BMW S1000RRのフルパワー化の方法 コーディングプラグ取り付け SLICK MODE

BMW S1000RR をフルパワー化する為には、コーディンプラグというものを取付ける必要があります。

正しい新車のナラシ運転」が終わったら、初回点検とともに、ディーラーにて、馴らしリミッターの解除をしてもらう必要があります。

S1000RRの新車は、馴らしリミッターにより、9000回転までしか回らない様になっています。

https://youtu.be/y1dGWxTDYdA 

フルパワー化する為には、ディーラーにて、コーディングプラグを購入、取付け、コンピューターの設定などが必要です。

そしてようやく、S1000RRの本来の性能が発揮できるようになります。

つまり、SLICK MODE と USER MODE は、デフォルトでは表示されないですが、コーディングプラグ取付け/コーディングをすると、このようにメーター内に新たにSLICK MODEとUSER MODE が表示されるようになります。

つまり、日本仕様には、SLICK MODE がない!という事なのです。

(SLICK MODEに自主規制をかけているS1000RRは、日本と台湾だけのようです。)

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この赤いヤツががコーディグンプラグです。

元々コーディングプラグを刺す為のカプラーがあるので、そこに刺すだけ。

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さらに、リアシートしたのコネクターを抜く必要があります。

コネクターを抜くと、テールやウインカーが点かなくなり、公道で乗れなくするという念の入れようである。

 

 

 

と、まあ作業自体は簡単です。

 

 

逆輸入の日本車をフルパワー化する為の手間と費用を考えると、はるかに優秀です。

簡単にフルパワー化できる事、BMW S1000RR を購入した大きな理由のひとつです。

 

しかーし!

なんだこの大げさな契約書みたいな書類は!

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コーディングプラグを購入/装着/使用するにあたって、公道では使用しません、という内容の誓約書に署名捺印させられる儀式があるのです。(^_^;)

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フルパワーのS1000RRは、公道では危険なので、サーキットなどクローズドコース専用の改造部品ですからレース用の改造部品であり、公道では使用しないでください。という意味です。

しかし、ここまで厳重にやるのはスゴいですね。

そんなに危ないのか?(^_^;)

 

 

こんな事はもちろん「日本だけ」。

海外の常識では、フルパワーじゃないバイクなんてモノは存在しないし、

むしろ、見た目同じでフルパワーぢゃない、なんちゃってバイクを販売する事が違法じゃないのか?
日本にはたくさんある、「正規品という名の合法的なニセモノ」ですね・・・

でも,BMWはエラい!

比較的簡単にフルパワー化できる様に工夫してくれている。

実は日本メーカーの1000ccクラスのスーパーバイクは、フルパワー化が不可能なモノばかりなのだ。

日本は伝統的に、大型バイクのフルパワーのバイクを販売しない。

フルパワーどころか、1000cc自体を販売しない時代も長くあって、伝統的に日本人は大きくて速いバイクは買う事ができない様になっている。

これは法律で禁止されているわけではなく、複雑な免許制度による障壁と各メーカーの自主規制のようだ。

例えば、ホンダの CBR1000RR には、国内仕様と輸出仕様の2種類が存在する。

いわゆるホンダのディーラで普通に買えるヤツが、国内仕様のCBR1000RRで、見た目は同じだが、エンジンは100馬力くらいしかないし、最高速も180kmでリミッターである!

まさに、「正規品という名の合法的なニセモノ」CBRなのである。

他の国産メーカーもだいたい同じ感じで、コンピューターだけではなく、電気系統から、吸気ポートのサイズ、排気デバイスやエキゾースト系、ミッションまで違っているので、もう一台買えるほどお金をかけても本当のフルパワー化は不可能である。

こんなもの知らずに買っちゃったら、泣くに泣けません・・・。

 

CBR1000RRの、輸出仕様のバイクが一般にフルパワーと呼ばれているタイプである。

輸出仕様の中にも、北米仕様、EU仕様、マレーシア仕様など色々あるので、本物のフルパワーを探すのが大変なのだ。

一度海外に輸出した車両を、もう一度日本に輸入した車両の事を、「逆輸入」と呼びます。

例えば、一度輸出してカナダまで運んだバイクを、もう一度太平洋を渡って日本へ輸入するらしい。これが逆輸入カナダ仕様である。

コレで書類上は外車になるから。

これも日本独特の伝統である。

日本のメーカーで日本人が作った日本車なのに、日本人だけは乗っちゃダメよ、と言う本当にイヤな伝統である。

日本はバイク以外にもこのようなイヤ伝統(利権)により、人々は全くもって無駄な労力とコストを費やして疲弊し続けており、空白の30年という結果になっている。(まだ継続中)

事実、2輪車の国内の売り上げは、80年代のピークと比較して、2016年では約1/8という、ほぼ壊滅状態になってしまいました。

 

this is what you have to do to make your BMW S1000RR fully powers in japan.

the coding plug need to be install at dealer ship.

then you will see the SLICK MODE and USER MODO on the display.

in order to buy and install the coding plug, i had sign on the agreement paper saying that

“i will never use the FULL POWER in SLICK MODE on the public road” 

“this can only be used on closed race track”

 

 

 

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