EMMA INTERNATIONAL JUDGE TRAINING(サウンドコンテストの国際ジャッジ資格取得)

(ハイエンドカーオーディオコンテストの国際ジャッジ資格取得)

EMMAの国際ジャッジの資格を取得する為に,タイのバンコクで開催された,ジャッジトレーニングに参加してきました。

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EMMAとは,ヨーロッパ発祥の,ハイエンドカーオーディオのコンテストの組織で,国際規格を設定していて,世界各国でコンテスト開催しています。

EMMAに関しての詳しくは,こちら

日本ではまだ認知度が低いのですが,実は日本以外のアジア諸国でも世界統一基準とされているハイエンドカーオーディオのサウンドコンテストです。

コンテストに参加される車両を正しく審査できるジャッジを育成する為に,世界の主要都市でジャッジトレーニングが開催されるのです。

また,審査用CDも2014/2015版がリリースされた為,世界各国でジャッジトレーニングが開催されました。

残念ながら,日本では国際ジャッジのトレーニングが開催されないので,比較的近い場所と言う事で,私はバンコク会場を選びました。

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トレーニングは丸2日間に渡って実施され,一日目は主に座学で音質審査と取付け審査について、そして2日目には実車を使用して,実際のジャッジの仕方を具体的に勉強をします。

ちなみに,ヨーロッパはもちろん,世界中のどの会場の講習に参加しても、トレーニングもテストもすべて英語です。(世界統一基準を守るため,ルールブックなども含め,日本以外は現地の言語に翻訳する事すらしていません。)

今年から審査用のCDが変った事で,かなり内容が変化しており,過去の知識が通用しない部分も多く見られます。

EMMAでは,審査用に独自に演奏/録音して、CDを製作しています。
世界中のEMMAのコンテストのサウンド審査では,このCDのみが使用されます。
EMMAのCDは、ホットワイヤードにて購入可能です。

コンテストへのエントリー方法は,こちら

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一日目のトレーニングは,こんな感じ。

メインの講師は,ドイツ本部から。

ジャッジになる為の心構えや注意点から始まり,具体的な審査の方法まで。

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各国から,カーオーディオのプロショップの代表やインストーラーが参加していました。

日本人の参加者は私ひとりだけでした。(>_<)

一番辛かったのは,トレーニング自体ではなく,会場のホテルのエアコンの効きが半端ないので,まるで冷蔵庫です・・・。

寒い事を予測していた私は、
ダウンジャケットを2枚着ても寒くて死にそうでした。(泣)

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新しくなった音質審査用のEMMAのCDの解説をかなり詳細に行なわれました。

画像は,CD収録曲を実際に録音している時の画像。

この微妙な楽器の左右の位置や奥行きの違いをダッシュボード上に再現できているかどうかを競うのがEMMAのコンテストなのですが,ジャッジは,その微妙な違いを本当に聞き分ける能力が必要とされるのです。

EMMAの国際ジャッジは、評論家とは違い,個人の好き嫌いで善し悪しを決めている訳ではない、と言う点が最も重要なポイントです。

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そして2日目は,実車を使用して,音質審査の実施の仕方,取付け審査のやり方を学びます。

全員を6つのグループとに分けて,5台の車両を使用して,順番にトレーニングを受けます。

音質審査の方法の中で主に重点的に行なわれたのは,

トーナル(音色?)

サウンドステージの高さ/幅,奥行き,

重低音/低音/中音/中高音/高音,

の聞き分け方のトレーニング。

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実車を使用して,屋外で。
炎天下で,エンジンかけっぱなしで,
とにかく外は暑くて,死にそうでした・・・。(泣)

そしてクルマの中は温度設定21度、長時間クルマの中で聴きますので、寒くて死にそうでした・・・。(>_<)

ちゃんとトレーニングを受けて,講師全員からサインをもらわないとテストを受ける前に失格になるので,みんな真剣です。(^_^;)
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インストール審査の講師は,国際ジャッジのJINO氏。 もの凄く詳しいのだ。

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そして,

 

細かい事はすっ飛ばして,

 

無事、

EMMA INTERNATIONAL JUDGE

EMMA国際ジャッジ資格を取得しました。

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他の国際ジャッジのみなさんも。

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ちなみに、不合格者は1名・・・。(>_<)

 

 

実は,EMMAの国際ジャッジの資格を取得した事よりも,世界各国のジャッジと知識や経験の共有ができた事や,EMMAのコンテストでの優勝車両や上位入賞車両の音を実際にじっくり聴いて検証できる事が海外のセミナー等に参加する本当の目的です。

 

毎回ですが,諸外国の音質のクオリティーの高さと,我が国ガラパゴスの落差の大きさを痛感させられます。

わたしがアメリカのワールドチャンピオンのクルマなどを聴いて、同じ事を痛感した20年前から、状況が変わっていない。

近隣諸国はものスゴい勢いでスキルアップしています。

 

何かが決定的に違うのです。

ほぼ同じようなクルマに、同じようなオーディオ機器を使用して、取付の見た目はほとんど同じで、同じ音源を再生しているだけの、カーオーディオなのに、

いったいなぜこんなに音が違うのでしょうか?

おそらく、
日本は島なので,隣国と陸地が繋がっていな地理的孤立状態があり,また,言語も独自の言語しか理解できない為,21世紀の超情報化社会になっても,他国との情報や技術や知識の共有による切磋琢磨ができない状態が続いており,結果的に鎖国的な、単独で独特の価値観とマーケットを形成してしまっていて、時代が進むに連れて,世界からどんどん置いて行かれているようでちょっと怖い気がします・・・。

 

 

 

 

ついでに,今回のセミナーの会場になった,BANGKOK の DREAM HOTEL をご紹介します。

とてもかわいい、ブティックホテルです。(^^)

80′S な私には、どストライクなインテリアが最高でした。

SUKHUMVIT の Soi15 のちょっと奥にあり,街のど真ん中的な場所で、BTSのASOK駅もすぐ近くでとても便利な立地です。

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バンコクでは普通ですが,ルーフトップのプールもあり,とてもかわいいホテルです。

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部屋はこんな感じ。

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ホテル全体が冷蔵庫なみにクーラーがきいているので,部屋のエアコンはOFFでも寒いので注意。
ちなみに、この国は建物もクルマも,冷やす機能はあっても、暖めるという機能は存在しません。
また、結構高級なホテルに泊まらないと、バスタブも付いていないので、お風呂に入って暖まる、という事もできません
し、がんばって、高いホテルに泊まっても、バスタブから出てくるお湯がぬるい場合がほとんどなので、

あきらめましょう・・・。

 

 

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