HUMMER H2のエアコン修理:ACコントロールパネル交換 (リビルト品) その1
今年で21年になる、HOT WIREDのハマーH2ですが、相変わらずエアコンの修理に悩まされています。
これまでに、エアコンを構成するパーツのほとんど全てを交換してきた、HOT WIREDのハマーH2ですが、
ついに、ダッシュボードを全バラして、ダッシュを丸ごと下ろすことになりました。(泣)
詳しくは、別の記事で紹介する予定ですが、唯一一箇所だけまだ交換していなかった、ダッシュボードの奥のブレンドドアを交換するためです。
ついでに、エバポレーターも交換する予定です。
HUMMER H2 エアコン修理(完結編) アメ車のエアコンを冷え冷えにする方法:デッドニングと断熱・遮熱施工
https://www.hotwired.co.jp/blog/?p=21762
https://www.hotwired.co.jp/blog/?p=17978
のように、完結したかと思われたHUMMER H2のエアコン修理だったのですが、
異変を感じ始めたのは、実は冬でした。
ヒーターの効きが悪いのかなー、ヒーターコアかなー、頭ばっかり熱くて足元が寒いなー、
なんて思いながら、はや数年・・・。
どうやら暖房時にはデフの部分からしか温風が出ておらず、足元の風は弱くて緩いことが判明!
原因はエアコンパネル。
エアコンコントロールパネル、ACコントロールパネルなどの呼び名がありますが、
実は、もうすでに何度も交換しているんです。
最初にACコントロールパネルがおかしくなったのは、温度調整のノブの接点がすり減って、ノブを回しても正しく数字が変化せず、メチャクチャな数字を表示してしまうようになりました。
数年はこの状態で騙し騙し使ったのですが、
ACコントロールパネルが、停車時にも電力を消費しており、暗電流の原因になっており、バッテリー上がりの原因になっていることが判明して、中古の良品に交換しました。
これで一旦は解決したのですが、
やはり中古のACコントロールパネルは、完璧でははなく、今回のトラブルの原因の一部になっていました。
HUMMER H2のACコントロールパネルは、すでに生産終了となっており、新品を購入することができません。
また、中古は、同じようなトラブルで交換した個体から取り外されたものがほとんどで、まともに動くものを探すのが非常に困難です。
という事情があり、アメ車乗りならご存知と思いますが、ネット通販でも買える、DORMANの互換品を使いました。
新車から乗っていない人なら、こんなもんかな?と思って、気付かないかもしれませんし、とりあえず動けば十分という人もいると思いますが、DORMANはまともに動きません。
一応冷えるし、中古車屋がとりあえず直して売ってしまうだけならOKかもですが、互換品では完全な制御ができないようで、風の出方も温度の管理もかなり適当です。
カリブレーションも何度やってもうまく行きません。
残念ならが、ハマーの新車状態を知っている人には我慢できる代物ではありませんでした。
今回は、正常に動くことが保証されている、純正のACコントロールパネルの入手にこだわり、
アメリカから、リビルト品のACコントロールパネルを取り寄せました。
ステッカーには、2003年製とあります。
リビルト品といってもいろいろなグレードがあるのですが、今回指定したのは、新品に限りなく近い、外側は中古ですが、中身は新品の部品でリビルトしてあり、LEDに打ち替えてあるACコントロールパネルです。
こちらは通販もできますので、修理エアコン修理に悩まされている全国のハマーオーナーのお役に立てれば幸いです。
(弊社による動作保証はありません。保証を求める方は他で買って下さい。)
その2へ続く・・・。