BUELL XB12S リアサスペンションのバネレート変更 柔らかいスプリングレートのワンオフのスプリング制作


新車購入時から悩まされている、ビューエルの乗り心地の悪さ、サスペンションの改善の続きです。

BUELLを買ったものの、あまりにもスパルタンな乗り心地と操縦性に、心も腰も折れてしまったオーナーも多のいではないでしょうか?

長年に渡ってBUELLのサスペンションのカスタムをいろいろやってきたわけですが、やっとある程度納得できるセッティングが見つかりつつあるので、備忘録を兼ねて、ブログ記事に記載しています。

BUELLのサスペンションに違和感を感じているあなた!
あなたの感覚はバイク乗りとしては優秀です。 (^^)

ネモケンさんの説明動画見てみてください。
https://youtu.be/zjlDCFnPhKE

 

フロントフォークは、フォークオイルの粘度と油面など、いろいろ試行錯誤をして、ある程度セッティングの出し方がわかってきた感じです。
BUELLのフロントフォークのオーバーホールやセッティングのお問い合わせは、別のブログ記事をご参照願います。

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今回は、ビューエルのリアサス用のワンオフ製作したスプリングの話です。(^^)

整理しますと、そもそも私のBUELLは、Scgという、フロントフォークのストロークが1インチも短くて、リアサスも短い黄色のスプリングがついている、短足仕様のビューエルでした。

この短足仕様は、Scgと9Sだけの特別仕様で、ストロークが短いだけでは無く、フォークのインナー/アウター共に一回り細いタイプの、他のモデルのビューエルとは互換性のないサスペンションを搭載しています。

シャコタンで見た目はクールなストリート仕様なのですが、走行性能は著しくスポイルされていて、自分にとっては最悪な仕様でした。

ここからが長く苦しい、乗り心地改善及び運動性能向上のカスタムの道のりが続いているわけですが、

最終的(2021年現在)には、フロントフォークは09/10 最終型の太いタイプのフォークに変更して、リアサスは、柔らかい特注のスプリングをはめました。

 

まずビューエルのサスペンションの問題点を整理しましょう。

一言で言うと、硬すぎる。
結果的に、しなやかさが無く、路面追随性が悪い。その結果、突き上げ、跳ねる。

跳ねるサスと、超ショートホイールベースの不安定さが加味されて、直進安定性の無さは恐ろしく、まっすぐ走るだけでも吹っ飛ばされそうで非常に怖い。
交差点を曲がる程度でも、ハンドルが切れ込んで、非常に不安定かつ乗りにくい。
高速コーナーなんかギャップ踏んだら吹っ飛びます。

乗り心地が悪い。
特にリアの突き上げるような乗り心地の悪さで腰を痛めること数回・・・。

 

考察①:

BUELLは、アメリカのモーターサイクルメーカーであり、基本的にはHARLEYです。
マニュアル記載のBUELL XB12Sの最大許容荷重は、240kgである。

これはどう言う意味かと言うと、
体重150キロの旦那が、体重90キロの奥方を乗せて地平線までかっ飛ばして長旅に行っても破綻しないサスペンションの硬さにしておく必要がある、
と言うことなのである。

このようなバイクに、70キロくらいのアジア人が一人で乗っているとどうなるのか?

バネが硬すぎて、突っ張ったままでストロークするわけがない。
路面追随性が悪く、ピョコピョコ跳ねて、結果早く走れない。
乗り心地が悪すぎる。

良く注意して乗ってみると、2人乗りやキャンプ用品満載だと、リアサスがよく動いているのがわかると思います。 

 

実験結果①:

結論から言いますと、純正サスのダンパーやプリロードをいくら頑張って調整しても解決しません。
何をどう調整してもバネの硬さを変えることはできません。
間違えている人が多いですが、プリロードとは車高を変えるための調整機能で、バネが柔らかくなることはないのです。
また、市販されている高級社外パーツをポン付けしても、解決しません。
広く一般に市販されている汎用品は、純正品に習って作り、なおかつイチャモンつけられないようにしておく事を最優先に考えるため、純正比であまり大きな変更をすることがありません。

結果、見た目以外は純正品とほとんど同じスペックになっており、乗ってもなんも変化がわかりませんでした。(>_<)

加えて、社外品のサスペンションパーツというものは、基本的にさらに硬いバネや硬いダンパーなど、サスペンションを硬くするための物しか存在しません。
フニャフニャの小型バイクや国産ネイキッドバイクなどはそれで良いかもしれませんが、海外メーカーの大型バイクの硬すぎるサスペンションをさらに硬くするとか、短くするとかは、運動性能を台無しにしてしまうカスタムで、ナンセンスなのです。

 

解決策:

フロントフォークに関しては、もともとショーワのインナー43パイが付いていて、十分なクオリテイーだろうと言う事で、オーバーホールして、フォークオイルの粘度と油面調整で一番気持ちよくストロークするところを見つけるのがベスト。

スプリングは純正品で十分。
てか、純正でも少し硬めで、ハードに走ってもなんとかなる。

サーキットユースや硬いスプリング好きな人は、交換しても良いかもですが、私の経験では、街乗りでは硬いバネはさらにストロークしなくなり、あまり良いことはありませんでした。
もっと奥が使いたいのだよ。

 

そしてここからが、今回の本題のリアサスです。

XBのリアショックのダンパーはオーバーホールして、スプリングは柔らかいものに交換すると良いのです。

これは、大型のSSバイクをレース仕様に改造する場合にも良くやるカスタムです。
サーキット専用の一人乗りで、2人乗り仕様のサスペンションでは動きが悪いからです。

とは言っても、純正品より柔らかくする、BUELL用のスプリングというものはどうやら存在しないらしい。
ビューエル用じゃなくても、純正より柔らかくするスプリングというものが、レース用部品以外で一般向けに市販されているのはほとんどない。

 

バネレート測定の結果は、BUELL XB12Sのリアサスのスプリングは、68N/㎜から98N/mmの可変レートスプリングである。

40N/mm〜60N/mmくらいが良いような気がする。

 

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納期:約4週間

ご注文はメールでお願いします。

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同じBUELL XBでも、各モデル別に微妙に違うリアサスペンション、リアショック。
SとRは同じ。他のモデルは基本的に互換性がない。

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BUELL純正リアスプリングとHYPER PROのスプリングの比較。BUELL サスペンション オーバーホール フロントフォーク リアショック 油面 粘度 フォークオイル スプリング 乗り心地 改善 バネレート BUELL ワンオフ リアスプリング サスペンション オーバーホール フロントフォーク リアショック 油面 粘度 フォークオイル スプリング 乗り心地 改善 バネレート

 

見た目には一巻き多いようにも見える。

実際に乗ってみた感想は、

硬くも柔らかくもなく、「なんの変化もなし」でした。
鈍感な私のケツでは変化が全くわかりませんでした。

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こちらは、BUELL用オーリンズのリアショックとスプリング。

バネレートは純正スプリングとほぼ同じようである。

純正よりこんなに短いスプリングになってしまい、乗り心地は最悪。

さらに、ポンポンリアが跳ね上がり、路面追随性も非常に悪くて、
サーキット走行でも全くメリットがなく、鈴鹿のストレートでは跳ね飛ばされそうで本当に怖かった・・・。
意地でも使い続けたかったかっこいい高級サスペンションですので、数年間かけて、あの手この手で頑張りましたが、あまりの乗り心地の悪さと運動性能の悪さに耐えかねて、泣く泣く取り外しました・・・。

良く見てみると、どうやら特にBUELL用に特別に開発したというほどのものでもなく、汎用のショックユニットにスプリングで長さを合わせただけのようで、ごついプリロードの構造上、このような極端に短いスプリングしか入らなかっただけのことと思われる。

諦めの悪い私は、オーリンズに特注して、70N/mm(純正比30%ダウンくらい)のワンオフのスプリングを組み込んで、テストしてみた結果、

ほんの少し柔らかくなったかな? 程度で、ほぼ変化なし。(>_<)
解決したと言えるほどのメリットはありませんでした。

やっぱり、「短くて硬いスプリングを入れる」という昭和のシャコタンヤンキーカスタムでは、乗り心地や運動性を著しく劣化させるのは、高級品でも同じことでした・・・。

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バイクの乗り心地を良くして、サスペンションの動きを良くして、運動性能を向上させるための解決策として、「柔らかめのレート等巻きスプリングを入れる」ことにした。

 

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BUELL XB用 シングルレート リアスプリング 
と、純正スプリングの比較。

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2007年式 BUELL XB12S 純正スプリングのバネレートを計測した結果、

68N/㎜から98N/mmの可変レートスプリングであることがわかった。

理論的には、最初の巻で柔らかくいなして、奥の硬い巻で重量にも耐える、という設計の、柔らかさと硬さを両立した、プログレッシブってヤツかな。

つまり、メーカーとしても、240キロ荷重のバネでは硬すぎて乗れたもんじゃないので、最初の数巻だけ柔らかくしてある、ということだと思われる。

ところが一人のでは、最初の柔らかいほんの数センチの部分しかストロークしないため、ポンポン跳ねる、突き上げる、路面に追随しない、となるわけだ。

そこで、何種類かのスプリングレートを試してみた結果、70N/mmくらいまではたいした変化を体感できない。

つまり、60〜80キロくらいの体重で一人乗りでは、最初の数巻分しか仕事しておらず、70N/mm以上の硬いバネの部分はほとんど動かないということではないだろうか。

色々なスプリングレートをテストしてみた結果、

60N/mmのスプリングがちょうど良いという結論に至った。

これはおそらく、純正のプログレッシブスプリングのバネレートの柔らかいところだけしか使えていないからではないか?と推測される。

だったら、シングルレートの60N/mmがいんじゃなのかなと。

ほぼ半分くらいのスプリングレートの60N/mmのスプリングで大丈夫?って感じですよね?
って言われるから、どこのメーカーも売らないんです。笑

全然大丈夫です。(^^)

よく動く、どっしりと落ち着きのある、感触の良いサスペンションになりました。(^^)
(国産ネイキッドをしっかりさせた感じ)

今まで、気になっていた路面のギャップを越えるたびに背骨に響く突き上げは無くなり、しなやかにいなしてくれて、どっしりと路面に追随するようになり、アクセルONでもリアサスが沈んでグッと踏ん張る感じがつかめるようになり、コーナーの脱出でも安心して加速していける、高速コーナーでバンクしながらギャップを踏んでも破綻しない、どこまでも走って行きたくなる大変感触の良いリアサスペンションが出来上がりました。(^^)

ちなみに、体重約70キロの自分と、45キロくらいの女性を乗せて高速道路をツーリングしましたが、どっしり良い感じ走れて乗り心地良いです。パッセンジャーも少し乗り心地が良くなったとの感想です。

正直乗り心地優先なら、さらに低いスプリングレートでも良いと思われる。

多少沈み込みが多くなったので、二人乗りの場合はプリロードで高さの調節するとちょうど良いです。(そうやって使うのが正しいプリロードの機能なのです)

今までは全抜きでも硬すぎて、ほとんど役に立たなかった、ショックの減衰力調整のコンプレッションとリバウンドがやっと本領を発揮するようになり、変化も良くわかるようになり、ちょうど良いところを探して調整していけるようになりました。

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今では、私の推測は正しかったと確信しています。

リンクやレバレッジがあるので、単純計算はできないかもですが、イメージとしてバネレートが純正比50%ダウンにしたとしても、ライダー体重120キロ以上が大丈夫なわけで、60N/mmなら160キロくらい? 十分なマージンをとって、私の使用環境ではもう少し柔らかくても良いくらいと思われます。

 

以上個人的最適最高のBUELLに仕上げたい迷えるビューエル乗りの参考になれば、幸いです。(^^)

 

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カテゴリー: BUELL XB12S   作成者: hotwired パーマリンク

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