カスタムビッグスクーターのオーディオカスタム ホンダ フォルツァ FORZA 250

ACGのオフィシャルページで、ACG中部のモーターサイクルクラスで優勝した,ホンダ フォルツァ が紹介されています。

詳細は,こちら!

http://hotwired.co.jp/gallery/bike_gallery/hayata_2006forza/index.html

 

 

https://www.facebook.com/pg/hotwiredjp/photos/?tab=album&album_id=1231201503589588

 

https://youtu.be/Gi3YkJiKobI

 

ホットワイヤードでは、1999年あたりから,あらゆるカーエレ機器をモーターサイクルに搭載する試みを続けいています。
まだiPodもない頃からMP3プレーヤーやカーナビ、DVDプレーヤーなどを搭載しました。

この、フルMTX搭載のビッグスクーターは、ちょっとお金かかったカーオーディオにも負けない高音質です。

EMMAやIASCAにもモーターサイクルクラスを作ってはどうでしょうか?(笑)

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https://www.facebook.com/photo.php?fbid=483574671727308&set=a.483571148394327.1073741857.106139776137468&type=1&theater

 

こちらでも,モーターサイクルのオーディオカスタムをご覧頂けます。

http://hotwired.co.jp/gallery/index.html#bike-gallery

 

 

MTX fully loaded.
sounds better than most of car audios.
we have been installing all kind of mobile media entertainment equipments on all kind of motorcycle since year of 1999.
its time for EMMA and IASCA to add a motorcycle class lol

 

 

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2013 ACG中部

2013.6.16

中部国際空港(セントレア)にて,ACG中部が開催されました。

当日のイベント画像はこちらでご覧頂けます。
https://www.facebook.com/pg/hotwiredjp/photos/?tab=albums

 

ホットワイヤードからは,6台のエントリーとブースの出展をしました。

去年は、バンコクモーターエキスポから帰ってきて,セントレアに8時に飛行機が着いて,そのまま歩いてACG中部に参加と言う強行スケジュールでしたが,せっかく日本に帰ってきたのに,暴風雨で,テントも骨が折れて吹き飛ばされてしまい,イベントは最悪でした。

今年は打って変わって,晴天。(^^)

暑い中,皆様ご協力頂きありがとうございました。

まったく無防備だった,腕と顔面が日焼けでひどいことになってしまいました。(T_T)

 

HOT WIREDブースは,こんな感じ。

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今回は,HOT WIREDから,DJ-IKUちゃんと,ダンサー4人を送り込んで,MTXのデモカーの上でGO GO ダンスをしてもらいました。(^^)

(バンコクの真似です。)

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エントリー車両は,以下の通り。

ユーノス ロードスター(ガールズクラス)

トヨタ bB  NCP30 (コンパクトクラス)

トヨタ bB QNC20 (パワーハイファイクラス)

ダイハツ タント (Kカークラス)

ホンダ CBR1000RR (モーターサイクルクラス)

ホンダ フォルツァ (モーターサイクルクラス)

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天気も最高で,エントリーされたお客様の,参加して頂いた,DJ、ダンサー,主催スタッフも,全員が楽しめた,楽しいイベントになりました。

 

フォルツァが,モーターサイクルクラスで1位を頂きました。(^^)
CBR1000RRが、2位を頂きました。(^^)

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さらに,NCP30 bBのお客様が、激戦区のコンパクトクラスで,3位!th_IMG_6076

このパフォーマンスはすばらしい!
ROCKFORD SAMURAI 
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さらに,QNC20 bBのお客様が、パワーハイファイクラスで,3位!

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6台エントリーで,4台がトロフィーを頂きました!
ありがとうございます!

ホットワイヤードでは,我々スタッフだけでなく,主催者も,エントリーされるお客様も,キャンギャルも,来場者も,全員が楽しめるイベント/カーショーの実現を目指しております。

一緒にイベントを楽しんでみませんか? 
興味のある方は,お気軽にご相談ください! 

(キャンペーンガールも募集中です!)

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次は,10月のACGお台場(ファイナル)です。

また,みんなで楽しみましょう!

ありがとうございました!

 

ACG中部が開催されました。

当日のイベント画像はこちらでご覧頂けます。
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世界で最も速度の速いサーキット トップ10

鈴鹿サーキットは、去年50周年でした。
コース全長は4輪で5.807m、2輪で5.821m。

F1も開催される,日本が誇る,本格的なインターナショナルレーシングサーキットです。

2輪の方が少し全長が長いのは,2輪はシケインが2カ所あるからだと思う。

シケインとは,速度が上がりすぎて危険になった箇所に意図的に作ったクランク状の小さなSの字カーブで,一旦そこで1速まで減速させることでスピードを落とさせる,安全対策である。

2輪は西コースにもシケインがあるし,最終コーナー手前のシケインも、4輪用のシケインよりも少し奥に2輪用の,よりきつい角度のシケインがあり,よりスピードを落とさせる設計になっている。

 

2015年からはホンダがF1に復活するそうで,やっと日本のメーカーがF1に復帰できる見通しになりました。
今は日本のメーカーががいないんですね・・・。(T_T)

2015年からは,バンコクでもF1をやるそうなので,きっと今どこかに、とんでもなくステキなサーキットを作っているのでしょう。

マレーシアもステキなサーキットがあるし,タイでもF1やるなら,もう日本なんか行かなくてもイイじゃん,
って言われないように、
がんばれニッポン・・・(T_T)

 

こちらは、ウェブで見つけた,世界で最も速度の速いサーキット トップ10を紹介しているページ。

http://www.mens-w.com/the-top-10-fastest-formula-one-tracks/6/

 

鈴鹿サーキットは世界で5番目のハイスピードサーキットだそうです。

平均速度が222キロだって・・・。

でもこのページの情報は少し間違っています。
情報が古いのか,コースレコードは、2005年のライコネンの1,31.54秒となっていますが,本当は2006年にシューマッハが出した,1’28.954秒です。
(2分28秒でも結構速いのに,あり得ん・・・)
トップスピードも320kmとなっていますが,今はたぶん340kmくらい出てると思います。
ちなみに,2輪のコースレコードは,2012の全日本ロードレース選手権で秋吉 耕佑選手が出した, 2’06.401秒。 
マシンは, HONDA CBR1000RR。

 

F1がどれほど圧倒的に速いか、おわかり頂けるだろうか?

 

 

SUZUKA CUIRCUIIT is the top 5…
the information needs to be updated…
the fastest record is not 1,31.54s by Kimi Raikkonen in 2005.
its 1’28.954s by Michael Schumacher in 2006.
the top speed of the track would probably gone up to 340km/h now also.

motorcycle by the way is 2’06.401s by Kousyuke Akiyoshi in 2012 with HONDA CBR1000RR.

 

 

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BUELL XB12S ビューエル エンジンオイル/ミッションオイル/オイルエレメント の交換

BUELL XB12S

ビューエルのオイル交換。

 

最近はめっきり出番の無い,ビューエル。

今週末急遽キャンプツーリングに行く事になったので,急いで準備しました。

記録を見てみると,去年の10月のキャンプツーリング前にオイル交換をしたきり、オイル交換をしていない・・・。

もう既に8ヶ月・・・。

基本的に,エンジンオイルは6ヶ月を目安に交換するべきとされています。または,3000キロくらい。

仮にまったく乗らなかったとしても、新品のオイルは、開けた瞬間から酸化が始まり,時間とともに劣化して行きます。

その為,性能を維持できる時間が約6ヶ月と言われています。

(6ヶ月以上オイル交換していないそこのあなた! オイルはエンジンをいたわる唯一の手段なのですよ!)

 

とは言え,前回のオイル交換から,3回しか乗ってないんですよ・・・。

うち一回は先月天気の良い日にちょっと市内を走っただけ・・・。

ディップスティックでオイルを見てみると,量はもちろんOKだし,まだ新品300Vの黄緑色のまま・・・。

 

そこで,キャンプツーリングの師匠に電話。

「わかってますけど,まだキレイだし,3回しか乗ってないから,エンジンオイル換えなくてもいいですか?」

師匠:「8ヶ月でしょ? 一回はロングツーリングで,2回目は鈴鹿サーキットでしょ?」

私:「はい・・・。」

師匠:「オイルってのはな・・・(以下省略)、エンジン壊れてもええなら,ええよ。(三重弁)」

私:「いやです。 今から急いでオイル交換します・・・(T_T)」

 

と,言うわけで,急いでオイル交換をしました。(^_^;)

 

オイルフィルターを交換する為には,アンダーカウルを外す必要があります。

アンダーカウルは,トルクスの27番のネジでとまっています。

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BUELLの特許のひとつでもある,UNDER SLUGGING EXHAUST(だったかな? 要するに,腹の下についているマフラーと言う意味)が見えます。 

マスの集中化(重いものをできるだけ一カ所に,できるだけ低い位置に集めること)に貢献すると考えられて設計されている,ビューエルのアイデンティティーのひとつ。

ちなみに,この特許はビューエルさんがハーレーと決別した時に,ハーレーに取られたままだそうです。(T_T)

装着されているのは,BUELL純正のレースマフラー。 
販売中止になったのが、2007年頃,メーカーが倒産したのが2010年。
現在は非常に入手困難。 
さすがはメーカー純正品,音も性能も最高。 
ってゆーか,これ以外の社外マフラーはどれも性能最悪、その上壊れる。(笑)
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で,そのマフラーの上にオイルフィルターがついています。
K&Nのフィルターは頭にスパナがかけられるようになっていて非常に便利なのですが,HARLEY純正のオイルフィルター同様、とても高いので,僕は勝手にTOYOTA用(しかも安い互換品)で,だいたい同じサイズのフィルターを使用しています。(笑)

カートリッジのオイルフィルターは、大きさがほぼ同じなら、パッキンの取り付け位置はほぼ同じで、後は長さは色々と有るのと、ネジのピッチの種類は二種類だけだそうです。 なので、ネジのピッチさえ気を付ければ、使用できるのがほとんどだそうです。(ほんとかどうかは知りません)

TOYOTA純正品番です。
90915-10001もしくは90915-10003。
ビッツ用 V9111-0101

ダイハツの16510-61A01。 

あと、日産の15208-53J00やスズキの90915-1001等も使用できるそうです。

マネして壊れたとか言わないでくださいね・・・。

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オイルのドレンボルトは,3/8インチサイズ。
ドレンボルトのマグネットには,いつもの通り,なぜか鉄粉がいっぱい付着。

こちらも,BUELLの特許になっている,スイングアームの中が空洞になっていて,そこがオイルタンクになっていると言う,わざわざ特許をとらなくてもたぶん誰もマネしないであろう,変態な設計。

うわー、まだキレイだよ,もったいない。(T_T)
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いつもと同じ,MOTULの300V 15W-50 を投入。 
もちろん正規輸入品。(安売りネット通販は大抵ニセモノなのでこだわる人は注意。)
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ダブルエステル。 このきれいな黄緑色がたまりません。(^^)

量は約2.4リッター。

なのでいつも3リッター買って,中途半端に余ってしまう,もったいない設計・・・。
HARLEY の V-TWIN 用のこんな固いオイルは,他のどのバイクにも使えないし・・・。
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続いてミッションオイルも交換します。
ハーレーのエンジンは,エンジンオイルと,ミッションオイルが別々に必要なめんどくさい,ローテク設計。
ミッションオイルのドレンボルトも3/8インチ。
ドレンボルトのマグネットには,いつもの通り,鉄粉がいっぱい付着。
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ミッションオイルは,抜く為のドレンボルトはありますが,オイルを入れる為の穴も,ディップスティックも無いので,ミッションケースの横の黒いふた(ネジ3本でとまっている丸いヤツ)を外して,そこから無理やり入れます。
量を計る手段は無いので,見た目で判断します。(^_^;)

油面が,ギアの下ギリギリになるくらいまで入れるらしい。
量にして約1.6リッター。

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サーキット走行の為に外した,自作のリアキャリアと,ビューエル純正のパニアケースを装着。
これが無いと,車載工具すら積めないBUELL。 車検証を折り畳んで突っ込むのがやっと。
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こちらもまだ3回くらいしか使っていない,ARAIのRX-7。
まったく同じヘルメットを買い替えたので,せめて違う色にしようと思ってガンメタを選んだのですが,やっぱりアルミナシルバーの方がカッコいいな・・・(T_T)
ARAIのステッカーを剥がしたら,急にかっこ良く見えるのは気のせいですか?

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オーダーメイドのARAIステッカー(威張りすぎのオリジナルよりふた回りほど小さくしてみました。)と,後ろにHOT WIREDステッカーを貼って,完成。(^^)
ステッカーは反射素材で作ってあるので,安全性も増してグッド!

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とりあえず,キャンプグッズをダッフルバッグにぶち込んで,キャリアに載せて。

着替えも積まなきゃだし,ガソリンも入れなきゃだし・・・。th_IMG_0148

明日6時起きだから早く帰って寝たいよー!

では,みなさまも良い週末を!

 

 

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カスタムカーオーディオにおける、FRP(グラスファイバー)の使用について

HOT WIREDでは,カスタムで,FRP(グラスファイバー)を多用します。

FRPとは,FIBER REINFORCED PLASTIC の略です。

水に強くて,軽くて強くて,カッコいい曲線のフォルムを作るのには最適な素材と考えています。

工夫次第で,ウーハーボックスや,ドアパネル,バイクのカウルなど,あらゆる場所に使用できる,非常に軽くて強い素材です。

強度に加えて,強力な防水性と,ある程度の弾力性も兼ね備えているので,スノーボードやサーフボード,釣り竿,釣り船、バスタブなど、色々なものを作る素材として使用されています。

水に侵される心配も無く,長期間長持ちするのも特徴です。

滑らかで美しい曲線美は,FRPの得意技のひとつです。

カスタムカーオーディオの製作でFRPを使用する場合,木とパテだけでは,表現できない,ラディカルな曲面を作り出すことができますし,木とパテの固まりで作ってしまうと,重くて走らなくなってしまっているクルマを時々見かけますが,FRPを使用することで,とても軽くて強いものが製作可能です。

 

デザイン面だけでなく,オーディオの性能面にも貢献します。

木とパテで作ったウーハーボックスは,表面は同じように見えても,中は四角い木の箱なので,容積が小さくしか製作できません。

同じものをFRPで作れば,変形のボックスが製作できるので,限られた自動車の車内で,容量をできるだけ大きく確保することができます。

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FRPは,ガラス繊維を樹脂で固めて,必要な強度が出るまで塗り重ねて積層していきます。

FRPの樹脂は,硬化剤を混ぜることで,化学反応を起こして固まります。(空気で乾かして固めるわけではありませんよ(笑))

樹脂やガラス繊維にも色々な種類があります。

ホットワイヤードで多く使用するのは,ビニルエステル樹脂です。

一般的なポリエステル樹脂も使用しますが,ビニルエステル樹脂の方が,収縮が少なく,変形も少なくて,硬化後も非常に固くて強いです。
でも価格がとても高いです。

 

FRPは,昔ながらの木とパテを使って成形する方法に比べると,非常に手間がかかり,うまく成形したり,型を製作するのに多くの手間とコストがかかり,薬品の扱いもむずかしい為,製作には特別な設備,ノウハウ,技術が必要となります。

なので、カスタムカーオーディオでFRPを使用するショップさんは今でもまだ,とても少ないです。

固いので,くぎを打つことはできません。

ビスも基本的には効きません。

車内でFRP樹脂をこぼしたりしたら,取り返しのつかないことになってしまいます。(^_^;)

ガラスの繊維ですから,カットする為には特殊な工具が必要になります。

工具への攻撃性が高く,すぐに歯が切れなくなってしまいます。

木工用のブレードでFRPを切ってしまうと,歯がダメになってしまいます。

硬化前のガラス繊維は,普通にはさみでカットできますが,普通のはさみやカッターを使用すると,すぐ切れなくなってしまいます。基本的に,はさみは使い捨てです。

ガラス繊維は,その名の通り,硝子でできていますので,素手で触ると,チクチクします。(つまり皮膚に刺さっているわけですね。)

ガラス繊維をカットすると,粉が空中に舞ってキラキラときれいですが,これも硝子ですので,皮膚に付着すると良くないですし,目に入っても良くないですし,一番気をつけなければいけないのは,これを吸い込まないようにすることです。

固まったあとのサンディングの時に大量に発生する削り粉や切り粉も同じく吸い込んではいけない危険な物質です。

肺に付着したガラス繊維は,基本的に体内に吸収されることなく,長期間人間の肺を侵し続けます。(発ガン性が有るとも言われています。)

なので、FRPの作業をする時は,耐薬品ガスマスクやゴーグル,グローブを使用して武装します。

固まったあとのガラス繊維は,特に要注意です。手に刺さります。

もちろん樹脂も化学物質ですので,ニオイがきつく,当然、吸い込んで体に良いことはひとつもありません。

樹脂の扱いも非常に厄介で,服につくとそのまま硬化してしまいますので,服もダメになってしまいます。

髪の毛についたときななど,悲惨です。(泣)

樹脂を洗い落とす為には,「アセトン」と言う薬品を使用します。

これが,ポリエステルや,ビニルエステル、エポキシなどの樹脂を洗える唯一の薬品なのですが,単に洗えるだけではなく,強力な脱脂材としても使えるのですが,アセトン自身も非常に強力な薬品なので,プラスチックなどは溶けてしまいます。

クルマの塗装も侵しますので,取り扱いは要注意です。

このような強力な薬品で手や腕についてしまった樹脂を洗うのはちょっと怖いですね。(T_T)

 

そして,ガラス繊維の代わりに,カーボンやケブラーといった炭素繊維を使用すると、いわゆる「カーボンファイバー」を作ることができます。

カーボンファイバーのきれいな折り目は,透明な樹脂を使用することで,中のカーボン繊維が透けて見えているので,あのように見えます。

繊維を升目状に織ってある理由は,より強度を出す為です。
平行に織ってあるものが一般的ですが,材料としては,斜めに織ってあるものも存在しますし,折り目の大きさ、繊維の厚みも色々あります。

作り方は基本的に同じですが,カーボンやケブラーは,ガラス繊維よりもさらに軽くて強くて固くて,高性能なのですが,その分取り扱いはさらに厄介で,工具や人間への攻撃性もさらに強く,非常に扱いにくくて,素材自体もとてもに高価な為,ガーボンファイバー製の製品は非常に高価なわけです。

F1マシンなどは,クルマがほぼ丸ごとカーボンで製作されています。

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近くでよく見ると,その細やかなデザインと機能美に圧倒されます。IMG_1097 IMG_1099

必要だからそこにその形のものがあり、必要のないものは一切ついていない。

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MOTO GPマシンもカーボンがイッパーイ。
こちらはロレンゾのヤマハのマシン。
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で,こんなステキな動画をYOUTUBEで見つけたので,ご紹介したいと思います。

これだけの手間とコストをかけて,超軽量なスポーツカーを製作したら,このクルマは一体いくらで販売されるのでしょうか?

YouTube Preview Image

 

 

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