TESLA  テスラ 100%電気自動 試乗インプレ

TESLA

ハイブリットではなく、充電した電気だけて走る、100%電気自動です。

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電気自動車って言うと、とってもカッコわるいクルマしか思いつきませんが、

TESLA は、違います。

見た目は、スーパーカーです。

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そしてこのジャガーみたいな見た目のくせに、実はアメ車です。(^^)th_IMG_7766

4ドアで、サードシートまでついた、7人乗り。

ボンネットの中もトランク。

実用性も確保されています。

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このボディーラインがすばらしい。

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ドアノブが、電動で、ドアから出てきます。

閉じるとまた格納されて、表面は真っ平らになる仕組みです。

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ガソリンを入れる代わりに、充電用のプラグを刺し込む。

200Vの電源があり、充電設置できる環境が前提なので、自宅か勤務先で充電環境がないと,このクルマは買えても、乗れません。

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インパネの巨大なモニターにまずやられます。

これだけでもこのクルマが欲しくなっちゃいます。

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普通のボタンやノブみたいなものはほとんどなくて、すべてこの巨大モニターのタッチパネルで操作する感じです。

常時データ通信していて、代金も車両価格に含まれるとの事。

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HOT WIREDのデモカーのBMWのインパネに埋め込まれた iPad も、TESLA の巨大モニターにはかなわない。(笑)

 

メーターはこんな感じ。

エンジンの回転数とかの表示は必要ないので。

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乗ってみました。

インプレです。

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iPadみたいな巨大モニターは、2画面表示なども可能。

見やすさは、ハンパない!

やっぱりモニターは大きい方が良い。

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小さい7インチの2DINナビとか、もう絶対イヤだ・・・。

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でもって、

このTESLA-S は、380馬力だったかな?

めちゃ速い。

そして、エンジンがないので、完全な無音で動く。

個人的にもうるさいマフラーには、うんざりしているので、静かな事は良い事である。

残念ながら、風きり音やタイヤからのノードノイズなどのl「走行音」は以外と普通なので、高速道路では、普通の音である。

デッドニングなどして、もっと静かなクルマにするべきと思いました。

 

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 スタートボタンさえないインパネ。

4輪駆動なのに、プロペラシャフトもミッションもないので、床が完全に平らである。

 航続距離も500キロ以上で、普通に使える電気自動車である。

クルマの性能としては申し分ないでしょう。

出先での充電環境等の社会インフラを待つ必要はある。

 

ネガティブな部分はやはり、充電。

そして、カッコいい巨大モニターは良いのだが、すべてを操作系スイッチをタッチパネルにするのは、実際の走行中の操作はやりにくい。

例えば、オーディオのボリュームやエアコンの温度調整などがタッチパネルのものは、実はすごく使いにくい。(ハンドルのスイッチでもできますが)

iPhoneでさえ、触っちゃって違うボタン押しちゃうわけだから、アナログな操作感が必要な部分を切り分けてデザインする必要があると思う。

その点では、BMW の iDrive や、マツダコネクトは、良い。(モニターが今の倍ぐらい大きくなればさらに良い)

WEB環境の激しい変化に、端末を取り替えられない巨大タブレットが何年快適に使用できるかも疑問。 

バッテリーの寿命が決まっているので、長く乗れないのは確実。

修理や車検も未定。

面白そうなクルマを、深く考えずに、スマホやタブレットの様に使い捨てで使う人向けかな?

 

結論として、電気自動車がガソリンにとってかわるのは、まだ当分先でしょう。 

 

 

 

次のHOT WIREDのデモカーは、先日発売された、iPad Pro ? でも付けようかな。th_IMG_2323th_IMG_9008 th_IMG_9000 th_IMG_8999 th_IMG_8998 th_IMG_8396 th_IMG_8385  th_IMG_2326 th_IMG_2325 th_IMG_2324 th_IMG_2328 th_IMG_8937 th_IMG_8074 th_IMG_8088 th_IMG_9083 th_IMG_8855 th_IMG_9018 th_IMG_0482

 

 

 

 

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EMMA JAPAN ルールブック改定 カーオーディオの国際サウンドコンテストのルールの改定

EMMA JAPAN 2015年度ルールブック改定 
 
カーオーディオの国際サウンドコンテストのルールが,一部改定になりましたのでお知らせします。
 
ホットワイヤードでは,EMMA や IASCA などのサウンドコンテストに参加される方のサポートやコンテスト車両の製作を行なっております。
 

EMMA のサウンドコンテストに参加の方は参考にしてください。

なお,ルールの詳細は,事務局へ問い合わせ願います。
 
 
主に,エントリーできるクラスの規定の変更のようですが,
相変わらずわかりにくいですね・・・。(T_T)
基本的に,エントリーできるカテゴリーは,使用しているオーディオ機器の合計金額と,改造の度合いで,分けています。
 
できるだけ,同じくらいの金額同士がフェアに競争できる様にしているわけです。
 
が,これを世界統一基準にするのが意外と難しいんです。
(経済格差やそれぞれのお国事情がありまして)
 
 
ホットワイヤードのデモカーのE46 BMW は,CDなしでiPhoneでサウンドコンテストに参加した日本で初めての車両であり,現在でもiPhoneまたはiPadだけで,でコンテストに参加している車両は無いと思います。(海外でもほとんどいないです)
CDプレーヤーだけで何十万の高級オーディオユニットを満載したオーディオカーが普通の、
「金額無制限クラス」に、実質0円(笑)のiPhoneで,エントリーして,
優勝ました。(^^)
しかも,2013年,2014年と,今のところ2連覇。(^^)
 
もちろんCDの方が高音質ですし,金額のハンディも大きいですが,それで良かったと思っています。
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実は,2015年はの、EMMA JAPAN FINAL は,アジア選手権に参加するか? 辞退するか?、
ようするに,「ヨーロッパの経験豊富なベテランのジャッジを呼んで審査してもらうかどうか?」
で,いままさに検討中なのですが,
 
ヨーロッパのジャッジが来ないで,日本のジャッジだけのコンテストになるなら,
ホットワイヤードのデモカーは,2015年のEMMA JAPAN FINAL は,エントリーしないかも知れません。
 
 
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本国のルール改定に伴いルール改定のご案内です。
改訂内容としては、エントリー条件が判りやすくなります。
また、特に問い合わせの多かったシステムの合計金額にカウントするユニットを表記しました。
改訂版のルールブックはHPに順次アップ予定です。
 
改訂した点を以下にまとめましたのでご確認ください。
 
①価格制限クラスについて(追記)
シ ステムの総額は、(たとえ中古品を使用している場合でも)メーカーの希望小売価格の総合計(税抜)であり、すべての電子材料(ソースユニット、プロセッ サー、アクティブクロスオーバー、アンプ、レギュレータ(純正除く)、すべてのスピーカーなど)を含みます。(※但し審査プロセスに使用する電子材料の み)取付材料(ケーブル、取付ボード、パッシブクロスオーバー、ヒューズブロック、バッテリー、コンデンサーなど)はいずれも総額に含まれません。コンペ 参加者が製品を通常より安価に購入したかどうかや、中古品で購入したかどうかは問題ではありません。※平等な基準を設けるため、社外ナビヘッドは10万円 換算、純正ナビヘッド及び純正ヘッドユニットは5万円換算とし、それ以外はメーカー希望小売価格とします。また、社外ヘッドユニットのオープンプライスは 5万円換算とします。ソースユニット等の金額に含まれていない、オプションのリモートコントローラー(ディスプレイ付含む)で標準小売価格が不明なものは 7000 円としてシステム合計金額にカウントします。
 
②3.1.4エクスピアレンスクラスのエントリー条件(改訂)
車両またはコンペ参加者が、国際選手権におけるEMMAエクスピアレンスのカテゴリーで、優勝したことが一度もない。
 
③3.1.4エクスピアレンスクラスのエントリー条件(削除)
ス ピーカーをインストールするためのダッシュボードの改良、たとえば追加のスピーカー個所の創設は、(改良を加えていない)オリジナルの場所への(スピー カーアダプターリングを利用した)インストールを除き、認められません。(グリルの変更は認められますが、純正表皮から突き出ることは認められません)
 
④3.1.4エクスピアレンスクラスのエントリー条件(削除)
Aピラーかミラートライアングルもしくはダッシュボードのオリジナルスピーカー個所に合計1ペアのスピーカー(コアキシャルは2つのスピーカーと見なされます、メーカー説明書で大きさが10cmを超えないもの)を取り付けることは認められます。
 
⑤3.1.5アドバンスクラスのエントリー条件(削除)
ス ピーカーをインストールするためのダッシュボードの改良、たとえば追加のスピーカー個所の創設は、(改良を加えていない)オリジナルの場所への(スピー カーアダプターリングを利用した)設置を除き、認められません。(グリルの変更は認められますが、純正表皮から突き出ることは認められません)
 
⑥3.1.5アドバンスクラスのエントリー条件(削除)
Aピラーかミラートライアングルもしくはダッシュボードのオリジナルスピーカー個所に合計2ペアのスピーカー(コアキシャルは2つのスピーカーと見なされます、メーカー説明書で大きさが10cmを超えないもの)を取り付けることは認められます
 
⑦タイブレークについて(追記)
同点の場合は、以下の得点の高い車両が上位となります。
1. 音色の正確性(3.6)の得点が高いほうの車両
2. それでも同点の場合、さらにサウンドステージ(3.4)の得点が高いほうの車両
3. それでも同点の場合、さらにイメージング特性(3.5)の得点が高いほうの車両
4. それでも同点の場合、さらにスペクトルバランス(3.7)の得点が高いほうの車両
5. それでも同点の場合、さらに調整(3.9)の得点が高いほうの車両
5. それでも同点の場合、コンペティターは同率順位となります
 
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mail: info@jcaca.or.jp
Web: http://jcaca.or.jp/
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カーオーディオから、CD/DVDが無くなる日

パソコンからフロッピーディスクを最初に捨てたのは、APPLE COMPUTOR でした。

たしか、今では伝説の,初代iMacでした。

その時は,「いや、まだいるだろ?」って思いましたし,実際まだ使っていましたのでちょっと不便でしたが,

すぐに必要なくなりました。

 

パソコンから最初にCD/DVDなどの光学メディアを捨てたのも,APPLEでした。

2013年に買ったiMacからは、CD/DVDなどの光学メディアドライブが無くなっていました・・・。

外付けのスーパードライブを別売りで買いました。

MAC BOOK air では,元々CD/DVDなどの光学メディアドライブがありませんでしたが,MacBook ProもCD/DVDなどの光学メディアドライブがなくなりました。

オールドスクールな私は,新品が買えなくなる前に、スーパードライブ付きのMacBook Pro を急いで買いました。(^_^;)

 

2013年に製作した,ホットワイヤードのデモカーのBMWは、 iPad mini をインダッシュに埋め込んで,外部入力に iPhone/iPod  などのポータブルプレーヤーと Wi-Fi または通信のみ、と言う「CD/DVD 光学メディアドライブのない、カーオーディオシステム」を作ってみましたが,

カーオーディオから最初にCD/DVDなどの光学メディアを捨てるのはどのメーカーでしょうか?

 

 
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SUZUKI GSX1300R 隼 HAYABUSA new school custom はやぶさ ニュースクールカスタム

SUZUKI GSX1300R 隼 HAYABUSA
ホットワイヤードが製作した,隼のニュースクールカスタムをご紹介します。
先日行なわれた,X5で、2輪部門で1位をゲットしました。(X5 PEOPLE’S CHOICE)
オーナー様にも喜んで頂けて,とても良かったです。

ポイントは,オーディオシステムと,タンクに埋め込まれたiPad miniです。
カウルに埋め込まれたモニターも,一応の防水加工をしてあります。
バックカメラ,エアサス,電飾。
はい,このはやぶさは,このままちゃんと車検も通るし,公道を普通に走れます。オーナー様は普通にツーリングにも行かれます。

 YOUTUBEに動画を数本アップしてありますので,是非見てみてください。
YouTube Preview Image
 
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画像は,こちらにもたくさんアップしてありますので,見てみてください。
 
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ワイドボディー化したテールカウルを見てください!
迫力満点!
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ウインカーとテールランプは、10ミリ厚のアクリルを削り出してワンオフ製作しました。
側面は透明なので,反対側が透けて見えます。
切断面のみが光るので,光のバーだけが浮いているように見えます。
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カウルの両サイドには,7インチと4インチのモニターを埋め込み。
液晶面には0.5ミリ厚のアクリル板をサンドイッチして,防水処理もしてあります。
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ワイドボディー化したテールカウルの上には,さらにワイド化したシングルシートカウル部分もワンオフ製作。
6.5インチの2wayスピーカーと両サイドに3.5インチのモニターを埋め込みました。th_IMG_9822 th_IMG_9830 th_IMG_9843 th_IMG_9852
 
テールランプの下には,車検で必要になる反射板も装備し,中央には密かにバックカメラが埋め込まれています。
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アクリルの切断面のみが光るワンオフのウインカー。
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ナビゲーション付き。(^^)
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iPadをタンクに埋め込み。
もちろん脱着も可能。
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ミュージックサーバーやビデオサーバーとしての使用はもちろん,常時通信できるので,ストリーミングでYOUTUBEやインターネットラジオの視聴も可能。
クルマでは近い将来、iOSやAndoroidで,通信機能が搭載される事は間違えないですが,モーターサイクルに通信機能が搭載される日はいつになるでしょうか?th_IMG_9744 th_IMG_9848th_IMG_1424
 
2013 X5 FINAL
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ハーレーなど,カテゴリーの違う2輪車をすべて含む,エントリーしたすべてのカテゴリーのモーターサイクルの中の一番の車両をを選ぶアワードで,1位を勝ち取りました。(^^)
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suzuki BUSA new school custom
sound system with sd card, usb,radio,ipod.
ipad mini is molded into the gas tank, nav, radar detector,back camera, 6 inch woofer, 7inch monitors, 3.5 inch and 4 inch monitors, long swing arm with 320 fat tire on air suspension with remote control.
Best of all Motorcycles awarded at X5 JAPAN FINAL 2013
thank you all for your support.

Built Dec. 2013  HOT WIRED Mobile Audio & Electronics

 — at ホットワイヤード HOT WIRED – Mobile Audio & Electronics.

 

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HOT WIREDのデモカー E46 BMW 318i ツーリング

ホットワイヤードの最新のデモカーの、E46 BMW 318i ツーリング を紹介させて頂きます。

2013年10月20日に,東京お台場で開催された,EMMA JAPAN FINAL 2013 の、MASTERクラス(搭載しているオーディオ機材の合計金額が無制限のクラス)で優勝しました。
(実は合計金額的には,下のクラスに分類されるのですが,2階級飛び越えて参戦しました。)

 

 

システムの主役は,FLUXの最上級モデルの3WAYスピーカーとMERCURYのパワーアンプ。

相性が抜群に良くて,海外のサウンドコンテストでは定番となっている必勝コンビをメインに,GROUND ZEROのサブウーハーを使用しました。 

この BMW 318i は,本来は私個人の毎日の通勤の足として、楽に気を使わずに運転できる小さくてかわいいクルマと言う理由で購入したものなのですが,私が IASCAとEMMAという国際基準のカーオーディオのコンテストのヘッドジャッジの資格を取得したことをきっかけに,いわゆるハイファイ系の音質コンテストに参加するためのコンペカーを作ることになってしまいました。

2013 EMMA JAPAN FINALの様子はこちら。

 

システムを簡単に説明します。

図に書くとこんな感じです。

e46 システム図 色付 価格有

 

簡単に説明しますと,ヘッドユニットにiPod/iPadなどのポータブルプレーヤーを使用して,デジタルプロセッサーで制御して,4台のアンプでフロント3WAYのスピーカーとサブウーハー1台と言うシンプルなシステムです。

はい、CDプレーヤー無しです。(^^)

 

デモカーを製作するにあたってまず考えたのは, 

いまさらナビヘッドではカスタムとしてはどうにもおもしろくないので,iPad miniをヘッドユニットとして,インパネに埋め込んでみました。 

近い将来,今日本で普及している、いわゆるカーナビ専用機は絶滅して,通信するタイプのカーナビが主流になると思っています。

実は日本では普通のカーナビも、完全なガラパゴス商品で,諸外国ではすでに携帯を接続して通信するものが普通になっていますし,カーナビ自体がアンドロイドで,携帯のように4Gで常時WI-FI接続するタイプも普及してきています。

私個人の生活の中からも,CD、DVDの使用がほとんど無くなっているのも事実です。

CD/DVDに比べれば,音質面で劣るiPodやインターネットラジオですが,やはり便利なものにはかないません。
もう大量にCD/DVDをクルマに積んで、いちいち入れ変えて音楽を聴く様なライフスタイルには戻りにくくなっているのが正直な気持ちです。

加えて,今後は通信系のオーディオやビデオのクオリティーは飛躍的に向上することが予想され,さらには,「ハイレゾ」と呼ばれる,CD/DVDのクオリティーをはるかに超える高音質音源とそれを再生できるポータブルプレーヤーも普及しはじめているので,未来のカーエレが通信型になるのは間違えないでしょう。

とは言え,現状でMP3などの圧縮音源では音が悪いのは事実。
iPod/iPadなどのポータブルオーディオプレーヤーで,ガチのサウンドコンテストに出場したデモカーなど,見たことがない。
もしかしたら、日本では初かもしれない。(^_^;)

一応,EMMA/IASCAの国際ルールでは,iPodなどでのコンテストの参加は可能である。

皆さんが何十万もする高級CDプレーヤーを使用しているのが普通の状況で,コンテスト的には明らかに不利なことは承知の上で,あえて新しいことにチャレンジしてみました。

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ぶっちゃけ,音を出す為だけなら,iPodシャッフルとかだけでも可能なのですが,さすがにインパネにiPodが埋め込まれているだけでは,カッコわるいので、iPadを埋め込むことにしました。(^^)

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見た目もとてもカッコ良く仕上がったので,大満足です。

パネルの表面は,アルミのへアライン調で仕上げてみました。

iPadは、もちろんワンタッチで脱着も可能な作りになっていますが,取り外さなくても,クルマに付けたままでWI-FIで曲の追加やアプリのアップデードなどができるので便利です。

通常のカーナビのように,DVDや地デジは見れませんが,そのかわりにYOUTUBEなどがストリーミングで見放題ですし,ナビはグーグルマップなどを使用すれば,無料ですし,永久に地図のアップデートの必要もありません。

FACEBOOKでもMIXIでも何でもできちゃいます。

デジタル入力2とアナログ入力1で,iPhoneや友達のiPodや携帯も接続できるようにしてありますので,とても便利です。

総合的に,とても使いやすいカーAVシステムができあがりました。(^^)

 

 

今回,iPod/iPadの音をできるだけ良い音で再生する為にちょっと工夫したことは,以下の2点。

①良い音で聴きたい曲は、CDからiTunesにWAV形式で取り込むこと。 これで理論的にはCDと同じクオリティーのオーディオデータと言うことになる。

②iPod/iPadの30ピンドックコネクターおよびライトニングコネクターからの音声データーを,光ケーブルで,プロセッサーに直接デジタル入力する。

と言うことです。

 

下の写真が,iPod/iPadからの音楽データーをTOS-LINKの光ファイバーで出力できる,DIGITAL TRANSPORT。
iPod/iPhoneへの電源供給もできるので,ドックコネクターおよびライトニングコネクターで充電もできる。
iPodからの映像も出力できます。

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別売りのリモコンを使用すれば,インパネにマウントしたiPadやiPhoneをリモコンで操作できるので,さらに便利なのだ!

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そして今回のオーディオシステムの中核をになうのが,このALPINEのデジタルプロセッサー,PKG-H800。

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ALPINE PKG-H800は,とても優秀なプロセッサーで,TOS-LINK型の光デジタル入力を2系統,RCA型のアナログ入力を3系統も装備しており,フロント3WAYとサブウーハーをステレオで制御することがでる、8CH.の出力を装備しており,クロスオーバー,タイムアライメント,31バンドのグラフィックイコライザーなど,サウンドセッティングに必要な機能をすべて装備しています。

それらの音設定は,6種類のセッティングをメモリーできるので,自分専用,IASCA用,EMMA用,その他のコンテスト用など,別々に保存できて瞬時に呼び出せるのが非常に便利。

ノートパソコンで設定する事も可能ですが、付属のコマンダーで運転席からすべての設定ができるのも、最大の利点。

ノートパソコンを車内に持込んで、サウンドセッティングは、実際には非常にやりにくいですし、車内でラップトップを広げている時点で、音響特性に影響が出てしまいます。

コマンダーはマスターボリュームとしても機能しますので,ポータブルプレーヤーのボリュームを探さなくても良いのも便利。

その上,DVDを光入力すれば,DOLBY DIGITAL 5.1CHやDTSのエンコードもできるカーシアターを構築できるサラウンドプロセサーでもあるのです。

 

 

ホットワイヤードのBMWのシステムでは,デジタル入力1に埋込のiPadミニを、デジタル入力2にはiPhoneまたはiPodなどを接続できるようにしてあります。

加えて、アナログ入力には,RCAの外部入力できるようにしてあるので,アップル製以外のポータブルプレーヤーも接続可能です。

 

プロセッサーから出力された音楽信号は,4台のパワーアンプに入力されます。

ツイーター,ミッドレンジ,ミッドベース,サブウーハーにそれぞれ、一台ずつの2CH.アンプを使用しています。

パワーアンプは,まだ日本では未発売の,タイのハイエンドカーオーディオブランド「MERCURY」のK2 です。

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MERCURY CAR AUDIO

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持ってみるとずっしりと重い,75W×2 のA級アンプです。

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一直線に並べてインストールしたことで,とても迫力のあるパワーアンプになりました。

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カーオーディオブランドのマーキュリーは,日本以外のアジア諸国およびヨーロッパでは既に有名なハイエンドカーディオメーカーです。

特に,EMMA や IASCA  での優勝実績が非常に多く,今回日本でもその性能の高さ,音質の高さを証明する形となり,日本国内よりも海外からの反響が圧倒的に大きかったです。(^_^;)

 

そして,最も重要なスピーカーは,ドイツのブランド,FLUXの最上級モデルの3WAYスピーカー、RC361 を採用。

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ツイーターは,Aピラーに埋込。

ミッドレンジは,ドアミラーの裏側あたりに,FRPのエンクロージャーを製作して取付けました。

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ミッドレンジのエンクロージャーのデザインは,今回のデモカー製作で,一番苦労した部分です。

まず,できるだけボックスの容量を大きく確保する為に,さんざん悩んだあげく,流れ星の様な形にして,体積を増やす工夫をしました。(^_^;)

ボックスはFRPで製作されています。

FLUX(フラックス)のスピーカーは、マニュアルもないし,取付けネジさえも付属しないスピーカーで,日本国内ではまったく詳細情報が手に入らないのですが,FLUXのスピーカーを多く使用しているヨーロッパのカーオーディオプロショップからの情報によると,FLUX RC361のミッドレンジを正しく機能させる為には700ccほどの容積のボックスが必要なのです。

見た目は似ていても,中がボックス(エンクロージャー)になっていない状態で取付けてあるクルマを良く見かけますが,それではダメなんですよね。

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ドアを閉じると,ツイーターと角度も位置もピッタリになるように設計されています。th_IMG_8859

 

E46 BMWのドアミラー裏側の純正のトリムは,窓枠全体を囲むように長く大きく繋がっているので,普通に脱着するだけでも非常に大変なトリムなのですが,ミッドレンジのエンクロージャーの製作は,さらに大変でした。

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それ以前に,まずはサイズがそれぞれのスピーカーとピッタリのリングをたくさん削り出さなければいけないので,この辺の作業が地味に大変なのです。

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このように小さくて,ピッタリのサイズのリングを切り出すのはとてもむずかしいのです。
でも,絶対に空気が漏れないようにピッタリで作らなくてはいけないので,重要なパーツなのです。

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ツイーターとミッドレンジの取付けの位置や角度は、イメージングやサウンドステージにかかわる非常に重要な要素で,試行錯誤を繰り返しながら,一番良い角度を探して,この位置と角度に決めました。

ここで取付けを失敗していると,あとから調整しきれなくなり,結果的に正しい音を再生することができなくなってしまいます。

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 ツイーターマウントを埋め込んだ,Aピラーは黒のスエードで仕上げました。

ここまでラディカルな形状だと,生地を貼るのは無理なので,普通はやる前に断念するのですが,
今回はチャレンジ。

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なんとかなりました。(^_^;)

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ドアのミッドベース用スピーカーは,ロシア製のバーチ合板を使用して,強固なバッフルを製作して取付けました。

MDFの10倍以上の値段の木材です。

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樹脂と塗装で防水/密封処理したあとに,ドアの鉄板にボルトナットで,確実に固定。

th_IMG_1473 th_IMG_8429

デッドニングには,ロシア製のSTPとDYNAMAT EXTREMEを使用。th_IMG_8415 

最後に吸音材で全体を覆いました。

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スピーカーのすぐ裏側には,背圧処理の為のディフューザーを使用。

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デッドニングは,ドアだけではなく,クルマ全体の鉄板を制振処理しました。th_IMG_8343 th_IMG_8344 

ドアのアウターバッフルは,ロシアンバーチ合板とFRPで製作しました。
仕上げは黒のスエード。

th_IMG_1712th_IMG_8804 

ドアのスピーカーの取付けに関しても,E46 BMWは異常に大変なのです。

純正のスピーカーは,ドアの鉄板ではなくて,内張りのプラスチックにぶら下がっている様な取付けがされており,さらにドアパネルは湾曲していて,斜め前を向いてしまっているので,ドアの鉄板をカットして,スピーカーを取付けられるように加工したり,新たに防水の為の処理をしたり,スピーカーの取付け角度を変える為に加工をしたりと,大変な作業がたくさん必要なのです。(T_T)

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クルマの中は,物理的条件が限られているので,100%理想通りには行きませんが,できるだけ理想的な取付けを目指します。

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シートの後ろ側に,サブウーハーを取付。

サブウーハーは,GROUND ZEROの、GZSW10SQ。

10インチの2Ωデュアルボイスコイル。定格入力400W。

GROUND ZEROのサブウーハーの中で一番安いモデルで,¥21000ー(税込)と言うお値打ち価格(笑)ですが,実は「音質的にはこのモデルが一番良い」と言う事実は,公表されていませんが,GROUND ZEROの社長から直接聞いた情報です。
型番に,SQとある通り,実は音質コンテストの為に、あとから特別に作ったモデルなのです。

ナチュラルで、正しい低音再生が可能なとても高音質なサブウーハーです。

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アンプ、プロセッサーなどは、リアのカーゴスペースに取り付け。

アンプは,アクリル板のベースに,取付けネジがまったく見えないように取付けをしました。

アクリルが光るとアンプがフローティングしている様に見える取付けのデザインにしました。

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地味にもの凄く大変な取付け方法なので,もう二度とやりたくないです。(>_<)th_IMG_9018

そして,ヒューズとバッテリーのグランドを切断する為のブレーカー。th_IMG_8767th_IMG_8766

こちらがこのクルマの電源系のシステム図。

すべてのユニットは,適切なヒューズで確実に保護されている必要があります。

E46 電源配線

バッテリーは,大型のエキサイドバッテリー,EXIDE MEGA CYCLEを使用。
幅が60センチほどある巨大バッテリーです。

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メインバッテリーから,メインヒューズまでの距離も、「40センチ以内」とルールで決められいます。

このクルマは,35センチ以内にメインヒューズが設置されており,EMMAでもIASCAでもどちらのルールにもの適合しています。

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すべてのケーブル/配線類は確実に保護されている必要があります。

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すべてのケーブルにコルゲートチューブや熱収縮チューブ、スネークスキンなどをかぶせて,確実に保護されています。

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さらに,わかりやすいように,ラベリングをして,IASCAのルールに従って,5インチごとにケーブルクランプで固定しました。

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すべてのケーブルの先端は、ハンダで確実な終端処理がされています。th_IMG_1617 th_IMG_1619  

シュリンクチューブで保護。

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H800 プロセッサーのコントローラーは,マスターボリュームとしても機能しているので,手が届きやすくて,操作のしやすいルーフに埋め込みました。

見やすいように角度を付けて取付けてあります。

バックギアに連動して電動の小型フリップダウンモニターが降りてきて,バックカメラの映像が映し出されます。

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国際統一規格のカーオーディオのコンテスト、EMMAで優勝したカーオーディオの音を聴いてみたい方は,お気軽にホットワイヤードまでお越し下さい。(^^)

 

 

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