BUELL XB12S
ビューエルのオイル交換。
最近はめっきり出番の無い,ビューエル。
今週末急遽キャンプツーリングに行く事になったので,急いで準備しました。
記録を見てみると,去年の10月のキャンプツーリング前にオイル交換をしたきり、オイル交換をしていない・・・。
もう既に8ヶ月・・・。
基本的に,エンジンオイルは6ヶ月を目安に交換するべきとされています。または,3000キロくらい。
仮にまったく乗らなかったとしても、新品のオイルは、開けた瞬間から酸化が始まり,時間とともに劣化して行きます。
その為,性能を維持できる時間が約6ヶ月と言われています。
(6ヶ月以上オイル交換していないそこのあなた! オイルはエンジンをいたわる唯一の手段なのですよ!)
とは言え,前回のオイル交換から,3回しか乗ってないんですよ・・・。
うち一回は先月天気の良い日にちょっと市内を走っただけ・・・。
ディップスティックでオイルを見てみると,量はもちろんOKだし,まだ新品300Vの黄緑色のまま・・・。
そこで,キャンプツーリングの師匠に電話。
「わかってますけど,まだキレイだし,3回しか乗ってないから,エンジンオイル換えなくてもいいですか?」
師匠:「8ヶ月でしょ? 一回はロングツーリングで,2回目は鈴鹿サーキットでしょ?」
私:「はい・・・。」
師匠:「オイルってのはな・・・(以下省略)、エンジン壊れてもええなら,ええよ。(三重弁)」
私:「いやです。 今から急いでオイル交換します・・・(T_T)」
と,言うわけで,急いでオイル交換をしました。(^_^;)
オイルフィルターを交換する為には,アンダーカウルを外す必要があります。
アンダーカウルは,トルクスの27番のネジでとまっています。
BUELLの特許のひとつでもある,UNDER SLUGGING EXHAUST(だったかな? 要するに,腹の下についているマフラーと言う意味)が見えます。
マスの集中化(重いものをできるだけ一カ所に,できるだけ低い位置に集めること)に貢献すると考えられて設計されている,ビューエルのアイデンティティーのひとつ。
ちなみに,この特許はビューエルさんがハーレーと決別した時に,ハーレーに取られたままだそうです。(T_T)
装着されているのは,BUELL純正のレースマフラー。
販売中止になったのが、2007年頃,メーカーが倒産したのが2010年。
現在は非常に入手困難。
さすがはメーカー純正品,音も性能も最高。
ってゆーか,これ以外の社外マフラーはどれも性能最悪、その上壊れる。(笑)
で,そのマフラーの上にオイルフィルターがついています。
K&Nのフィルターは頭にスパナがかけられるようになっていて非常に便利なのですが,HARLEY純正のオイルフィルター同様、とても高いので,僕は勝手にTOYOTA用(しかも安い互換品)で,だいたい同じサイズのフィルターを使用しています。(笑)
カートリッジのオイルフィルターは、大きさがほぼ同じなら、パッキンの取り付け位置はほぼ同じで、後は長さは色々と有るのと、ネジのピッチの種類は二種類だけだそうです。 なので、ネジのピッチさえ気を付ければ、使用できるのがほとんどだそうです。(ほんとかどうかは知りません)
TOYOTA純正品番です。
90915-10001もしくは90915-10003。
ビッツ用 V9111-0101
ダイハツの16510-61A01。
あと、日産の15208-53J00やスズキの90915-1001等も使用できるそうです。
マネして壊れたとか言わないでくださいね・・・。
オイルのドレンボルトは,3/8インチサイズ。
ドレンボルトのマグネットには,いつもの通り,なぜか鉄粉がいっぱい付着。
こちらも,BUELLの特許になっている,スイングアームの中が空洞になっていて,そこがオイルタンクになっていると言う,わざわざ特許をとらなくてもたぶん誰もマネしないであろう,変態な設計。
うわー、まだキレイだよ,もったいない。(T_T)
いつもと同じ,MOTULの300V 15W-50 を投入。
もちろん正規輸入品。(安売りネット通販は大抵ニセモノなのでこだわる人は注意。)
ダブルエステル。 このきれいな黄緑色がたまりません。(^^)
量は約2.4リッター。
なのでいつも3リッター買って,中途半端に余ってしまう,もったいない設計・・・。
HARLEY の V-TWIN 用のこんな固いオイルは,他のどのバイクにも使えないし・・・。
続いてミッションオイルも交換します。
ハーレーのエンジンは,エンジンオイルと,ミッションオイルが別々に必要なめんどくさい,ローテク設計。
ミッションオイルのドレンボルトも3/8インチ。
ドレンボルトのマグネットには,いつもの通り,鉄粉がいっぱい付着。
ミッションオイルは,抜く為のドレンボルトはありますが,オイルを入れる為の穴も,ディップスティックも無いので,ミッションケースの横の黒いふた(ネジ3本でとまっている丸いヤツ)を外して,そこから無理やり入れます。
量を計る手段は無いので,見た目で判断します。(^_^;)
油面が,ギアの下ギリギリになるくらいまで入れるらしい。
量にして約1.6リッター。
サーキット走行の為に外した,自作のリアキャリアと,ビューエル純正のパニアケースを装着。
これが無いと,車載工具すら積めないBUELL。 車検証を折り畳んで突っ込むのがやっと。
こちらもまだ3回くらいしか使っていない,ARAIのRX-7。
まったく同じヘルメットを買い替えたので,せめて違う色にしようと思ってガンメタを選んだのですが,やっぱりアルミナシルバーの方がカッコいいな・・・(T_T)
ARAIのステッカーを剥がしたら,急にかっこ良く見えるのは気のせいですか?
オーダーメイドのARAIステッカー(威張りすぎのオリジナルよりふた回りほど小さくしてみました。)と,後ろにHOT WIREDステッカーを貼って,完成。(^^)
ステッカーは反射素材で作ってあるので,安全性も増してグッド!
とりあえず,キャンプグッズをダッフルバッグにぶち込んで,キャリアに載せて。
着替えも積まなきゃだし,ガソリンも入れなきゃだし・・・。
明日6時起きだから早く帰って寝たいよー!
では,みなさまも良い週末を!
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