置です。

 

マフラーの内部にフタがついていて、フタを開け閉めしているのですが、ジワーとしか開かない様にして、わざと排気効効率を悪くする事で、当時の日本の排ガス規制や騒音規制に無理やり対応したらしいですが、結果的にはひどいエンジン性能低下の原因になっています。

全開抑制装置は、重量がかなりあり、車体の一番高いところにこんな重量物を積んでいたのでは、BUELLの最大の特徴である、マスの集中化や低重心もまったく意味がありませんね・・・。

 th_P1180558

こちらはインテーク(吸気)用の全開抑制装置です。

コレもバルブを閉じる事で、吸気効率を下げて、性能低下の原因になっています。

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ブローバイのオイルでコテコテのエアフィルターまわりとセンサーも掃除しておきました。(^^)

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吸気/排気の両方の全開抑制装置を処理する必要があります。

 

マフラー内部の排気バルブは、ワイヤリングをして、全開位置で固定しました。(^^)

 th_P1180584

 

 

 

BUELLは、スパークプラグの交換が非常に困難です。(どうしてもできない場合もあり得る)

手が入らない隙間から絶妙に工具を入れる以外に脱着のしようが無い構造。

いろいろ工具がないと無理です。

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プラグは真っ白でした。

th_P1180568

 

 

BUELLは、エンジンオイルとミッションオイルの両方を別々に用意する必要があります。

エンジンオイルだけ替えて、ギアオイルは忘れないでね!

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ギアオイルの交換。

 

ドレンボルトは、5/8インチ。

th_P1180537

 ビューエルのドレンボルトにはマグネットがついているので、鉄粉がいっぱいくっついていてちょっとビビりますが、鉄粉だらけくらいは普通です。

コレはちょっとつきすぎ。鉄粉というより鉄片?、ずいぶん換えてなかったみたいですが、近いうちにもう一度交換した方が良いかも。

th_P1180536

ミリとインチのネジが混在しているビューエルは、工具を探すのに非常にイライラする・・・。

ボルトの頭だけでなく、ネジのピッチもですから!

トルクスもたくさん使用されています。

スパナやボックスレンチはもちろん、6角レンチもミリとインチの両方が必要です。

ヘキサゴンの6ミリと1/4インチとか、見分けがつくわけがない・・・。

 

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後日オーナー様からメールでご連絡をいただきました。(^^)

「ストレートでバンバン200キロオーバー連発できて、気分爽快です!」

「やっと本物のビューエルに乗れました!」

 

と、メールを頂きました。

ありがとうございました。(^^)

 

 

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BUELL XB12Scg メンテナンス ビューエル 修理 リミッターカット/全開抑制装置

BUELL XB12Scg major maintenance
2006年式 ビューエル XB12Scg のメンテナンスをしました。

Scgとは、CENTER OF GRAVITY の略で、XB12Sのローダウンバージョンです。
フロントとリアのサスペンションのストロークが短くて、ローシートがついています。
フロントフォークのストロークが、1インチ短いです。

今回のメンテナンスは、以下の通り。

エンジンオイル交換、ミッションオイル交換、オイルエレメント交換、

と、このあたりは普通ですが、使用するオイルは普通じゃないので、注意が必要です。(ビューエル専用オイルというものも存在します。)

普通のバイク屋さんではなかなかやってもらえない、、、

対策後の切れないドライブベルトに交換、スパークプラグとプラグケーブル交換、ブレーキキャリパーとブレーキマスターのオーバーホール、サビサビのマフラーのサビ落しと耐熱塗装、マフラー内の全開抑制装置を解除、燃調のマップ書き換え、AF値リセット、スロー調整、無理やり入れてあったミリネジをインチネジに交換、純正のネジやワッシャーに交換、オイルでコテコテの車体スチーム洗浄、などなど。

タイヤは、前後とも新品に交換。
今回は、ビューエル乗りの間で評判が良い、メッツラーの新型、SPORTEX M7 RR をチョイス。

BUELL は非常に特殊なバイクで、限界までチューニングされたハーレーの V-TWIN エンジンを搭載して、サーキットを速く走る為のスピーツバイクを作るというコンセプトで、元々レーサーでハーレーの社員だった、エリック・ビューエルさんが開発し、その後独立して、BUELL という名前の会社を立ち上げました。

その後、また HARLEY DAVIDSON に買収され、ハーレーの中の別ブランドという位置づけで、ハーレーのディーラーがBUELLディーラーを併設して、新車販売をしていました。

そして、2010年にハーレーがもうBUELLはやめるってことで、

あっさり倒産しました。(泣)

半泣きのビューエルさんが、YOUTUBEで倒産を発表しました。

 

BUELL XB は、大変めずらしい独創的な構造を満載したバイクで、たくさんの特許を取っています。(特許の権利は全部ハーレーにとられたまま)

エンジンは、ハーレーのスポーツスターがベースのV-TWIN エンジンで、1200ccもある、空冷エンジン。
駆動はチェーンではなく、ベルトドライブ、ブレーキはフロントホイール外周についた巨大なシングルディスクをキャリパーが内側から掴む構造になっています。
重心を下げる為に、車体底部に取り付けられたマフラー、スイングアームの中が空洞になっていて、そこがオイルタンクになっています。
一見ガソリンタンクに見える部分は、実はダミーで、エアクリーナーのカバーです。、ガソリンはフレームの中に入れるのです。ぶっといアルミフレームの中が空洞になっていて、ガソリンタンクになっています。

アメリカ製と日本製のパーツが使用されていて、トルクスのネジはもちろん、インチとミリの両方の規格のネジやボルトが混在して使用されております。

日本では、2004年から、ハーレーのディーラーで販売をスタートして、2010年にビューエルが倒産してしまったので、今時のハーレーのディーラーに持って行っても、メカニックさんもはっきり言ってビューエルの事は良く知りません。
純正部品の供給も少しずつ終了されています・・・。

街のバイク屋さんに持っていっても、見た事もないバイクだし、インチ工具すらない店も多いようで・・・。

なので、修理やメンテナンスに困っている人が多くなってきました。

HOT WIREDは、バイク修理屋ではありませんが、BUELLの純正パーツはストックしていたりします。(^^)
BUELL乗りならではの、絶対壊れる部分や、対処しておかないと壊れる部分、ちょっとした対策で大きく改善できる事、部品やタイヤの相性など色々あります。

また、多くのビューエル仲間の助けを得ながら、他のビューエル乗りのお手伝いかができれば幸いです。(^^)

 

BUELL のカスタム、メンテナンスは、HOT WIREDまでご相談ください。

 

 

 

普通に乗っていると、このようにいたるところからオイルが漏れてきます。

このクラッチケーブルの根元は必ずオイルがにじんでくる箇所で、いずれケーブルが切れますので、切れる前に新品に交換して、古いのをスペア持っておいた方が良いです。

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漏れてくる箇所はわかっているので、あらかじめ対策しておいた方が良いです。。

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放っておくとマフラーはこのようにサビサビになってしまいます。

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ビューエルは、マフラーが腹下についているので、普通に乗っていると、このようにサビサビになってしまうのです。

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サンダーで磨き倒して、さびを落とします。

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下処理をして、耐熱塗装をします。

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これが悪名高い、「全開抑制装置」

日本向けビューエルには、スピードリミッターを含め、合計で3種類のリミッターがついています。

いわゆるフルパワーにするには、それらをすべて解除する必要があります。

吸気と排気の全開抑制装置は、主に日本の騒音規制や加速時騒音規制?みたいなヤツに無理やり対応する為に、メーカーがやっつけでつけたものらしい。

つまり、本来のビューエルには必要ない装置である。

アクセルをガバッと空けても、バルブがゆっくりしか開かないので、鈍い加速しかできない様にしてあるのだ。

モータがついていて、モーターをコンピューターが制御して、バルブをワイヤーで引っ張る、というとてもめんどくさい機構が組み込まれているのだ。

ダミータンクの中に、結構重いモーターとアクチュエーターを積んでいます。

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早く走りたい人には必要ないので、バルブは全開の位置で固定してしまいます。

※単純に全部取ってしまうと、コンピューターにエラーが出るので、注意!

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こちらは、ビューエルではお約束の、エンジンの激しい振動による摩擦で削れたスパークプラグワイヤー。(恐)

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エンジンは、基本的にハーレーの V-TWIN なので、エンジンオイルと、ミッションオイルが別々に入っています。

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こちらミッションですが、ミッションオイルは、ドレンボルトはありますが、オイルを入れる口も、量を計るディップスティックもないので、ミッションケースの横のフタを外してそこからオイルを入れます。

ミッションオイルの量は、「穴から覗いて見えるギヤの歯がギリギリオイルに触れるくらい」というアバウトな回答が正式なメーカーの指定である。

だいたい1Lくらい。

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ミッションのチェーンの張りも、定期的に調整が必要です。

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一通りのエンジン系のメンテナンスが終わったら、ECUをリセットしたり、燃調をセッティングしたりする必要があります。

ECUのコネクターの形状は、HARLEY と同じ、DELPHI なのですが、ハーレーのDELPHI とは、中の配線の位置が違うみたいで、互換性がないです。(^_^;)

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コンピューターのセッティングをきちんとやらないと、燃費も悪いし、もちろん色々調子悪いです。

本人が気づいていなくても、エンジンの調子は燃費でだいたいわかります。

ビューエルは、リッター20km〜25kmくらい走りますので、燃費が悪い個体はどこかエンジンに不具合がある証拠です。

私のXB12Sは、高速ならリッター30キロ近く走ります。

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ホイールも特殊なホイールです。

タイヤを組み込む位置の指定もあります。

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ブレーキキャリパーとブレーキマスターのオーバーホール。

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6ポッドのキャリパーなのにシングルディスクと言う変態仕様のビューエル。

後期型はさらに8ポッドになりました。(^_^;)

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オーバーホールしないと、6個のピストンが均等にパッドを掴まなくなります。

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完成!

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マフラーもキレイに耐熱塗装し直して、新品同様になりました。(^^)

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対策品のドライブベルトは、10万キロ切れないヤツです。

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METZLER SPORTEC M7 RR

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ミリネジが無理やりねじ込まれていた、シフトペダルのボルトは、純正のインチネジに直しました。

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ここから、スイングアームの中にエンジンオイルを入れるのです。キャップがディップスティックになっています。

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スケルトンのエアクリーナーカバー。

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ガソリンは、左右のぶっといアルミフレームの中に入ります。

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ビューエル乗りならみんなが知っている,太ももの内側を焼く,サイドからの熱風を遮断するカーボン製のサイドカバーです。

これがないと熱くて乗れません。内腿をやけどします。

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 HOT WIREDオリジナル、熱風を抑える、ビューエル用サイドカバー(カーボン)

12000円(左右セット)

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