BMW S1000RR 電子制御サスのセッティング/SPタイヤ/サーキット走行などの備忘録 DDC/DTC

BMW S1000RR

電子制御サスのセッティング/SPタイヤ/サーキット走行などの備忘録 DDC/DTC

https://youtu.be/y1dGWxTDYdA

 

ライディングモードや電子制御サスペンションなど、謎だらけの、S1000RRを自分なりに解読して、備忘録としてのメモです。

詳しい方、教えてください。m(__)m

 

ダイナミックダンピングコントロール(DDC)

電子制御のサスペンションは、色々なセンサーからの情報を元にコンピューターが計算して、ショックアブソーバーの固さを自動で変化させる機能のようです。

逆にいうと、ダンパーの固さ以外の事は、「何も自動でやらない」という事です。

つまり、結局は自分でいろいろセッティングをしないと、ダメという事。

何でも自動でベストの状態にしてくれる魔法のサスペンションではありません。

 

 

走行中に、車速、加速度、減速G、バンク角、バンクしていくレートの変化、前後の車輪の回転数の差などのセンサーの情報を元に、リアルタイムで、最適なダンピングを設定するらしいです。

ダンパーの中のオイルが通る隙間みたいなのを、電気仕掛けで、広げたり閉じたりして、ダンパーの固さや動きを変化させるようです。

バイクではめずらしいサスペンションですが、BMW的には、4輪ではかなり昔から実装されている機能です。

ただ残念ながら、Mサスなどと呼ばれるタイプも、良いと言う話はあまり聞きませんが・・・。

 

S1000RRは、基本的にDDC(電子制御サス)標準装備なので、しょうがないです。

DDCなしの、レースベースみたいなモデルをお取り寄せする事も考えましたが、

BMW S1000RR 電子制御のモード SLICK MODE と USER MODE ローンチコントロールを使ってみた

2016年式 BMW S1000RR のモード切替

S1000RRは、2016年時点では世界最高レベルの電子制御満載のハイテクスーパーバイクである。

2009年の初期型から電子制御はありましたが、2013年のHP4と言う特別モデルに搭載されて世界を驚かせた各種電子制御が、2015年のフルモデルチェンジの時にさらに大きく進化して、全車に標準装備され、今までの常識とはかなり別物のバイクになりました。

これらの電子制御は、ディーラーやショップも詳しくわかっていないようで、ネット上でも情報が少ないので、困っている。

BMWの電子制御が具体的になにをやっているのか?

おおよその事はカタログに書いてあるが、もっと細かくて具体的に、

エンジンの制御は、どのように判断して、どこを変えているのか?

サスペンションは、どこが固くなるのか? いつ固くするのか? 

モードを変えると、具体的にどこがどのように変るのか?

きりがないですが、

 残念な事に、ディーラーさんは正直良く知らないみたいです。(^_^;)

BMW のホームページにも、不思議な事に、どこを探しても「問い合わせ先」とか、「カスタマーサービス」という項目自体がないのですよ。

調べてみたところ、どうやら BMW MOTORRAD JAPAN には、商品の詳しい機能や使い方を知っている人が存在しないので、カスタマーサービス自体が存在しないようです。(泣)

(ローンなど、商品を買う時のカスタマーサービスは充実しています。)

 

 

自分の備忘録をかねて、試してみてわかってきた事を書き留めて行きます。

あくまでも、私レベルのライダーが、現時点でわかった事や感じた事の個人的感想である事を念押ししておきます。

スパ西浦を走ってみた感触では、SLICK MODE では曲がらない。バイクがいう事をきかない。

これはおそらく、ヘアピンばかりのミニサーキットでは、バイクの想定している速度域で走れない事、(3速までしか使えない)が原因と思います。

エンジンのレスポンスが鋭すぎて、ヘアピンのような超低速から、ガバッとアクセルを開けるシチュエーションには向いていません。トラクションコントロールがあるとは言え、乗りにくいです。

RACE MODEの方がはるかに走りやすかったです。

もちろん、ミニサーキットでも、SLICK MODE の感触を乗りこなせる走りができる人はそれで良いでしょう。

でも、これこそが電子制御の良いところだと思います。

乗る人や場所に合わせて、サスだけじゃなく、エンジンの出力特性やブレーキやトラコンなど、いろいろ調整できるわけです。

しかも、基本的におおよそ自動でやってくれるのだ!

しかも、カーオーディオみたいに調整値をメモリーまでできるんです!

 

と、いうわけで、私は、

USER MODE を使っています。

これは、一眼レフのマニュアルモードみたいな感じで、自分の好きな設定を記憶させておく事ができます。

たとえは、

「SLICK MODE で、いいんだけど、ABSだけRACE MODE にしておきたい」

とか、

逆に、「エンジンだけは SLICK MODE でいいんだけど、サスペンションは RACE MODE の方がいい」

とか、を選択できるし、メモリーできるのです。

私の場合は、基本的にまだSLICK MODEは怖いので、USER MODE をわざわざ全部 RACE MODE と同じ設定にしました。

理由は、レースでローンチコントロールを使う為には、USER MODE か SLICK MODEしか使えないからです。

加えて、DTC トラクションコントロールも、ボタン一発で上下できる様になります。

th_CIMG2219

 

 

 

 

 

 

 

画像で、 と出ているところが、トラコンの介入度合いの設定です。

怖いので+2にしています。

これでも立ち上がりでは滑りますし、すべったときはわかりますし、トラコンがやってくれている事はストレートの加速でさえわかります。

慣れてきて、もっと積極的にリアをスライドさせたいなら、マイナスの数値にすればよいし、タイヤが垂れてきてスライドが激しくなってきたらプラスに増やす、なんて事もグリップのスイッチでできるわけです。(これは走行中でもリアルタイムに設定可能)

 

10月1日のスパ西浦のレースで初めてローンチコントロール というヤツを使ってみました。

その時の動画はこちら。

https://youtu.be/QA9ZpHOAaoU

 LAUNCH CONTROL

日本語にすると、発射制御装置?

 S1000RRのローンチコントロールの使い方:

スタート時に、リアタイヤの駆動をできるかぎりロスする事なく、またウイリーもギリギリで抑えながら、できるだけ早くスタートを決める為の機能です。

このような電子制御は、4輪では当たり前で、これがないと,はっきり言って遅いです。そして怖いです。2輪の場合、無理するとひっくり返っちゃいますから。

使い方は簡単。

エンジン始動後、セルのスタートボタンを長押しで、ローンチコントロールがONになります。

メーターにLAUCH の表示が出て、レブリミットのLEDが光りっぱなしになります。

連続3回しか使えません。

アクセル全開で9000回転で止まります。

1速からのスタートでは当然クラッチ操作が必要です。

うまくクラッチミートして発進して、アクセルは全開のままで、(これが慣れるまでは非常に怖い)クラッチも切らずにギアを蹴り込んでシフトアップして行きます。

フロントタイヤの浮き上がりもギリギリ、リアタイヤもスライドもギリギリで制御してくれるので、バイクを信じてアクセルは開けっ放しにするしかないです。(^_^;)

(コレが怖くてできないんですが)

 

ピットレーンリミッターは、4000RPMで、約41-44キロくらいのようです。 

スピードではなく、回転数のリミッターなので、希望の速度になる回転数を試してみる必要があります。

(80キロは何回転に設定したら良いか知っている人教えてください。)

 

動画のレースの時のモード設定は以下の通りです。
USER MODE
ENGINE-RACE
DDC-RACE
DTC +2
ABS-RACE
FRONT DAMP+3, REAR DAMP+2,REAR COMP+2
PRE ROAD:FRONT 4+1/2, REAR 0

TIRES:BRIDGESTONE R10

 

 

後日、同じくスパ西浦を走行して、

フロントがぼよんぼよんするので、フロントのDDTを+4にしてみました。

あんまり変らないので、+5にしてみました。

すると、かなりしっかりしました。

でも,フロントが突っ張っちゃって、コーナーでタイヤを押し出してすべりそうで怖い感じになっちゃいました。

フロントが固すぎる感じです。

今度はフロントを+4 に戻して、プリロードを1回転+にして見ます。

 

 

フロントサスのプリロードで思い出した、と言うか、これも良くわからないし、海外のフォーラムでも色々な意見がありますが、

プリロードをかけると感触は変ります。大きく変わります。積極的に使った方が良いです。

良くいわれる間違った考え方1:

BMWはドイツ人の標準体型と体重で設計しているので、日本人はサスの設定は全抜きでも固いくらいである。

(なるほど、それはそうかも知れんね(笑)日本人で身長190、体重100キロって人はあんまりおらんね)

プリロードは、85キロくらいをミニマムとして設計しているので、体重が85キロ以下の人は、プリロード全抜きでも固いくらいである。

これは、試した結果、やはり大間違えの都市伝説でした。

1G とか SAG とかの理屈は良くわかりませんが、プリロードをかけた方がフロントサスのレスポンスが良いです。

ブレーキのレスポンスも良くなります。

カチカチもダメですが、ゆるゆるもダメです。

 

 

HOT WIRED co., ltd. all rights reserved 2016

愛知県,名古屋市のカーオーディオのプロショップ、ホットワイヤードのオフィシャルブログ!

http://www.hotwired.co.jp/blog/

**********************************************************

HOT WIRED (ホットワイヤード)

455-0801 愛知県名古屋市港区小碓(おうす)1-424
TEL
052-355-9669 FAX052-355-9449

424-1 OUSU MINATO NAGOYA AICHI, JAPAN 455-0801

TEL:81-52-355-9669 FAX:81-52-355-9449

information@hotwired.co.jp

http://www.hotwired.co.jp

http://www.facebook.com/hotwiredjp

http://www.youtube.com/hotwiredweb

**********************************************************

 

BMW S1000RRのフルパワー化の方法 コーディングプラグ取り付け SLICK MODE

BMW S1000RR をフルパワー化する為には、コーディンプラグというものを取付ける必要があります。

正しい新車のナラシ運転」が終わったら、初回点検とともに、ディーラーにて、馴らしリミッターの解除をしてもらう必要があります。

S1000RRの新車は、馴らしリミッターにより、9000回転までしか回らない様になっています。

https://youtu.be/y1dGWxTDYdA 

フルパワー化する為には、ディーラーにて、コーディングプラグを購入、取付け、コンピューターの設定などが必要です。

そしてようやく、S1000RRの本来の性能が発揮できるようになります。

つまり、SLICK MODE と USER MODE は、デフォルトでは表示されないですが、コーディングプラグ取付け/コーディングをすると、このようにメーター内に新たにSLICK MODEとUSER MODE が表示されるようになります。

つまり、日本仕様には、SLICK MODE がない!という事なのです。

(SLICK MODEに自主規制をかけているS1000RRは、日本と台湾だけのようです。)

th_IMG_6818

 

 

 

 

 

 

 

  

この赤いヤツががコーディグンプラグです。

元々コーディングプラグを刺す為のカプラーがあるので、そこに刺すだけ。

th_IMG_6815

th_IMG_6819

 

 

 

 

 

 

さらに、リアシートしたのコネクターを抜く必要があります。

コネクターを抜くと、テールやウインカーが点かなくなり、公道で乗れなくするという念の入れようである。

 

 

 

と、まあ作業自体は簡単です。

 

 

逆輸入の日本車をフルパワー化する為の手間と費用を考えると、はるかに優秀です。

簡単にフルパワー化できる事、BMW S1000RR を購入した大きな理由のひとつです。

 

しかーし!

なんだこの大げさな契約書みたいな書類は!

th_IMG_6821th_IMG_6826

 

 

 

 

 

 

 

コーディングプラグを購入/装着/使用するにあたって、公道では使用しません、という内容の誓約書に署名捺印させられる儀式があるのです。(^_^;)

th_IMG_0103 th_IMG_0104

 

 

 

 

 

フルパワーのS1000RRは、公道では危険なので、サーキットなどクローズドコース専用の改造部品ですからレース用の改造部品であり、公道では使用しないでください。という意味です。

しかし、ここまで厳重にやるのはスゴいですね。

そんなに危ないのか?(^_^;)

 

 

こんな事はもちろん「日本だけ」。

海外の常識では、フルパワーじゃないバイクなんてモノは存在しないし、

むしろ、見た目同じでフルパワーぢゃない、なんちゃってバイクを販売する事が違法じゃないのか?
日本にはたくさんある、「正規品という名の合法的なニセモノ」ですね・・・

でも,BMWはエラい!

比較的簡単にフルパワー化できる様に工夫してくれている。

実は日本メーカーの1000ccクラスのスーパーバイクは、フルパワー化が不可能なモノばかりなのだ。

日本は伝統的に、大型バイクのフルパワーのバイクを販売しない。

フルパワーどころか、1000cc自体を販売しない時代も長くあって、伝統的に日本人は大きくて速いバイクは買う事ができない様になっている。

これは法律で禁止されているわけではなく、複雑な免許制度による障壁と各メーカーの自主規制のようだ。

例えば、ホンダの CBR1000RR には、国内仕様と輸出仕様の2種類が存在する。

いわゆるホンダのディーラで普通に買えるヤツが、国内仕様のCBR1000RRで、見た目は同じだが、エンジンは100馬力くらいしかないし、最高速も180kmでリミッターである!

まさに、「正規品という名の合法的なニセモノ」CBRなのである。

他の国産メーカーもだいたい同じ感じで、コンピューターだけではなく、電気系統から、吸気ポートのサイズ、排気デバイスやエキゾースト系、ミッションまで違っているので、もう一台買えるほどお金をかけても本当のフルパワー化は不可能である。

こんなもの知らずに買っちゃったら、泣くに泣けません・・・。

 

CBR1000RRの、輸出仕様のバイクが一般にフルパワーと呼ばれているタイプである。

輸出仕様の中にも、北米仕様、EU仕様、マレーシア仕様など色々あるので、本物のフルパワーを探すのが大変なのだ。

一度海外に輸出した車両を、もう一度日本に輸入した車両の事を、「逆輸入」と呼びます。

例えば、一度輸出してカナダまで運んだバイクを、もう一度太平洋を渡って日本へ輸入するらしい。これが逆輸入カナダ仕様である。

コレで書類上は外車になるから。

これも日本独特の伝統である。

日本のメーカーで日本人が作った日本車なのに、日本人だけは乗っちゃダメよ、と言う本当にイヤな伝統である。

日本はバイク以外にもこのようなイヤ伝統(利権)により、人々は全くもって無駄な労力とコストを費やして疲弊し続けており、空白の30年という結果になっている。(まだ継続中)

事実、2輪車の国内の売り上げは、80年代のピークと比較して、2016年では約1/8という、ほぼ壊滅状態になってしまいました。

 

this is what you have to do to make your BMW S1000RR fully powers in japan.

the coding plug need to be install at dealer ship.

then you will see the SLICK MODE and USER MODO on the display.

in order to buy and install the coding plug, i had sign on the agreement paper saying that

“i will never use the FULL POWER in SLICK MODE on the public road” 

“this can only be used on closed race track”

 

 

 

HOT WIRED co., ltd. all rights reserved 2016

 

**********************************************************

HOT WIRED (ホットワイヤード)

455-0801 愛知県名古屋市港区小碓(おうす)1-424

424-1 OUSU MINATO NAGOYA AICHI, JAPAN 455-0801

information@hotwired.co.jp

http://www.hotwired.co.jp

http://www.facebook.com/hotwiredjp

http://www.youtube.com/hotwiredweb

**********************************************************

BMW S1000RR iPhone/ナビ取付 ステムマウント RAM MOUNT GOPRO 携帯ホルダー

BMW S1000RR にナビとiPhoneを取付けたい。

iPhone/ナビ取付 ステムマウント

RAM MOUNT GOPRO 携帯ホルダー

 

 

2016年式、BMW S1000RR は、純正でナビもナビ用のマウントも設定がありません。

つまり、自分で後付けするしかない。

R1200GS などは、純正のナビがいい感じで付いていたのですが、まあよく見ると純正のナビの性能や機能はイマイチ。

そもそも4インチや5インチのナビ画面では、今やスマホ以下の視認性しかない。

そこで、とりあえず、iPhone6を取付けて、ナビをする事にしました。

iPhoneのマウントとして採用したのは、RAM MOUNT。

ラムマウントは、個人的にずいぶん昔から、アメリカから取り寄せて、いろいろなバイクで色々な目的に使用しており、角度調整が自在で、なおかつガッチリ固定できるすばらしいマウントシステムです。

今は、プロトさんが正規輸入していますので、RAM MOUNT は、HOT WIREDにてご注文頂けます。

S1000RR は、ナビマウントを固定する場所も困ります。

唯一現実的な位置は、ステムマウント。

ステムの穴にマウントのボールを固定します。

th_IMG_6554

RAM MOUNT のステムマウントの中身はこんな感じ。

th_IMG_6558

ちなみに、取説は英語のみ。

しかも非常に簡素な説明でわかりにくい・・・。

 

th_IMG_6565th_IMG_6556

それなりの工具と技術を要するので、自身のない方のDIYはお勧めしません。

ぴったり1インチに切断しろ、と書いてある。

th_IMG_6559

汎用なので、長さを実車合わせで測って、切断する必要があります。

th_IMG_6557

適合するパーツを選ぶ。

th_IMG_6560 

組み立てる。

th_IMG_6561th_IMG_6563

th_IMG_6568

取付ける。

th_IMG_6571th_IMG_6570

iPhone6 のホルダーは、これ。

この4本足のXマウントは何種類かありますので注意。(iPad掴めるサイズまである)

th_IMG_6572

ベースのボールマウントとホルダーを固定するアームは、一番短いタイプを採用。th_IMG_6574

完成。

th_IMG_6580     

ゴムがついた4本の足がバネで掴むだけなので、「ホントに大丈夫?」って感じですが、コレが意外と大丈夫なんです。しっかり掴みますし、簡単に脱着できます。

高速走行しても大丈夫です。

オフ車でオフロード走行(林道程度)しても大丈夫でした。

分厚いiPhoneケースを付けたままでも掴めます。

iPhone7 Plusも取り付けできました。

iPhone以外のスマホも掴めますよ。

th_IMG_6590th_IMG_6587

実は本来の目的はこちら。

GOPRO のマウント。(^^)

th_IMG_6577

メーターが入って、なおかつ前方を映せる絶妙な位置に固定するのが非常に難しいのである。

もちろんゴープロ以外のアクションカムも取り付けできます。

th_IMG_6588

どんなに締めてもベースのマウントが、ヌルっと動くのだかが、これが実は位置や角度の調整に非常に都合が良いのだ。

(高速走行では、空気抵抗で動いてしまいます・・・)

th_IMG_6589

RAM MOUNT は、スマホやGOPRO の脱着も簡単。(^^)

超オススメです。

 

 

HOT WIRED co., ltd. all rights reserved 2016

愛知県,名古屋市のカーオーディオのプロショップ、ホットワイヤードのオフィシャルブログ!

**********************************************************
HOT WIRED (ホットワイヤード)
〒455-0801 愛知県名古屋市港区小碓(おうす)1-424
TEL:052-355-9669 FAX:052-355-9449
424-1 OUSU MINATO NAGOYA AICHI, JAPAN 455-0801
TEL:81-52-355-9669 FAX:81-52-355-9449
information@hotwired.co.jp
http://www.hotwired.co.jp
http://www.facebook.com/hotwiredjp
http://www.youtube.com/hotwiredweb
**********************************************************

ショウエイの最新型ヘルメット SHOEI X-Fourteen インプレ その2

ショウエイの最新型ヘルメット

SHOEI X-Fourteen のインプレッション

実際に使用してみた感想です。

 

走行動画:

https://youtu.be/ksOo4KLkb9I

 

長年使ってきた、ARAI の RX7 との比較になります。

良い点1:

まず、フィッティングは、先のブログ記事の通り、SHOEI フィッティングサービスのおかげで、タイトにピッタリです。

良い点2:

メガネスリットは、ARAI を加工してメガネを入れるよりも、はるかに余裕があります。

なんと、予想外にOAKLEY のサングラスまで入ってしまいました。

ストレートテンプルが長くて、プラスチックのフレームの太いオークリーのSPLIT JACKET まで入ってしまったのは驚きです。

サングラスを差し込むと、うまく固定されて、普通に使えています。(^^)

th_IMG_9795

 

X-FOURTEEN は、専用のシールドの様で、他のSHOEI のシールドと互換性がありません。

まだスモークシールドなどのSHOEI純正アクセサリーがまだ発売されておらず、クリアシールドしかないので、サングラスが差し込めるのは本当にうれしい誤算でした。(^^)

今までバイク専用に、ARAI のヘルメットに差し込めるという理由だけで、ダサいメガネを使い続けてきたメガネライダーとしては、この点は非常に重要。

※後日ARAI RX7でもオークリーのサングラスが差し込めました。(^_^;) しかし! テンプルがあたって耳の上が痛い。

 

良い点3:

上方向への視界は、確かに広い。

サーキットでの前傾姿勢でも見やすい。今までより低く伏せる事ができる様になった。

結果街乗りでも首への負担が少なくてすむと感じます。

SS、レプリカバイクに乗っている人には良いと思います。

X-FOURTEEN は、シールド開口部を上方向に少し大きく設計してある事と、チークの内装が4° 上方向にずらす事がでるので、購入時から高い位置で使用しています。

 

 

悪い点1:

しかし、白という色ははっきり言ってとてもチープな感じ・・・。

まるでレンタルしたヘルメットのようだ。

せめてメタリックとかパールとか入て欲しい・・・。

悪い点2:

静寂性は低い。 風切り音がかなりうるさい。 X-TWELVE よりはうるさいとは聞いていましたが、ARAI RX7 よりもうるさいと思う。

長時間騒音にさらされると、疲労も大きいので、私は耳栓を併用しています。

悪い点3:

空気抵抗が大きい気がする。 帽体自体が大きいので、風の影響を受けやすい気がします。風で頭があおられる感じが大きいです。前後に長いからかな? 走行中、空気抵抗で、上方向(ヘルメットが脱げる方向)に力がかかる感じもする。

空気抵抗が少ないと言うのうがウリだったので、この点は非常に残念。伏せて真っすぐ向いているだけなら良いのかも。

悪い点4:

シールド開けるのが固くて開けにくい。締めたときの、バッカン!って衝撃音も大きすぎる。まだ新品だからかも知れませんが、シールドの開閉が固すぎてやりにくいです。(SHOEI はこれが普通?)

また、ARAI は無段階でちょびっと開けるとかできますが、SHOEI は、クリック感のある開閉で、指定の位置にしか止まりません。これにより、ちょうどいいところで止まらないのです。また、シールド自体が分厚くて、半開でエッジ部分が視界に入りうざい。捨てシールド用のポストも視界に入る。

悪い点5: 重い。

 

エアのインレットは、大型で、たくさんあるが、空気の流れや冷却効果はあまり体感できない。(これはアライも同じ) でも無いよりははるかに良いのは知っています。

内装は、スポーティーで、メッシュな感じで、ちょっとざらざらしていますが、サラッとした感じ、高級感もあるとても良い内装だと思います。

アライは、しっとりした肌触りの良い内装で、好きですが、汗をかくとベタッとした感じもあります。

 

悪い事が多くなってしまいましたが、良い事はステマの記事でたくさん見つけられると思いますので、本当に使用してみて感じたネガティブな点を辛口に評価してみましたが、全体としてはとても良いヘルメットだと思います。

とにかく、フィッティングが良い事、緊急時に内装が外から外せる事、上方への視界が広い事は、サーキット用のヘルメットとして探していた自分的には一番重要なポイントである。

 

HOT WIRED co., ltd. all rights reserved 2016

**********************************************************

HOT WIRED (ホットワイヤード)

455-0801 愛知県名古屋市港区小碓(おうす)1-424
TEL
052-355-9669 FAX052-355-9449

424-1 OUSU MINATO NAGOYA AICHI, JAPAN 455-0801

TEL:81-52-355-9669 FAX:81-52-355-9449

information@hotwired.co.jp

http://www.hotwired.co.jp

http://www.facebook.com/hotwiredjp

http://www.youtube.com/hotwiredweb

**********************************************************