ルータービットの研磨/テーブルソーのブレードの目立て屋さん

カーオーディオでどうして木工機械が必要なのか? と思われ方も多いと思いますが、実はカーオーディオプロショップは、かなりの木工作業をやります。(本職の家具屋さんや大工さん比べれは初歩的な木工ですが、)

スピーカーボックスは基本的に木で作ります。

特に良く使うのは、テーブルルーターと呼ばれる機械で、スピーカーを取り付けるためのインナーバッフルやリングの制作はこれが無いとできません。

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ルーターのビットにはたくさんの種類があって、HOT WIREDではいろいろなサイズや形のルータービットを作業に合わせて使い分けています。

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神経質な私は切れ味が悪い刃物が大嫌いなので、時々ビットを研磨に出します。

僕は新品のナイフでも切れ味が気に入らないので、研磨してもらいます。(^^)

ビットの研磨も職人さんの腕次第で、できるだけサイズがかわらないように、かつ切れ味の良くなるように研磨していただく必要があります。

HOT WIREDと同じ、名古屋市港区のカトー鋸さんに研磨に出しました。
ブレードの目立てや、刃が欠けたテーブルソーのブレードの補修もやってくれますし、チャンファービットやスパイラルの超硬ビットの研磨も可能です。

HOT WIREDまで、ルート配達もしていただけるので、ついでの時に取りに来ていただき、どっさりたくさんのルータービットを研磨していただきました。

 
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どえらい良く切れるようになったがや。(^^)

抵抗なくサクサク切れて、超気持ちいいー。

腕のいい職人が研いだ中古の刃物の方が新品より良く切れると思っています。

 

 

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ちなみにこれは先週買った、SANP ONのニッパー。

グリップが曲がっていて、オフセットした場所でのカットがやりやすそうとの事ですが、グリップの形がどうのという前に、

どえらい、切れ味が悪い。

タイラップ切るのも疲れる。

こんな切れないニッパー初めてだよ。100均レベルだ。

私はスナップオンの大ファンだが、スナップオンの刃物系はダメな気がする。

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DELTAのテーブルソーにゼロクリアランスインサートを取り付け/刃の交換/ZERO CLEARANCE INSERT

DELTAのテーブルソーにゼロクリアランスインサートを取り付け/ZERO CLEARANCE INSERT

と、ブレードの交換をしました。

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HOT WIREDのテーブルソーは、DELTA UNISAW 10′ TILTING ARBOR SAW と言う結構古いキャビネットソーを使っています。

岐阜の高山で家具職人をしていた叔父が引退する時に譲り受けた物です。

かねてからやろうと思って入手しておいた、DELTAのゼロクリアランスインサートを取付けました。

テーブルソーの刃と、インサートの隙間を0にする為の物で、細い物やうすい材をカットした時に隙間から落ちてしまったりするのを防ぐ為の物です。

集塵効率も良くなりますし、物が挟まる、物か引き込まれる等の事故を防ぐ為の安全対策でもあります。

ゼロクリアランスインサートは、穴が開いていないインサートに自分のブレードにあわせてカットする事で、隙間ゼロのインサートを作るのです。

ブレードをいっぱいまで下げておいて、グルグル上げて行けば、使っているブレードにピッタリのスリットがカットできるのです。

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先に指を入れる為の穴を開けておかないと、インサートにインサートしてからインサートがとれなくなりますので、まず穴を開けました。(^^)

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DELTA純正のインサートには高さ調整用のネジが四隅に付いています。六角のインチのイモねじです。

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デルタのテーブルソーの標準の10インチのブレードは、一番下に下げてもインサートに当たってしまうので、

ZERO CLEARANCE INSERTは、8インチのブレードがないとインストールできません。

困ったな、8インチのブレードなんて持ってないぞ・・・。

マイターソーのブレードは日本製で、穴径が20ミリで、あわない。

DELTAのテーブルソーは、3/8 インチの穴径なのだ。(約16ミリ)

ヤフオク出品中だが売れないから捨てようかと思っていた梱包済の古いチョップソーを引っ張り出してブレードを見てみると、なんと3/8インチではないか!

8-1/4インチと言うなぞの外径だが、1/4インチくらいたぶん大丈夫だ、これを使おう!

 

あー売れなくて良かった。(^^)

 

DELTAのテーブルソーの刃の交換の仕方は簡単。

インサートを外して、付属のスパナ的な工具でネジを緩めるだけ。

ネジ山が普通とは逆になっていますので、閉める方向に回す緩みます。

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8-1/4インチのブレードにつけ変えて、一度カットしてから、もう一度10インチのブレードにつけ変えて、ファイナルカットを行ないます。

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DELTA純正のゼロクリアランスインサートの完成。

テーブルソーのブレードの厚みとピッタリのスリットが開いたインサートが完成しました。(^^)

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同時にテーブルソーのブレードを交換しました。

新品のブレードや目立てした予備のブレードなども譲り受けていたのですが、今回はあえて新品ではなく、中古の目立て済の刃に交換しました。
単なる新品より、職人が手作業で研いで目立てた刃の方が良く切れる様な気がしたからです。

 

熱いナイフでバターを切るかの様に、まったく無抵抗で、スイーっと、

めっちゃくちゃ良く切れる様になりました。(^^)

もっと早くにやれば良かった・・・

 

 

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クラフトルーム、木工室の集塵システムのアップグレード/サイクロン集塵機

吸引力が落ちない唯一の掃除機/集塵機。

それはサイクロンです。(^^)

 

マキタの集塵機をサイクロン集塵機に改造した動画はこちら:

https://youtu.be/gOkWnn-gwoQ 

https://youtu.be/AKXNe-Xtz3E

 

カーオーディオプロショップでは、パテやMDFを切ったり削ったりの作業が多く、切り屑や細かい削り粉の粉塵が大量に発生します。

HOT WIREDの木工室には、スポークフレーム社製の1.5馬力の集塵機と集塵システムが配管されています。

非力な集塵機なので、効率よく集塵する為により工夫が必要になります。

切り粉や粉塵が散乱して、床が粉だらけの木工室と埃まみれのガレージでお客様のクルマを分解するという環境は最悪ですね。

クルマも埃まみれになってしまいますし、何よりも粉塵を吸いながらそこで働く人間にとって最悪の環境です。

どんなに強力なモーターの集塵機を導入しても、布製の風船みたいなバッグが上に膨らんで、下のゴミ袋に切り粉がたまるタイプの集塵機は、布のバッグ自体がフィルターなので、細かい粉塵はフィルタリングできていない上に、すぐに布の目が詰まって排気効率が落ちて、結果的にどんどん集塵機の吸いが悪くなっていくのです。

この様な布のバッグが膨らむタイプの集塵機は、布製の袋だけがフィルターなので、フィルターの機能としてはかなり低い(荒目)ようで、室内に戻される粉塵がかなり多く、粉塵を吸い込んで重大な健康被害をもたらす事が知られています。

フィルターから排気される粉塵による木工室内の空気だけの問題を解決するだけなら、集塵機を木工室外(屋外など)に設置したり、排気を屋外に排気したりする事も可能ですが、この場合、室内の空気を吸って、室外に吐き出す巨大な換気扇になってしまうので、空調を入れているクラフトルームの場合は、エアコンが効かなくなってしまいます。

HOT WIREDの木工室はエアコンで空調が入っているので、この方法はたいへんな無駄になってしまいます。

本当は高性能な専用のフィルターを付けた上に、木工室内に空気清浄機を導入したいのですが、今回は、サイクロンを導入して様子を見る事にしました。

サイクロンは、集塵機が吸い込んだゴミと粉塵のほとんどをゴミバケツに振り分ける事が可能で、フィルターへ行く排気内の粉塵自体が大幅に少なくなるのです。

だからフィルターが詰まることがなく、排気も綺麗だし、吸引力が落ちないというわけです。

 

今回のアップデートの目的は、

集塵機をもっと強く吸う様にしたい。

すべての加工機械に集塵システムを設置して、切り粉をすべて吸い込む様にしたい。

 

 

その為に考えたこと、

サイクロン集塵システムを導入する事。

配管を100パイから125パイに大口径化する事。

木工機械の近くに、効率的な集塵フードを設置する事。

テーブルソーの集塵は、下からだけでなく、上からも配管して集塵できる様にして、切り粉の出ないテーブルソーを完成したい。

など。

 

こちらが、アメリカから取り寄せた、サイクロン集塵システム。ONEIDAというメーカーの、SUPER DUST DEPUTY。

自作前提で部品のバラ売りしかしていません。

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集塵したおがくずや切り粉をためる為の金属のバケツ。
集塵機のサクションの圧力をもろに受けるので、負圧で潰れない程度の強度が必要。

バケツを輸入するなんてなんかバカバカしいのだが、、なかなか日本では見つけられないで仕方なくバケツまでアメリカから取り寄せ。60Lくらいかな?

 

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現状のHOT WIREDの集塵システムの配管は、大元で2分割して、100パイになっている。

しかし、サイクロンの入り口は5インチで、出口は6インチ。

つまり、5インチで配管する事が前提の設計である。

5インチを4インチに口径を小さくする為のリデューサーを使って、すべて100ミリで配管するつもりだったが、調べていくうちに、そのように口径を根元で小さくして配管するのは最悪のやり方のようで、口径を1インチ小さくすると、吸い込む力が50%も損失してしまうそうである。

せっかく集塵機が大元で、6インチで吸って、サイクロンが5インチ吸っているのに、半分の力にしてしまうのは非常にもったいない。

根元で100ミリにしてしまうと、その時点で集塵する力を50%捨てる事になってしまう。

配管を延ばした先の加工機械の集塵は当然もっと弱くなるわけで、集塵システムの配管はできるだけ太い方が良くて、アメリカでは5インチか6インチが標準で、加工機械に接続するところだけ4インチにしているようである。

 

集塵システムのメインの配管はできるだけ太くする事。(5インチか6インチ。)

できるだけ太いまま配管して、加工機械につなぐところで口径を落とす。

配管のカーブは90度にすると抵抗が増え、風速が落ちて、つまり吸いが悪くなるので、90°に曲げてはいけません。45度曲げにすると良い。どうしても90°に曲げたいときは、45°で2回曲げて、90°にします。

できるだけ凸凹や急カーブを作らない様にして、抵抗無く、風速が落ちない様に工夫する事が重要。

抵抗なく風速を上げる配管の工夫をしないと、意外とあまり吸わない集塵システムになってしまうのです。

ピンルーターの集塵は、標準で75ミリくらいのホースが付いているのですが、125から75に落とすと極端に吸いが弱くなる。体感で1/4くらいになる感じである。

 

HOT WIREDの集塵システムの配管は全部125ミリで配管する事にした。

ところが、どうやら日本では、木工用集塵機の配管は太くても4インチ(100ミリ)が標準のようで、125ミリ(5インチ)配管部品を手に入れる事が地味にむずかしい。

問題だったのは、ブラストゲート。

125パイのブラストゲートを日本で入手する事ができなくて、仕方なくアメリカから取り寄せ。

5インチのアルミ製ブラストゲート。

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日本はなんでもある様に見えて、やっぱりここは絶海の孤島。

意外と色々な部品が入手できない事が日本全体の産業の発展のボトルネックになっている気がする。

 

ついでにリデューサーや継ぎ手も手配。

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 こちら試しに買ってみた、木工用ボンドを延ばす為のスティック。

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木工用ボンドを塗る時に、ボンドが出て来なくてボトルを振ったり、イライラする事がなくなる、木工用ボンドを入れる為の専用のボトル。

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フロアスウィープを自作してみた。

ほうきで床を掃いて、この吸い口に掃いて行けば、集塵機にゴミを吸わせるわけです。

床の掃除が楽になります。(^^)

穴は4インチ(100ミリ)

できるだけ風速を落とさない様にアールを付けて。

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自作の集塵フード/集塵シュラウドの数々(^^)

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こちらは、テーブルソーの集塵の為のフードを作っているところ。

テーブルソーのブレードのすぐ上にぶら下げたいので、ブレードや加工材が見える様透明のアクリルで製作しました。

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https://youtu.be/-lMSv0JPthQ

https://youtu.be/zTT3RFxUcU0

 

 

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こだわりの耳栓 ヘッドセット/イヤーマフ/耳栓の使用のススメ ヒアリングプロテクション 聴覚過敏・聴覚障害

ヒアリングプロテクション

dfvs 

 

カーオーディオ屋にとっては,耳はとても大切です。
(いや,誰にでも大切ですね。)

老人になると耳が遠くなるのは誰でも知っていると思いますが,

老人でなくても,聴覚は年齢とともに段々鈍くなり,特に高い周波数帯(高音)が徐々に聞こえなくなっていきます。

ちょっと前に話題になった,若者にしか聞こえない「モスキート音」なんて物がそれです。

もちろん個人差がありますが,50才以上ですと,超高周波数帯(超高音)はほとんど聞こえていないそうです。(>_<)

60才以上になると自分でもはっきりと自覚できるくらい耳が遠くなるようです。

若い頃から,騒音にさらされる環境だったり,質の悪い音を大きすぎる音量で聴いていると,10代でも聴覚に深刻なダメージを受けることが医学的に証明されており,以前私が住んでいたカリフォルニア州では,80年代から、特に高校生の質の悪いカーオーディオの大音量/爆音による聴覚障害が問題になっていました。

高校生が学校の駐車場でドッカンドッカン鳴らしていたんですが、歪みまくりの質の悪い音は騒音となり、聴覚にダメージを与えます。

一方、歪みのない高音質は、大音量でも快適なのです。(音楽ホールやコンサート会場など) 

 

自分が耳栓を使う様になったのは,実は,聴覚を守る為ではなく,ただ,自分の疲労軽減と、騒音を聴き続けるのがイヤになったから,だけなんですけど。

雑音って,実はすごく疲労の原因になるのです。

目と違って,耳は閉じることも冷やすこともできませんので。

 

最初に耳栓を使いはじめた理由は,飛行機に乗る時です。

私は飛行機の中では耳栓をして,アイマスクをして,首まくらを付けて,ダウンジャケットを着て,できるだけすぐに寝ます。
(長距離のフライトは、パジャマを着て乗るときもあるくらいです。)

次に,プールでの水泳で耳に水が入るのがイヤになったからです。、いまでは耳栓が欠かせません。 耳に水が入らなくて快適にスイミングできます。(^^)

 

今では,日常の騒音や環境ノイズにとても過敏になってきてしまい,長時間新幹線に乗るときも耳栓を使用します。

とても楽ですよー。

うるさいテレビもここ数年あまり見なくなりました。

内容のバカさに飽きたのと、CMと、お笑いやバラエティー番組の騒音が耐えられないからです。

テレビのニュースもできるだけ、見ないようにする事にしました。
知らなくても良い(知っても意味がない)ネガティブな情報ばかりだと気づいたからです。

 

自分のハーレーの爆音マフラーの音も,「V-TWINならではの最高のサウンドだぜ!」と思っていました(今でも思っています)が,正直うるさくて乗っていて疲れるのと,ちょっと恥ずかしくなってきた(実はこっちが主な理由)ので,最近ノーマルマフラーに戻しました。 
ちょうどいいサウンドで,実に快適です。(^^)

 

こちら,ノーマルマフラーの排気音。 https://youtu.be/oo8qq5DVRHM

こちら,レースマフラーの排気音。 https://youtu.be/cA45EJR6Oc4
https://youtu.be/FFzz2l1Ach8

 

 

日常生活の中では,心地よいミュージック以外はすべて

「聴く必要のない雑音である」

ということに気づきました。

これ、ぜんぶ若い頃はまったく気にならなかったことばかりです。(^_^;)
どちらかと言うと,クルマの排気音も,街のノイズも好きでした。

いまでは,「聞かなくて良いノイズは聞かない」ことにしています。

 

私は耳栓を愛用しており,ついに日常生活でも常時携帯するようになってしまいました。(^_^;)

歯医者さんでも耳栓をします。

マッサージ屋さんでも耳栓をします。

バイクでツーリングに行く時も耳栓をします。

サーキットを走る時はもちろん耳栓をします。

カーショーの会場やイベントでも実は耳栓をしています。(^_^;)

EMMA / IASCA などのカーオーディオのコンテストでジャッジをささせていただく時は,絶対に,審査時以外は耳栓をしています。

電車に乗ることは滅多にありませんが,乗る時は耳栓をするか,ヘッドホンで音楽を聴いてごまかします。

自宅でもホテルでも,寝る時に耳栓をすると良く眠れます。

耳は目と違って閉じることができないので,常に音を聴いちゃってるんですよね・・・。

 

そんな「耳栓オタク」の私が,長年かかってたくさんの耳栓を試した経験とノウハウを伝授します。✌️

まず,どんなに耳栓をしても,まったくの無音状態にすることは不可能で,聞く必要のある音は基本的に聞こえますので,聞こえなくて危険ということにはなりませんので,その辺はご心配なく。
ヘッドホンで音楽聴いてる方がはるかに危険です。

 

最初に気に入って結構長い間使っていたのは,このタイプ。
これ良く売っていましたね。

安くて,普通にいいですよ。

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次に,低反発系の,こんなヤツをが登場しました。

指でクニクニつぶして,耳に入れると,耳の中で膨らんで,フィットするわけです。

結構いいです。 MRI検査する時に病院でこのような使い捨て耳栓をもらいました。

ただ,遮音性能がイマイチですね。
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そして次に気に入って良く使う様になったのが,これ。
サイレンシア。

空港でもドラッグストア系でもよく売っていますので、比較的簡単に入手できます。
ケースが付いているのもナイス。
遮音性は上記2つよりも良く,フィット感も良い。
これも指先でクニクニつぶして耳に入れるタイプ。
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一方、全然ダメなのは,プラグタイプの,こういうヤツ。

耳にフィットしないし,痛いし,遮音性も非常に悪いし,泳ぐと思いっきり耳に水が入ってくる。
自分にはまったく合いませんでした。
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そして,次に使いはじめたのがこちら。
最初に使いはじめたタイプに似ています。
低反発系でもないです。
スポンジみたいなヤツです。

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こいつの特徴は,耳栓の中心に芯が入っていて,クニクニしなくても,一発で耳の中に押し込めることです!
一瞬で脱着できるのです。

これは画期的でした。

場所によっては,耳栓を入れる際に指先でクニクニしていると,
「この人なにやってんのかな?」って感じで、ちょっと恥ずかしい思いをする場面があるのですが,これならさりげなく一瞬で脱着完了です。

普段使いも便利。

ところが,残念なことに,耳へのフィット間が悪く,良く落ちるので,寝てる間に落ちて,良く無くすのです。
フィット感が悪いと,必然的に遮音性も悪いので,耳栓の性能としてはイマイチでした。

いまでは,あまり遮音性を重要視しないとき,サクッと脱着したい時に限って使用しています。

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そんなこんなで,最高の耳栓

これはいいぜ!

って,ヤツを見つけたのが,これです。

MOLDEX meteors

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低反発系で,先をクニクニ細くして耳の奥まで入れて馴染ませます。

このひょうたん型が,非常にフィット感が良いのです。

遮音性も抜群です。
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50セットとかで、大人買いしていました。(^^)

首からかけれるストラップ付きもありますが,自分にはまったく必要ありませんでした。

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そして,つい最近使用しはじめたのがこちら。

同じMOLDEX の製品ですが,MOLDEX の耳栓はたくさんの種類があり,遮音性能は同じ-33db でも,遮音する周波数が違ったり,色々あるのです。

つまり,低音を良く遮音するものとか,高音を遮音するのが得意とか,色々あるわけです。

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こちらの,MOLDEX GOIN’ GREEN は,低音から高音まで広い周波数帯で高い遮音性能を持っています。

MOLDEX で一番高性能かも?

NASCAR と書いてあるので,NASCARでも使っている耳栓のようです。

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遮音性能は,-33dbです。
(数値はあくまでも目安で,実際の使用感はかなり違いますのであてになりません。)
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ひょうたん型ではなく,色もランダムな柄が特徴。

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こうやってつぶして,耳に入れます。

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こちらのカモフラージュ柄も高い遮音性能なのですが,色的に部屋で落とした時に見つけにくいのでもう買わない。

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ちなみに,この手の耳栓はしばらく使うと汚れてくるし,低反発もへたってくるので,基本使い捨てです。

 

 

で,

仕事中も耳栓を使います。

耳栓と言うより,ヘッドセットって言うのかな?
イヤーマフ?
正式名称ご存知の方は教えてください。

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ルーターやテーブルソー、グラインダーなどの電動工具での作業は,「ギャイーン」って、ものスゴいでかい騒音が出ます。

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とても耐えられないので,耳栓&ヘッドセットを使用します。
保護メガネやグローブも絶対です。
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これでも,まったく無音になるわけではなく,電話の音も聞こえます。

耳へのダメージはかなり軽減されると思います。

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ヒアリングプロテクションを使用している,カーオーディオショップを見たことがないんですが,みなさん大切な耳は大丈夫なんですかね?(^_^;)

ちなみにアメリカでは,常識でした。
ってゆーか,たぶん先進国は法律で決められていると思います。

工作機械の騒音、労働環境における騒音による健康被害にはまだ無神経な日本。

 

 

 

さらに,

こちらは,サウンドセッティングをする時に使用する,ヘッドセットです。

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もう20年以上も使っています・・・。(^_^;)

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グラフィックイコライザーのサウンドセッティングをする時に,ピンクノイズと言う、音調整専用の音源を再生しながら調整するのですが,これが実際バカでかい音のノイズなんです。

ザーッってノイズを爆音(90db以上)で長時間再生しながら調整する必要があるので,車内でヘッドセットをして調整作業をします。

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BOSE のヘッドセットを愛用しています。

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このBOSE のヘッドセットは,音楽を聴く為のヘッドホンではありませんし,騒音現場用のイヤーマフでもありません。

本来は,飛行機のパイロットが遮音と通信の為に使用するヘッドセットです。

なので、AVIATION と書いてあるわけです。

本当はマイクも付いているのですが,必要ないので,ブッたぎってしまいました。

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このヘッドセットの特徴は,BOSE お得意の,アクティブノイズリダクションという機能を搭載していて,単に耳にフタをして遮音するだけではなく,ノイズを打ち消す音波を出すと言う技術です。

アクティブノイズリダクションとは,BOSE 博士が発明した技術で,人間に有害な周波数のノイズをセンサーが瞬時に識別して,ノイズと正反対の波形の音波を出すことで,選択した周波数のノイズだけを意図的に打ち消し,聞こえなくするというものです。

しかも,人間の声や警告音,電話の音など,聞こえて欲しい音だけは、判断して打ち消すことなく,よりクリアに聞こえるという技術です。

QUIET COMFORT など現行モデルのBOSEのヘッドセットも同じ技術で環境ノイズを消すようです。

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これで,聴覚の保護だけでなく,長時間のサウンドセッティングも、音ボケ/耳が麻痺、することなく,正確に音調整できます。

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MOTO GPが好きな人なら、ロッシがいつもこうやって耳に耳栓を馴染ませている動作を見たことがあると思います。(彼は色々神経質そうですからね。)

dfvs 

正直申し上げて、私は自分でも自覚している、結構な聴覚過敏なわけなのですが、;^_^ (小学生の頃は地獄耳と言われていました。鼻も無駄に利きます。)

走行ノイズはもちろん、異音や異振動のトラブルの早期発見、タイムアライメントのずれがとても気持ち悪く感じるし、かすかな音がどこから聞こえてくるかとか、ガラスに反射してくる音や各スピーカーの位相や音圧差の違和感やディストーションを敏感に気持ち悪く感じ取ってしまうことが、

仕事には役に立っているわけです。(^^)

 

 

 

耳栓ライフ,オススメですよ!

良い物だけを、勝手に選りすぐって,ゴリ押ししている,HOT WIREDです。(^^)

 

 

まめ知識:

180dB・・・カーオーディオでこの音圧なら世界一も夢じゃない!

150dB・・・db Drag カーオーディオの音圧コンテストに参戦している方々の音量。

140dB・・・ジェットエンジンの近く

100dB・・・電車が通るときのガード下・クルマのクラクション
90dB・・・大声、犬の鳴き声、騒々しい工場内
80dB・・・ピアノの音
70dB・・・掃除機の音
60dB・・・普通の会話
50dB・・・静かな事務所
40dB・・・静かな住宅地、図書館
30dB・・・ささやき声、深夜の郊外
20dB・・・木の葉のふれあう音 

 

 

 

 

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木工室の集塵システム改造の備忘録 配管/サイクロンなど

木工室の集塵システム改造の備忘録 

配管/サイクロンなど

長年木工室の集塵には悩まされている。

本格的なカーオーディオプロショップでは、配線や車両の作業だけではなく、実はかなり大掛かりな木工作業が必要になる。

木を切ったり、パテを削って成形して、加工機械からはとてつもなく大量の切りくずや粉塵が発生する。

床には切り粉や木片が散乱して、作業場全体が粉まみれのショップが多いのが現実なのだが、木屑やホコリは作品のクオリティーにかかわるし、何よりも作業する人間の安全にかかわる重要な事項なのである。

粉塵を吸い込む事で、深刻な健康被害の原因になる事は欧米では常識で、DIYのアマチュアでも、集塵システムに加えて、空気清浄機を入れている工房もめずらしくない。

 

ホットワイヤードには、既に集塵システムが配管してあり、4台のルーターは集塵スステムに繋がっている。

パテやFRPの成形で発生する粉塵は、専用の油圧換気扇

しかし、この数年で加工機械が増えた事や、もっと効率よく、完璧に集塵したいのだ。

できれば、切ったその場ですべて集塵して、完全なホコリレス工房を完成したい。

問題点はこんな感じ。

ルーターテーブルはもっと強力に吸う様にしたい。

テーブルソーも、上下で集塵して、発生する切り粉をすべて集塵したい。

チョップソー、マイターソー、高速カッターには、フードを作って、集塵したい。

ドリルプレスの集塵。

ジグソー

ずっと前からやりたかった、集塵システムのアップグレード。

つまりもっと良く吸う様にしたいわけだが、

マキタの集塵機に小型のサイクロンを取付けてみた。