パワーアンプのゲインの合わせ方とサイバーナビのサウンドセッティングの方法

他店にて取付のカーオーディオのサウンドセッティングのご依頼です。

サイバーナビのサウンドセッティングとパワーアンプのゲイン調整の方法をご紹介します。

サイバーナビやサウンドナビなどの、内臓DSPの設定をするためには、まずは以下のような順番でその他の設定が正確に調整することが大前提になります。 

①サイバーナビの各種設定を整える。

バランス/フェーダー、ランドネスなどは使用しません。各種なぞのエフェクトや機能はOFFにします。

②ヘッドユニットの最大出力の測定とゲイン調整。

③パワーアンプのゲイン調整(クリップ直前の最大出力に設定します)。

④各スピーカーの位相測定/調整

⑤サイバーナビの、クロスオーバー/タイムアライメント/イコライザーのセッティング。

と、言う流れになります。

 

まずはヘッドユニットの出力の測定/ゲイン合わせ。

ヘッドユニットからの出力信号が音楽信号の大元ですので、できるだけ大きなボリューム(大きな出力信号)で使用できるシステムのセッティングする必要があります。

(ボリューム低い=ソースが薄い)

 

さすがのパイオニアのヘッドユニットは、ボリュームMAXでも歪まない、優秀なCDプレーが多いです。

サイバーナビの最大出力は、実測で約1.6Vでした。

※最大でも1.6Vしかないので、ボリュームの低いところ(25とか)ですで大きな音になっているシステムでは、0.5Vとかのもともと非常に薄いソースを引き延ばして使っていることになっていて、薄くて情報量の少ない音楽信号をアンプで増幅する結果にり、その先でなにをどう頑張っても音質向上は望めないのです。

ナビのゲイン調整、ゲイン合わせ、オシロスコープ、最大出力測定、HOT WIREDナビヘッドのゲイン調整、ゲイン合わせ、オシロスコープ、最大出力測定、HOT WIRED

 

アンプへの入力は、ボリューム39の約1.4で入力して、アンプのゲインを合わせました。

サイバーナビは、最大出力が1.6Vしかない上に、ボリュームをたった1落としただけで、1.4Vになってしまうので、いかにゲイン調整が重要かがわかります。

サイバーナビをヘッドユニットにしたオーディオシステムでは、普段のボリュームは35くらいで使えていると理想的なのです。

そのくらいまで上げられないようなシステムは、ゲイン調整が正しくできない証拠です。歪感が多く、音が悪いと感じていると思います。

ヘッドユニットのゲイン調整、ゲイン合わせ、オシロスコープ、最大出力測定、ホットワイヤードヘッドユニットのゲイン調整、ゲイン合わせ、オシロスコープ、最大出力測定、HOT WIRED

 

パワーアンプのゲイン調整のやり方:

パイオニアのアンプは、ゲイン調整が各チャンネルすべてついている事が多いので、ちょっとゲイン調整作業が大変です。;^_^

PRS-A900 4CH.アンプに4個のゲイン調整ノブがついています。

ゲイン調整を正しくセッティングしないと、左右の音量すら正確に揃える事ができません。(永久にL/Rのバランスが狂ったままで聴きつづける事になります。)

th_CIMG5808th_CIMG5809

 

PRS-A900 の出力は、約16Vでした。

4CH.チャンネルともすべてゲイン調整をします。

信号がクリップするギリギリまでゲインを上げますが、絶対にクリップしないように調整します。

これで、歪みの発生しなクリーンなオーディオシステムになり、フルボリュームでガンガンに鳴らしても音割れしない、パワフルかつクリーンなカーオーディオになるのです。

ゲイン調整、ゲイン合わせ、オシロスコープ、最大出力測定、HOT WIREDゲイン調整、ゲイン合わせ、オシロスコープ、最大出力測定

 

サイバーナビに限らず、DSPプロセッサーのサウンドセッティングを正しく実行して高音質を実現するためには、ヘッドユニットとパワーアンプのゲイン合わせが完璧にできていて、全スピーカーの位相が正相である事が大前提になります。

経験上、

「スピーカーの接続が間違っているわけがないから、位相を測定する必要はない」

と、言われるお客様でも8割以上の方がどこかのスピーカーの位相が逆相になっていたりしますので、騙されたと思って、一度正しく測定してみてください。

 

カーオーディオのアンプのゲイン調整を動画でご紹介。
HOT WIRED CHANNEL
サウンドナビプレミ マルチ+パワーアンプのゲイン調整のやり方 その①
https://www.youtube.com/watch?v=nZVWa0EtgEs

 

 

サイバーナビのサウンドセッティングの重要項目は、クロスオーバー/タイムアライメント/イコライザーのセッティングです。

 

 

イコライザー調整前:

(スピーカーつけてとりあえず出ただけの音、たまたま出た音とも言えます)

真ん中あたりの音がなくて、高音と低音にピークが見て取れますので、ドンシャリで、聞き疲れするのに、物足りない音質だと推測できます。

カーオーディオのイコライザー調整、RTA

 

イコライザー調整後:

各周波数のピークやディップがなく、低音から高音まで、なだらかに減衰する理想的な周波数特性に調整できました。
イコライザー調整、音調整、サウンドセッティング、リアルタイムアナライザー、RTA

 

サイバーナビのサウンドセッティング/音調整一式:35000円

パワーアンプの調整:基本料金:15000円 + 5000円×調整箇所

作業時間:2〜3時間ほど。
(代車ご用意できます。)

完全予約制。
ご都合の良い日時をお知らせの上、ご予約をお願いいたします。

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ホンダ CH-V 純正ナビのままで音質向上 2WAYセパレートスピーカー+DSP内蔵パワーアンプ+パワードウーハー+デッドニング

純正カーオーディオの音質向上の方法で、良くお問い合わせをいただく内容ですので、少し詳しく説明いたします。

良くご質問いただくのは、「カーオーディオの音質向上/音の明瞭化のために、以下の2つの選択肢のどちらが良いですか?」 という内容のものです。

純正スピーカーのままで、三菱サウンドナビ プレミなどの高性能ナビヘッドやDSP等をつける。

純正ナビのままで、スピーカー交換、サブウーハーやパワーアンプ等の追加をする。

もちろん全部できればベストなのですが、費用や時間の都合で、段階を踏んでステップアップして行くケースが多いと思います。

ズバリ、純正ナビのまま、スピーカー交換 をお勧めします。

カーオーディオの音質には、スピーカーの性能が決定的なのです。

特にフロントスピーカーが重要です。

 

 

と、言う訳で、今回はカーオーディオ上級ユーザー様のセカンドカーの、

ホンダCH-Vの音質向上/スピーカー交換の方法の施工例をご紹介します。

純正ナビやちょっと古いカーナビをそのまま使って、音質向上を実現するベストな方法をご紹介します。

今回のキーポイントは、こちらのDSP内蔵小型パワーアンプ、AUDISON Prima 4.9bit を使用するところ。(^^)

B5サイズの超小型パワーアンプですが、パソコンを接続して、専用ソフトで音調整するタイプの、本格的なDSPを内蔵しています。

この一台で、フロント2WAYスピーカーとパワードウーハーの3WAYシステムが構築できます。

フロントスピーカーには、MERCURY CAR AUDIO の C62 2WAYセパレートスピーカー+MCR-805 8インチアンプ内蔵サブウーハーをチョイス。

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AUDISON PRIMAのアンプの小ささをMACのマウスと並べて比較してみました。

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クルマの普段使いのスペースを犠牲にしたくないので、アンプもウーハーもシート下にスッキリと取り付け。

アンプ内蔵ウーハーは、MERCURY CAR AUDIO のMCR-805。

8インチのスクエアウーハーが、小さい筐体からは想像できない、ディープかつスピード感のある高音質な重低音を鳴らします。

どうしてもアンプ内蔵ウーハーしか取り付けできないが、高音質な低音が欲しい方には、MERCURYのパワードウーハーがオススメです。

パワードウーハーの MCR805 が、CH-Vのシート下にギリギリというか、ちょうどピッタリにハマって、まるで専用品のような納まりでした。(^^)

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カーオーディオの音質向上には、スピーカー交換が必須です。

MERCURY CAR AUDIO C62 2WAYセパレートスピーカーを取り付けます。

ドアスピーカーはインナーバッフルで取り付け、ツイーターはピラーに埋込。

インナーバッフルを製作して、位置や高さをベストな位置にセットアップされたドアスピーカーが、純正グリルの真裏で透けて見えています。(^^)

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ドアのデッドニングは、重要なサウンドチューニングですので、STPのデッドニング材をステーの裏側など、細かいところまで丁寧に貼り込みます。

細切れのデッドニング材を貼る方がはるかに簡単なのですが、出来るだけ一枚貼りで材料の強度を落とさない工夫や金属製のローラーで丁寧に圧着する地味な努力が音質に影響してきます。

サービスホールを埋めることだけが目的ではなく、ドアの鉄板部分に全面に貼り込み、金属ローラーで強力に圧着する必要があります。

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ツイーターは、Aピラーに埋込、整形後、レザーを貼って仕上げます。

手作りのワンオフなので、大変手間がかかりますが、ツイーターをできるだけ遠く、左右は広く、最適な位置と角度で取り付けることは、音質向上には最も重要な要素なのです。

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DSP/デジタルプロセッサー内蔵のアンプは、つけて音が出ただけでは、良い音にはなりません。

正しく音調整をするためには、各種測定機器と調整機器を使いこなす技術と知識のあるインストーラーがかなりの時間をかけてサウンドセッテッイングをする必要があります。

残念ながら、人間の耳で聞いて、だいたいで合わせる程度では、DSPの性能を発揮することはできないのです。

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AUDISON prima のソフトウェアをインストール。本体のファームウェアもアップデートする必要があります。

調整用のソフトウェアは、イタリアAUDISONのホームページからダウンロードできます。

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イコライザーの調整には、RTAが必要になります。

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特に、AUDISON PRIMA、HELIX DSP、JL AUDIO、MOSCONI、FOCAL、RAINBOW、MATCH、ROCKFORDなどの海外ブランドのDSPデジタルプロセッサーは、大変に多機能で、パソコンと専用のソフトウェアを使用した高度なサウンドセッテッイングを必要とし、人間の耳で聞いただけでは正しく調整できることはありません。

アンプのゲイン調整、クロスオーバー、タイムアライメント、イコライザーなどを正しくサウンドチューニングして、はじめて音質向上が実現するのです。

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他店で取付のカーオーディオ、デジタルプロセッサー/DSPのサウンドセッテッイングのみのご依頼もたくさんの実績があり、お客様に好評をいただいております。(^^)

カーオーディオのサウンドセッテッイング/音調整のご予約は、メールにて承っております。

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AUDISON/HERTZ本社にて カーオーディオ用DSP プロセッサーのサウンドチューニングのトレーニング

カーオーディオ用DSP プロセッサーのサウンドチューニングの技術セミナーの為に、イタリアへ行ってきました。

カーオーディオブランドの、AUDISON/HERTZ を製造する、ELLETTROMEDIA社にご招待いただきました。(^^)

2018年3月。
正直あまり行きたい状況ではなかったのですが、AUDISON/HERTZ本社からの強い要請と、個人のスキルアップはもちろん、技術セミナーの後には、「日本のカーオーディオ業界の皆様と知識と技術の共有をしてほしい」との強い要望をいただき、重い腰を上げて久しぶりにヨーロッパまで行ってきました。

 

今回は、アジア地区のAUDISON/HERTZブランドのパートナーを集めてのトレーニングになっており、日本、タイランド、マレーシア、シンガポール、韓国、香港、台湾からの参加がありました。

 

AUDSON/HERTZの本社は、ものすごくカッコいい建物/設備でした。

社員のおっさん(失礼)のファッションまでがみんなサラッとオシャレでカッコいいのがちょっとイラつく。v(^^)v

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でっかいエントランスで、記念撮影。

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AUDISON/HERTZ本社にて、BIT ONE HDなどのデジタルシグナルプロセッサー(DSP)を使用したハイレゾカーオーディオ/ハイエンドカーオーディオの正しい音調整の方法、サウンドチューニング/サウンドセッティングのセミナーと、実車を使用したトレーニングを受講してきました。

大変複雑で、使いこなすのが難しいAUDISONのDSPプロセッサー、BIT ONE HD や、BIT PLAY、さらには、サウンドセッティング用測定ツールのBIT TUNEなどのセミナーがメインのトレーニングでした。

プロセッサーは、取り付ければ自動的に音が良くなる魔法の箱ではなく、本来の性能を発揮するためには、正しい知識と測定機器を使用して、大変めんどくさいサウンドチューニングの作業が必要なのです。

空港でピックアプされてから、空港にドロップされるまでの、3日間びっしりのスケジュールでのトレーニングは、本当に大変でした。(;^_^

しかし、DSPを使用したサウンドチューニングを正しく実施するために必要な知識と技術を得る事ができ、有意義なイタリア旅行になりました。

※トレーニングの内容はこちらのブログ記事をご覧ください。

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MADE IN ITALY の製造現場の視察にもお招きいただきました。

※AUDISONとHERTZの製造過程/製造現場のリポートは、こちらのブログ記事をご覧ください。

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名古屋のセントレアから、ドイツのミュンヘンまでは ETIHADに乗りました。

北京とアブダビで乗り換えて、AUDISON本社までは、24時間以上かかる長旅になります。(T-T)

 

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th_CIMG8794 イタリア、ドイツ上空のアルプスの雪山。




 

 


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LOST LAGGAGEで有名なイタリア。
次の日にやっとホテルに届いた私のスーツケース。

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AUDISON/HERTZ DSPサウンドチューニング集中トレーニングのリポートは、その2へ続く!

 

 

 

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スバル純正KENWOODナビのプロセッサーのサウンドセッティング/音調整

ナビの内蔵DSPの音調整でご予約いただきました、レボーグです。

スバル純正KENWOOD カーナビのプロセッサーのサウンドセッティング/音調整の方法。

 

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スバル純正のケンウッドのナビに、FOCAL の FLAX PS 165F のスピーカーが取付済み。

シート下にパワードウーハーという構成。

 

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ちょっと気になったので、各スピーカーの位相を測定してみました。

ツイーターの位相が逆相になっていました。(>_<)

位相を耳で判断するのは大変困難なので、ホットワイヤードでスピーカーを取り付ける際は、必ず位相チェッカーを使用して判断します。

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FOCALのツイーターの配線の+/-が逆に配線されていたので、正しく直しました。

実に多くのユーザーが、スピーカーの配線の+/-の配線が逆のまま(逆相のまま)気づかずに、こんなもんだと思って聴いていますので、是非一度スピーカーの位相を確認してみてください。

(スピーカー線を+/-逆につないでも音は出ます(音質は悪いですが)ので、気づかないのです。)

+/-の表示や配線の色はあてにしないで、必ずスピーカーからの出音の位相を測定して判断する必要があります。

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スバル純正KENWOODのナビは、多機能な内蔵プロセッサー/DSPを搭載していますので、かなり高度なサウンドセッティングが可能です。

AUDISON の BIT ONE HD や、HELIX DSP ほどの機能はありませんが、

純正ナビでも、内蔵プロセッサーを正しくサウンドセッティングをする事で、すばらしい音質を実現できるのです。

スバル純正ナビは、クロスオーバー/タイムアライメント/イコライザーの調整がとても重要なのです。

タイムアライメントを正しくセッティングすることで、ボーカルがセンターに定位するようになります。

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イコライザーを正しくセッティングする事で、車内の周波数特性を正しく整えます。

結果、滑らかでキレイな音質になるのです。

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運転席にRTAのマイクをたてて、リアルタイムに周波数特性を測定しながら、最適なイコライジングを探して行きます。

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がんばってここまで音調整できました。(^^)

ディップやピークのない、滑らかな周波数特性にサウンドチューニングできました。

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KENWOODカーナビ/プロセッサーの音調整/サウンドセッティング一式:35000円(税別)

作業時間:2時間くらい

ご予約は、お電話またはメールにて承っております。

052-355-9669/information@hotwired.co.jp

 

KENWOOD、サイバーナビ、サウンドナビ、ALPINE などのカーナビ内蔵DSP/プロセッサーのサウンドセッティングは、ホットワイヤードにお問い合わせください。

他店にてお取り付けのカーオーディオのサウンドセッティングも大歓迎です。

 

 

 

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ラックスマン LUXMAN CM-6000/6CH.パワーアンプの正しいゲイン調整の方法

郵送による、パワーアンプのゲイン調整サービスのご紹介です。

パワーアンプのゲイン調整を正しく理解していない方が多いようですが、アンプのGAIN調整は、カーオーディオの音質を決定づける、最も重要なサウンドセッティングです。

ハイエンドカーオーディオでさえも、 聴感でゲイン合わせしている方が多いのが残念です。

 

遠方のお客様からゲイン調整のご依頼で郵送していただき、本日届きました、ラックスマンのパワーアンプ、LUXMAN CM-6000

アンビリーバボーな巨大なパワーアンプが届きました。;^_^

ラックスマン 6CH. パワーアンプ ゲイン調整 ゲイン合わせLUXMAN CM-6000 ラックスマン 6CH. パワーアンプ ゲイン調整 ゲイン合わせ

ラックスマンの6CH.のパワーアンプに、ゲイン調整のノブが6カ所もあるのです。
「聴感でだいたい」のゲイン調整×6カ所では、正しいサウンドチューニング/サウンドセッティングどころか、左右の音量すら合わせる事ができません。

LUXMAN CM-6000 ラックスマン 6CH. パワーアンプ ゲイン調整 ゲイン合わせLUXMAN CM-6000 ラックスマン 6CH. パワーアンプ ゲイン調整 ゲイン合わせ HOT WIRED

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では早速ゲイン調整作業に入ります。

オーナー様のご使用のヘッドユニットは、三菱サウンドナビ200プレミとの事ですので、200PREMIの最大出力に合わせて、アンプのゲインのセッティングをします。

LUXMAN CM-6000 ラックスマン 6CH. パワーアンプ ゲイン調整 ゲイン合わせ HOT WIRED ホットワイヤードLUXMAN CM-6000 ラックスマン 6CH. パワーアンプ ゲイン調整 ゲイン合わせ HOT WIRED ホットワイヤード 名古屋

アンプの出力27Vでは歪みまくり・・・。

デジタルオシロスコープの波形を見ながら、慎重にセッティングを出します。

LUXMAN CM-6000 ラックスマン 音調整 6CH. パワーアンプ ゲイン調整 ゲイン合わせ HOT WIRED ホットワイヤード 名古屋 LUXMAN CM-6000 ラックスマン 6CH. パワーアンプ サウンドセッティング ゲイン調整 ゲイン合わせ HOT WIRED ホットワイヤード 名古屋LUXMAN CM-6000 ラックスマン 6CH. パワーアンプ オシロスコープ ゲイン調整 ゲイン合わせ HOT WIRED ホットワイヤード 名古屋

 

音楽信号が歪んでしまってはダメですが、出来る限りのパワーを引き出したいので、クリップ直前のギリギリの最大出力でセッティングするために、慎重にゲイン調整をします。

チャンネル毎のそれぞれの出力差が大きい個体の場合は、左右の出力を正しく揃える事もやります。

ちょうどチューニングカーのキャブの同調作業みたいな感じです。

開くときも、閉じるときも6カ所同時に同調して、同じ様に出力するように調整する必要がある訳です。

仮にクリップするときも、6カ所同時にクリップするようにします。

加えて、複数のアンプがある場合は、「すべてのアンプが同調する様にゲイン調整」をする必要があります。

メーカーとしては、ユーザー/ショップが、ヘッドユニットに合わせて、この同調作業をやることが前提の設計なので、アンプにはゲイン調整機能がある訳です。

とりあえず音が出るだけでイイなら「聴感でおおよそ」でもイイですけど・・・。高音質は望めません。

LUXMAN CM-6000 ラックスマン 最大出力 6CH. パワーアンプ ゲイン調整 ゲイン合わせ HOT WIRED ホットワイヤード 名古屋LUXMAN CM-6000 ラックスマン 出力測定 6CH. パワーアンプ ゲイン調整 ゲイン合わせ HOT WIRED ホットワイヤード 名古屋

完璧にクリーンで、歪みの無い最大出力でゲインを設定します。

6CH.すべてをドンピシャにセッティングします。

6CH.すべてがほぼ21Vで、チャンネルごとも出力差もほとんどなく、たいへんコンディションの良いアンプでした。

これで、チャンネルごとの音圧の差もなく、すべてのチャンネルで歪み成分の無い再生が可能になりました。

正しくゲイン調整されたパワーアンプは、最高の性能を発揮できるようになり、フルボリュームでガンガンに鳴らしても良い音ですし、壊れません。

ハイパワーで、「大音量なのに静か」な、ハイエンドカーオーディオが実現できるのです。

LUXMAN CM-6000 ラックスマン クロスオーバー 6CH. パワーアンプ ゲイン調整 ゲイン合わせ HOT WIRED ホットワイヤード 名古屋



LUXMAN CM-6000 ラックスマン MAX 6CH. パワーアンプ ゲイン調整 ゲイン合わせ HOT WIRED ホットワイヤード 名古屋 LUXMAN CM-6000 ラックスマン 出力電圧 6CH. パワーアンプ ゲイン調整 ゲイン合わせ HOT WIRED ホットワイヤード 名古屋 LUXMAN CM-6000 ラックスマン 出力特性 パワーアンプ ゲイン調整 ゲイン合わせ HOT WIRED ホットワイヤード 名古屋

デジタルオシロスコープで波形を表示して、シビアな調整をします。

th_CIMG0801LUXMAN CM-6000 ラックスマン パワーアンプ ゲイン調整 ゲイン合わせ HOT WIRED ホットワイヤード 名古屋 LUXMAN CM-6000 ラックスマン ゲインセッティング パワーアンプ ゲイン調整 ゲイン合わせ LUXMAN CM-6000 ラックスマン ベンチテスト パワーアンプ ゲイン調整 ゲイン合わせ th_CIMG0807 LUXMAN CM-6000 ラックスマン パワーアンプ ゲイン調整 ゲイン合わせ HOT WIRED ホットワイヤード 名古屋

 

 

これで、SOUND NAVI 200PREMI のフルボリュームでガンガンに鳴らしても、音が歪むことはなく、クリーンでパワフルなサウンドを再生できるゲイン調整が完了しました。(^^)

 

 

郵送による、パワーアンプのゲイン調整/サウンドセッティングの発注方法は、こちらをご覧ください。

http://www.hotwired.co.jp/blog/?p=11688

※カーオーディオショップ/業者様からのご依頼も受け付けております。

 

 

追伸:

後日お客様から、ゲイン調整後のアンプのインプレをメールでいただきましたので、原文のまま、ご紹介させていただきます。 

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この度調整をお願い致しましたアンプは無事に到着し、取付も問題無く完了致しました。
機材を持たない私のヤマ勘では左右を揃える事も出来ず、自力での調整を断念
致しましたところ、御社にお願いすることが出来まして助かりました。
変則的な組み合わせのスピーカーで、ドアのデッドニングもナビ側の調整も
手つかずではありますが、それでも音が格段にクリアかつ力強くなりまして、
システム完成に向けて大きく前進したように感じられました。
この度はありがとうございました。
また何か機会がございました ら、宜しくお願い申し上げます。
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アンプのゲイン調整の効果は、確実に体感できるサウンドチューニングです。

実感していただけたようで良かったです。(^^)

また何かお手伝いできる事がございましたら、お気軽にご相談くださいませ。

 

 

 

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